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君のことが嫌いだよ。 ep.3
友達のLINEのアイコンが手書きイラストになってていいなあって思ったけど
別に私は自分で書いたイラストをアイコンにしようとは思わなかったんだよなぁ…
(アイコンにできるほど自分の画力に自信はない)
意味のなさすぎる話でまえがき書いててごめんなさいw
中学校生活が始まって1ヶ月が経った。
偶然部活が終わるタイミングが同じで、春菜と私はその日一緒に帰ることになった。
結局、春菜と愛実は2人とも陸上部に入ったらしい。
「陸上部、楽しい?」
「先生がスパルタなんだよねー…西山先生とか!」
「大変そう…無理はしないでね?」
「それはゆーちゃんもだよ!」
大丈夫、私は楽しくやれてるよ、多分。
あれから永野さん…やよいとも仲良くなれたし、|鈴木 夏音《すずき なつね》って子とも話してる。
少しだけ、樹とも仲良くなっただろうな…
「話変わるんだけどさ、ゆーちゃんは愛実のことどう思ってる?」
どう答えるのが正解だろう…自分の正直な気持ちを言うか、春菜に気を使うか。
「私は正直、愛実のことが苦手。春菜に依存してるところとか…
あ、春菜に依存してるのは私もかw」
正直に言ってしまった。どうか、答え方を間違っていませんように。
「実は私も、愛実のこと苦手なんだよね。」
え、春菜も?
「びっくりするでしょ?ゆーちゃんは知らないと思うんだけど、
初めて話しかけてきたのは愛実だったし、その時から苦手意識はあったし、
友達になろうって言われて断れる人がいると思う?」
「私、本当に2人が仲良いのかと思ってた…」
私もそれなりに人間関係の演技は上手い方だけど、まさか春菜もだったとは。
「ごめんね、愛実にゆーちゃんのこと勧めちゃって。」
「全然いいよ、仕方ないよ。時間が経てばきっと…愛実だって私たちに飽きる。
私こそごめん。2人が仲良いって思って、春菜にとっての逃げ道を作れなかった。」
「愛実、私たちに飽きてくれないかな。
…本当の友達って、どうやったら作れるんだろうね。」
「それは…分からないよ。」
次の日の部活。
1年生のパートも決まって、各自で基礎をしている。
私は15人中1人のフルート担当になることができた。
また、やよいもクラリネットを吹くことが決まっていた。
今は金管が人数バランス的にあまり足りてないらしく、1年木管は若干少ない。
同じ学年で同じパートの人がいると、上手い方が優遇されるとかもあったりして
誰かが損をしたり嫌な思いをするだろうから、1人でよかった。
2・3年生はコンクールの練習もあって楽器について詳しく教えてくれないけれど、
自力で頑張れるところまでは頑張りたい。
私がぼーっとしながら楽器の組み立てをしていると。
「かーえでちゃん!」
急に肩を叩かれた。
「私のこと|楓《かえで》ちゃんって呼んできて、肩を叩いてくるのは…
|夏音《なつね》だな…?」
苗字が|楓原《かえではら》、名前が|結梨《ゆうり》…名前が2つあるみたいで便利なんだか不便なんだか。
「えへへっ、大正解!
さっき永野ちゃんにもやってきたけどいい反応してくれなくてさー?
で、楓ちゃんもクールだから、ちょっと残念…!」
夏音は子犬みたいで自然体な雰囲気がかわいい小柄な女の子。
ぶりっ子は苦手だけど、夏音は全然そんなことないから素直にいい子だと思える。
ちなみに春菜も少しそれに似ているから…
可愛がりたくなる、でも人気すぎないような子が私の好みなんだと思う。
話を戻そう。パーカッションの1年は合わせて3人。
夏音と尾瀬とあと名前を知らない子がいるらしい。
「今日も練習頑張ろー!じゃあまた後で、バイバイ!らぶ!」
「ばいばーい…」
夏音はいい子なんだけど、問題が1つ。“愛が重い“ということだ。
愛してもらえるのはすごく嬉しいけど、重いと急に面倒になってしまう。
私は親友として春菜のことが大好きだけど、重いって思われてないだろうか。
まずそれは私のクールで暗い?キャラを壊すこととも言える。
「…仲良い人が増えるのは普通に嬉しいけど…
あまり私のことを知りすぎないで…私も知ろうとしないから…」
誰にも聞こえないような小さな声で、呟いた。
私を知りすぎるときっとみんなは、私の中身が空っぽだってことに気づいてしまう。
だから、知らないで。
主人公のテンション大丈夫か…?
(常時低めすぎて)