公開中
ストーンフェアリー第3話
話しかけられた途端黒瀬くんの顔が引き締まった。
「先程はありがとうございました。しかしあなたは誰でしょうか?
見覚えがない顔ですが。」
黒瀬くんも見たことないの?じゃあ誰?狼たちが私たちの前に出て唸り始める。
「あら、失礼自己 紹介が遅れました。私は花の守り人。花森るると申します。」
お花の守り人さんもいたんだ!
「花の守り人さん!初めまして。私は宝石の守り人、白石瑠璃と言います!
この人はパートナーの黒瀬くんです!よろしくお願いします!」
「今代の宝石の守人。従者の黒瀬です。ところで花の守り人様、従者はどこへ?」
黒瀬くんの問いかけを無視して花の守り人さんは話し続ける。
「精霊さんにご飯をあげるのが先じゃないかしら。」
「確かに!精霊さんも多分お腹空いてるもんね!ありがとうございます!」
ペットフードを用意しようとすると黒瀬くんはそれを手で制した。
その間にも黒瀬くんは花守さんをどんどん壁の方に追い詰めていく。
「お答え願います。花森様。従者はどこに?あなたの安全のためでもあるんですよ?」
長い長い沈黙の後、やっと花の守り人さんは口を開いた。
「さぁね!どこかに行ったんじゃない?」
とてもよく響く声だった。一見明るく言ったように聞こえるが、
その声には寂しさが混じっていた。
花森さんは、ずっとそれから1人で頑張ってたんだ。
泣きたくても、悲しくても、寂しくても。ずっと1人で・・・・
どう声をかけたら良いか迷っているその時だった。
精霊さんたちが鳴き出し始め、どこかの方向へ走っていく。
3人は同時に顔をあげ、走り出した。
「食われてる人がいる!大急ぎで行くぞ!花森様!」
「えぇ私も行くわ」
大急ぎで走り出す。10分ほどたっただろうか。
すると精霊たちはやっと足を止めた。
そこには、喧嘩をしている人たちがいた。
「ここは、俺が先に座ったんだよ!!」
「いや、俺が先に座ったね!!早くどけよ!」
うわ〜すごくどうでもいい喧嘩してる。
「瑠璃。早く終わらせよう。見るだけ無駄だ。」
「うん・・・」
「そうですね・・・まぁ何もなくてよかったじゃないですか!
怪我人も出てないわけですし」
すかさず花森さんがフォローを入れる。
「早く終わらせちゃいましょうか。」
『白石瑠璃の名にかけて!お守りくださいサファイアの妖精よ!』
いつも通り霧が晴れた。片方だけ。
「花の妖精も暴走してるのか!?やけにめんどくさい奴らだな・・・」
「まぁまぁ!ちょうどここにいるわけですし、早く終わらせちゃいましょう!」
『花森るるの名にかけて!ガーベラの妖精よ!私に力を貸しなさい!』
今度こそ2人の霧が晴れた。
ていうか、花の守り人さんすごすぎでしょ・・・
るるさんはずっと1人で戦ってきたんだもん
「るるさんっ!あなた強すぎないですか!?」
「ふふ。小さい頃からやっているから。瑠璃さんもきっとできるようになるわ」
「優しい〜。頑張ります!話がかわるんですけどその指輪はなんですか?
すっごく可愛い〜!!」
「これ?これはね、能力を扱うための指輪。
これなしでお役目をやると力が暴走しちゃうの。瑠璃さんはそのネックレスね。」
・・・・能力が暴走?それって・・・いや、気のせいだよね。
「へぇ〜他にも私たちと同じような守り人さんはいるんですか?」
「えぇ。私たちの他にも、『星の守り人』、『月の守り人』、『太陽の守り人』、
・・・これ以外にもたくさんいるわ。」
私が言葉を紡ぐ前に、事件は起きた。
「「あっ!!みーつけたっ!!」」
さぁ最後のは誰やろうなぁ?
ちなみに事前に書いてあったのはここまで!ここからは書き上げてくぞ〜!!