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ずっと一緒にいたいから!〜明華の過去編〜(1)
病んでます。
〜あらすじ〜
ずっと一緒にいたいから!の明華が、今のようになるまでの経緯を書いた、サブストーリー。
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登場人物
今田明華(いまだめいか)
和乃泉(わのいずみ)
桜風美琴(おうふうみこと)
槙野菜沙(まきのなずな)
椚楓(くぬぎかえで)
あれは…。寒い日…。多分、気温は過去最低だった。ニュースはあまり見ていなかった。それまで、耐えてたことが、一気に辛くなって、死にたくなってしまった日。記憶が曖昧なのはきっと、寒さのせいだ。そんなふうになってしまった私を救い出して、助けてもらって、今になるまでの、長い、けど短い、4年間のお話。
数年前
私はまともに小学校というものに通っていなかった。近所の子が、赤いランドセルや、紫色のランドセルを、時々見せに来てくれるその時間が幸せだった。学校で一度酷い扱いを受けた私は、学校になどいかず、母や父の召使として、働かされていた。
昼は、7時〜12時まで午前の店を開店して、それから、12時から1時までに家事と昼食を済ませ、1時30分から夜の8時まで、午後の店を開店。そして閉めた後は、すぐに夕飯を作って、残り物を食べてから、食器洗いをし、母から頭は悪くならないように出された宿題を淡々とこなし、午前の2時ぐらいにねて、5時に起きて、2時間で朝食と掃除を済ませ、1回目の洗濯機を回す。そんな生活を、なんの疑問も持たずに送っていた。そりゃあ近所の子からも評判は悪くて、石を投げられたり、いろんなところを引き摺り回されたり、叩かれたりされたけれど、当たり前だと思っていた。私は、それが普通だったからだ。
ある日、近所のある子が、こんなことを言った。
「おねーちゃんは、どうしてそんなふうに学校に行かないの?変だよ。」
私は、顔が固まった。その日は、早く店を閉めた。そして、中に入らずに、家を飛び出した。後ろでゴロゴロと音が鳴る、ざああああという大きな音が聞こえて、私の涙は、誰にも見つからずに地面に落ちていった。その時に私は思った。この世に神様なんていない。私の涙を拭ってくれるような、優しい神様は、存在しないんだ。この世にいるのは、いつだって、無責任で、身勝手で、わがままな人間と、何も知らない動物、動かなければ、喋らない、植物だけだ。私の信仰してたものなど、何一つ無意味だったのだ。
息が上がってきた。もともと運動をしてこなかった私に、ここまで遠く走るのは重労働だったようだ。走るのをやめて、地べたに座り込んだ。人気のない路地だった。あたりは、一面濡れていて、寒かった。
今まで、ざああああーと音を立ててた雨が、急に静かになった。ふと上を見上げると、白い雪が降ってきた。静かに、そっと、ふわふわと舞うその姿を見て、なぜか、止まった涙が溢れ出してた。人間なんて信じられない。自分も信じられない。いったい、何を見て、何を信じて、歩けば良いのかわからない。もう、死んでしまう。指先の力も入らなくて、何も感じなくなって、そうおもったとき、
? 「君、大丈夫?」
そこで出会ったのが、泉だった。
泉 「君、頭おかしいんじゃないのー?こんなさっむい日に地べたに座り込んで、この辺の子じゃないでしょー?」
「もう…いいんです…」
泉 「いいわけないでしょ。ほら、立って。さすがに俺もこんな子を見捨てるほどバカじゃないから、少しくらいは一緒にいてやってもいいから。」
そう言って泉は私の手を引いた。