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夏の予感
こんにちは、lilyです。.:*:・'°☆
夏祭りの様子、是非ご覧ください👀
🐱
今日は湊くんと夏祭りに行く日。
気合いを入れて浴衣も着ちゃったけど、
大丈夫かな?
待ち合わせ場所に向かうと、
彼の姿を見つけた。
「ぉ、おまたせっ!」
無言でじっと見つめられる。
「どうしたの…?」
「いや…浴衣、可愛い」
「あっ、ありがと…」
一気に顔が熱くなる。
ぎこちないまま屋台へ回った。
「あれ欲しいな~」
射的で好きなキャラクターの
ぬいぐるみを見つけた。
「やってみる?」
「でも取れないよ…」
「俺に任せて」
彼は鉄砲を構えて景品を狙う。
パンッ!一発で撃ち抜いた。
「はい、あげる」
「悪いよ…いいの?ありがとっ!」
なんでこんなに優しいんだろう。
🐺
花梨の笑顔に胸がいっぱいになる。
ダサいところを見られなくて良かった。
「これ食べたい!」
その後は焼きそばやたこ焼き、
りんご飴やかき氷を食べた。
「そろそろ花火始まるよ」
人ごみで中々進まない。
気づけば花梨と離れていた。
「花梨、こっち」
指を軽く引き寄せた。
「迷子になるよ?」
「子供じゃないからっ」
熱いのは気温のせい。
🐱
河川敷で花火を見る場所を探す。
「痛っ…」
「花梨?どうした?」
下駄で擦れて足から血が出ていた。
「ちょっと見せて」
ちょっとシンデレラみたい。
そして絆創膏を貼ってくれた。
「ごめんね…」
「俺はいいから、大丈夫?」
いつも私ばっかり。
その時、ドーン!と花火が上がる。
「うわぁ、綺麗…」
照らされた彼の横顔に釘付けになる。
一緒にいられるって、幸せ。
「花梨、あのさ…」
湊が言いかけた言葉は、
花火の音に書き消された。
🐺
「あれ?湊くんっ!」
帰り道、桃が駆け寄って来た。
女子数人で来ていたらしい。
「何?」
その時、花梨が走り出した。
「花梨!」
「えっ?花梨?」
慌てて追いかけると、
彼女は複雑な表情をしていた。
「どうした?」
「二人でいるのを見られたら、恥ずかしくて…」
デートだと思われたら嫌なのか。
まだ距離は縮まってない?
こうして微妙なまま別れた。
ご覧いただき、ありがとうございました🙏
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