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11話 虹桃学園
Yomogi
あれから数日。
制服やら書類やらでわっちゃわっちゃし、今日ついに、編入の時を迎えました。
雫「緊張するぅ・・・。」
じゃぱぱ「大丈夫だって!」
のあ「何があっても、私たちがついています。」
こ、心強い・・・。
でも・・・。
雫「学園広すぎない?この家もまだ覚えられてないのに・・・。」
たっつん「この家もあの学園も、覚えれたほうがすごいわ。」
ゆあん「俺もこの前、みんなにおいてかれて迷子になったから。」
シヴァ「それはゆあんくんが悪かったでしょ。」
どぬく「ずっと寝てたんだから。」
あら、それは悪いわ。
でも寝ていなくても忘れそう。
雫「てか、職員室ってどこ?普通の地図なら読めるのに、こういう建物の地図だけは読めないんだよね・・・。」
うり「俺はどっちも読めねーな。」
えと「そこまではうちらがついていくから大丈夫。」
なおきり「僕たちについてきてください!」
おぉ、なんと心強い。
でも、のあさんやえとさんとかと違って、なおきりさんはちょっと心配。
すぐあやふやな道案内してきそう。
雫「何事もないといいけどね・・・。」
もふ「何事も起こさせないから大丈夫。」
るな「生徒会の権限ってものすごいんですから!」
生徒会・・・。
そういやそんなのに入ってるって言ってたよね。
ということは、学園内では結構お偉いさん?
発現とか、関わり方とか気をつけないとな。
ガクエンニトウチャク
雫「でっけぇ・・・。」
地図とか、画像とかたくさん見ておいたけどさ、いざ来てみるとこの威圧感。
なにこれ、もしかしたら大気圏突破してんじゃない?
じゃぱぱ「雫ー?早く行くよー。」
雫「はーい。」
ショクインシツニトウチャク
ここまで誰も迷わずに来ちゃったよ。
本当に、慣れって怖いわ。
コンコンコン🚪
虹桃兄妹「失礼します。」
?「おぉおぉ、生徒会が全員揃って職員室になんのようだ?」
たっつん「くーちゃんや!」
空「くーちゃんじゃない、空先生だ。・・・お!お前が噂の編入生か。」
そこまで噂になるか?
体育系だけど、そこまでグイグイこない優しい先生ってイメージ。
こういう先生は、結構生徒からの信頼アツそう。
雫「はじめまして、虹桃雫といいます。」
空「俺は|空大気《そら・だいき》だ。こいつらの担任をやっている。それにしても、家族でありながら、なぜうちの学園に来なかったんだ?仲良くうちに来ればよかったのを。」
雫「あ、えっと・・・親が再婚して・・・。」
いきなり踏み込んできたぁぁ。
素直に答えちゃったけど、別に大丈夫だよね?
さっき生徒からの信頼がアツいとか、グイグイこない優しい先生とか言ったけど撤回します!
意外とズカズカと入ってきたよ、この先生!
空「おっと、それは失礼した。俺のことは気軽に空先生と呼んでいいぞ。」
それも撤回します(人´∀`).☆.。.:*・゚
めっちゃ優しいじゃん・・・。
そういうの気にしないのって素晴らしいや。
ゆあん「くーちゃんって呼びな。」(小声)
おっと、なにかゆあんくんが吹き込んできたぞ?
とりあえずそれで呼んでみるか。
空先生のあだ名っぽいし。
雫「えっと・・・くーちゃん、先生?」
虹桃兄妹(ー雫)「ブッ」
シヴァ「いろいろwおかしくなってるwww」
どぬく「あーお腹痛いwww」
うり「普通そこに先生つく?www」
( ^ω^)オッウケタ
空「ゆあんがなにか吹き込んだな。よし、放課後職員室に来い。」
えと「あるあるな表現。」
ヒロ「どんまい、ゆあんくん。」
ゆあん「終わった。」
これはゆあんくんが悪い。
そして俺の無関係感マシマシの演技。
ゆあんくんにだけ罪をなすりつけることができる、俺の技術を褒めてほしい。
キーンコーンカーンコーン
雫「げ、もう授業?」
なおきり「いや、これは予鈴です。」
もふ「うちの学園は時間に厳しいから、授業の5分前と2分前に予鈴がなるよ。」
るな「予鈴は初めてですか?」
雫「鐘自体は鳴ってたけど、予鈴はテストの時以外鳴ってなかったな。」
しかも、授業開始もあわせて3回も鐘を鳴らすとは。
いくら時間に厳しくても、少し厳しすぎではと思う。
まあでも、遅れるよりかはいいかな。
空「今日は4時間授業だけど、せっかくだし雫は校内をまわったらいい。」
雫「無理無理無理無理。」
多分開始3秒で迷子になる。
それプラスコミュ障だから人に聞くっていうのも出来ない・・・。
じゃぱぱ「大丈夫!俺達も一緒にまわるからさ。」
のあ「紹介したい場所もたくさんあります!」
雫「本当!?助かる!」
キーンコーンカーンコーン
たっつん「もう2分前のチャイム鳴ったで!」
ゆあん「急がないと!」
シヴァ「走れー!」
空「おい、廊下は走るな!」