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人妖混血の異能戦線 〜四〜
な、なんだと!?焔目線・・・。壱から四まで焔目線とは・・・!!!!!!!!!???????
僕は|乙未《おとみ》先生に最下位階級のドアを開けてもらった。・・・ドアの中は地獄であった。
どデカい炎が舞い、変な・・・そしてヤバそうな妖魔みたいなのもいるし・・・ん?部屋の隅に“誰にも気づかれなさそう“なところに座っている女の子がいた。一応僕は13歳・・・あの子は10歳とかかな・・・?僕は炎とか妖魔みたいなのに気をつけながら女の子の元へ行った。
焔「あの・・・こんなところに座ってて大丈夫?」
僕は女の子に手を伸ばした。・・・その直後。僕の伸ばした手は女の子の手で“振り払われた”
???「手を伸ばさないで!!!」
焔「っ・・・!?」
僕は驚いたと同時に、思い出した。僕がガルパス先生に急に叫んだことを・・・。その時の僕と“同じ”感じがした。
焔「・・・君の名前は・・・?」
僕は恐る恐る聞いてみた、また叫ばれるかどうかが不安だったからだ。
正華「・・・|夕桜《ゆうざくら》|正華《せいか》・・・」
正華ちゃんと言うらしい。正華ちゃんは僕を警戒しながらも名前を言ってくれた。
焔「正華ちゃん・・・君はなんでこんなところにいるの?」
僕は正華ちゃんが怖がらないように、優しくふんわりと声をかけた。
正華「私の「異能」は・・・『治癒』なの」
ち、治癒!?めっちゃすごくない・・・?だって、怪我した人を治せるんでしょ・・・?僕の異能とは大違いじゃん・・・!
焔「すごいじゃん!」
正華「違うの・・・」
焔「?」
正華「治癒を一回使うと・・・気絶するの」
焔「っ!!」
僕は「気絶する」と聞いた時・・・僕と同じ、と悟った。僕の異能__拒絶反応も力を出そうとすると吐血し、気絶する。僕の異能と同じで異能を使う時の”デメリット“の方が大きいんだ・・・。
正華「だから、治癒は使わないようにしてるの・・・!!」
正華ちゃんは、そう言いながら正華ちゃんの顔から一粒の涙がこぼれ落ちた。
焔「・・・怖いんだよね」
正華「っ・・・!あなたに何がわかるの!?」
正華ちゃんは顔をあげて、僕のことを睨みつけてきた。その顔は、涙でぐちゃぐちゃになっていた。
焔「・・・」
僕は正華ちゃんの睨みつけをしっかりと受け止めていた。少し経つと、正華ちゃんは諦めてまた下を向いた。
正華「__何がわかるって言うのよ・・・__」
正華ちゃんは小声で言った。けれど、僕はその言葉をしっかりと聞いていた。
焔「僕の異能は|拒絶反応《アレルギー》」
僕は僕の異能のことを正華ちゃんに話し始めた。
焔「この異能はね・・・力を使うと吐血し、気絶する」
正華「っ!?」
正華ちゃんは顔を上げた。僕の異能のデメリットを聞いたからだろう。けれど、そんなことには気にしないで僕は話を続けた。
焔「僕の異能で出来ることは、せいぜいマッチの火を消すくらい・・・」
正華「・・・」
正華ちゃんは黙ったままだった。
焔「だから・・・正華ちゃんだけじゃないんだよ」
僕が言い終わったら、正華ちゃんは下を向いた。正華ちゃんの顔から大量の涙が地面に流れ落ちた。
正華「私・・・だけじゃ・・・なかったの?」
焔「そうだよ、正華ちゃんだけじゃない」
僕は優しい声かけをしてあげた。正華ちゃんはそのまま泣き続けた。