公開中
甘い約束
こんにちは、lilyです。.:*:・'°☆
久しぶりですが、是非ご覧ください👀
🐺
部活終わり、昇降口で花梨に会った。
「花梨、一緒に帰る?」
「いいよ!久しぶりかも」
他愛もない会話でも、
二人で過ごすだけで楽しい。
「もうすぐテストか~」
花梨が呟く。
「また勝負する?」
同じクラスだった頃は、
負けた方がお菓子を奢っていた。
「勝てなそう…でも、頑張るから!」
ガッツポーズをした花梨が可愛いくて、
頬が勝手に緩んだ。
🐱
数学後の休み時間、思わずため息を溢した。
「どこか分からない?教えるよ」
すると前の席の山田くんに声を掛けられた。
「なんでこの式になるか分からなくて…」
「なら、放課後に図書室で勉強する?」
「いいの!?」
そして放課後、図書室の窓際に並んで座る。
「この公式を使えば…」
「凄い!じゃあ次の問題は…」
教科書を見ようと身を乗り出した時。
「「あっ」」
肩が軽く触れて、咄嗟に離れた。
「ごめん…」
「僕こそ」
気まずくなって集中できなくなった。
🐺
花梨が山田と図書室に入る姿を見て、
正直嫉妬した。
だから花梨には勝って、次は自分が教えたい。
不安な気持ちでテストを受けた。
部活終わりに結果を言い合う。
「せーの!403」「418」
「負けた~」「勝った~」
奢らせるのは申し訳ないが無事に勝てた。
「今日コンビニ行こ」
「しょうがないなぁ」
本当は一緒にいる時間が増えただけで嬉しい。
🐱
「俺、このアイスにする」
「バニラかチョコか…う~ん、バニラ!」
湊くんとコンビニでアイスを選ぶ。
「やっぱこれのチョコにしよ」
「えっ、なんで?」
「それは~食べたいから?」
私が支払うと、公園のベンチに座った。
「じゃあ、いただきまーす。うまっ」
「ん!美味しい~」
「ねぇ、俺の一口食べる?」
「いいの?」
「奢ってもらったからね」
これは間接キス?ただの優しさ?
ってか私が迷ってたアイスに変えたのって…
期待しちゃダメなのに。
心がアイスのように、甘く溶けた。
「テストで勝ったから、お願い聞いて?」
「何?」
「一緒に夏祭り行こ」
「行きたい!」
つい嬉しくて大きい声が出た。
夏休みも会えるなんて楽しみだ。
ご覧いただき、ありがとうございました🙏
感想のコメント、お待ちしてます💬