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携帯恋話 2
@Lie歌_15↓
「そういえばさ~この前買った服、君のお気に入りのあの靴に似合うと思うんだ~」と言って君が話始める。私は「確かにね~」と返す。でもね、知ってるかな?この前会った時、君が買ってくれたのは服じゃないの。イヤリングなんだよ。それすらわからなくなってるってことは、三股以上してるってことなのかな。信じたくないけど、もう確証に代わってる。思い出と今をつなぐラインが解けてきてるんだね。一人きりにも慣れてしまったのも、心が痛いのも何かの手違いだと思いたい。いつまでもささくれ立つ心が、なかなか止まってくれない。もっとうまく隠しなよ。どうせなら最低な言葉で私の恋を壊してほしいよ。なのに変なところで優しいから、おかしくなりそうなの。苦しいよ。通話が終了しましたという画面を確認する。ちくたくちくたくと秒針が奏でる音すらも心地悪く聞こえる中、私は君の名前をLINEで探した。LINEでトークしたのが三か月前だから相当下のほうにあったせいで、なかなか見つからなかったけど。ちくたくちくたく鳴る中私は君に起きてる?と送信した。既読はつかない。またそうやっておやすみになったふりをするんだね。
・もういっか。
・もういいよ。
この言葉が言えたらどれほど楽だったろう。
履歴にないような「愛してる」はもう要らない。
断ち切ってしまおう。
次がラスト