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君のことが嫌いだよ。 ep.2
夏休みの課題で読書感想文が必修課題なんだけどw
助けてください(切実)
やっぱ嘘です自分で書きます(は?)
部活見学とか体験入部とか色々あって、吹奏楽部に正式入部することになった。
入部した1年生は私を含めて全員で15人。
その中には|尾瀬《おぜ》や、小学校が同じだった子も数人いた。
そして今は、自分が担当するパートを選ぶために全種類の楽器を
試し吹きさせてもらっている。
運が良かったのか(?)私は全種類の楽器で音自体は出すことができた。
実は私は理由があって吹奏楽部に入った。それは、フルートが吹きたかったから。
正直一番吹けたのはフルートだったし、周りもあんまりうまくいっていないっぽい。
これは可能性あるのでは?
私が他の1年生たちを見回していると、クラリネットが上手い女子がいた。
私なんかと比べ物にならない。いや、私なんかとその子を比べちゃいけないか。
その子は私の視線に気づいたのか、私の方に来た。
うわ、近くで見るとすごく肌が綺麗…いや、シンプルに美人。
メガネをかけていなかったらもっと顔が整って見えるんだろうなぁ…
でも私も視力は良くはないから共感できて、無理にメガネを外せとは言わない。
「初めまして、私は|永野《ながの》 やよい…」
「えっと…私は、|楓原 結梨《かえではら ゆうり》です。クラリネット、上手だね。」
私がそう言うと、永野さんが目をキラキラさせて言った。
「え、本当に!?私、クラリネットが吹きたくて吹奏楽部を選んだから!
嬉しいなぁ…!ありがとう!」
笑顔が眩しい…尊い…
「私も、フルートが吹きたくて入ったんだ。だから、その…頑張ろうね!」
滲み出る隠キャ感…こういう時は隠キャだってことを少し後悔する。
永野さんのことを知った次の日。
休み時間に私がトイレに行くと、永野さんが前に並んでいた。
「楓原さん、やっほー」
「ふふ、やっほー、永野さん。」
永野さんは1人だった。
女子って友達と一緒にトイレ行く人が多いから、少しそのことを意識してしまった。
「楓原さん、他の友達とトイレ行ったりしないの?」
同じことを考えていたのか、永野さんにそう聞かれた。
「私は…わざわざトイレ行くのに友達と来る必要あるかって面倒なのと、
シンプルに友達が少なくて…あ、反応しづらいよね。」
「いやいや、私もそう。…中学校になるタイミングで引っ越してきたから。」
だから1人だったのか…!
「そうだったんだ。永野さん綺麗だからそのうち人気出ると思うよ?」
「そんなことはないよ!あ、トイレの順番来た。
微妙なところで終わっちゃうけど、また休み時間話さない?次は廊下で。」
「もちろん。」
「やったぁ…!じゃあね!」
永野さんといると、春菜と一緒にいるのとはまた違う楽しさがある気がした。
トイレを出て教室に戻ろうと教室のドアを開けると、
同じタイミングでドアを開けようとしたのか尾瀬が出てきた。
「ひっ…!」
まずい、なんか気持ち悪いリアクションをした気がする。嫌われるかも?
すると、尾瀬は急に笑い出した。周りが気にならないくらいの小さな声で。
結構気遣いできる人なんだな…
私が教室に入ると、尾瀬が話し出した。
「何そのリアクション…w僕って楓原さんから見た時そんな怖がられてた?w」
「いや、反射的に…その…ごめん。」
「全然謝らなくていいのに…w」
…さっきまで永野さんと話せててすごく嬉しい気持ちだったのに、
今こうやって尾瀬と話していると、恥ずかしい。
私のこの嬉しい気持ちを塗り替えやがって…w
「そういえば部活見学の時、尾瀬さんじゃなくていいよって言ってたけど、
何て呼べばいいかな…?」
「んー…何って言われると難しいけど、尾瀬とか、樹とか?
フレンドリーに呼んでもらえた方が嬉しいや。」
急に呼び捨てって難しいな…尾瀬って犬の擬人化…?
「自分で決められないから、そっちに決めて欲しいかも…?」
「え…?じゃあ、|樹《いつき》って呼んで!」
よりによって苗字じゃなくて名前の方か…!聞いて損した…
「それなら、樹で。私のことは何でもいいよ。」
「楓原さんって自分のこと決めるのちょっと苦手?」
「んーそうかも。自分のことが一番どうでもいいというか…」
「まあ、そういう人もいるかぁ。
で、呼び名ね。えっと…名前、結梨だよね?結梨でいい?」
よく会って1ヶ月も経ってない人に対してそんな呼び方できるな…
愛実にも初対面でちゃん付けされたけど。
「いいよ。」
「あ、もうすぐ次の授業始まるな…じゃあ。」
「うん。」
男子に名前で呼び捨てされるのって久しぶりだな…
引っ越した幼馴染…|氷川 瑞稀《ひかわ みずき》には結梨って呼ばれてたな。
瑞稀は今、どうしてるかな…
うぇーい(?)
キャラクター多くて申し訳ないですね
(しかも誰についても深掘りできてない)