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6-1(d)「犠牲の上に作られる切り札」
久しぶりに書いてるのでゴチャゴチャするかもです。
最後であり、エピローグに繋がる迷ヰ兎たちの行く先を温かい目で見守ってください。
ユイハside
ユイハ「──厳しいか?」
思った以上に例の能力者がダウンしない。
これじゃあ道化師がワンダーランドの入口に送る前に、ルイスが限界を迎えそうじゃねぇか。
ユイハ「道化師!」
ゴーゴリ「何!? 私いま大変なんだけど!?」
ユイハ「後は任せたからな!」
|ユイハ《この身体》が壊れる可能性が高いが、もう手段は選んでられない。
ゴーゴリ「ちょっ、ユイハくん!?」
ユイハ「さっさと倒れやがれ……っ!」
距離を詰め、ナイフを振るう。
触れた瞬間に映像は途切れ、ヘルメットを外して名探偵の元へ向かう。
ガブ「状況は?」
乱歩「ユイハなら君の予想通り壊れて今後は使えないだろうね。まぁ、その代わりに目的は達成できるだろうけど」
???「ちょっとユイハくん!?」
ガブ「──道化師」
ゴーゴリ「急に捨て身で突っ込んで雷が収まったかと思えば動かなくなっちゃうし困ったんだけど!?」
ガブ「良いから其奴貸せ。シグマ、」
シグマ「これで良いのだろう?」
ガブ「……助かる」
例の異能者を拘束し、改めてとどめを刺す。
すると文字列が周辺に浮かび上がり、異能が無事に発動してくれた。
後は異能を合わせるだけ。
乱歩「暫くなら問題ないと思うよ」
ガブ「……なるべく急ぐ」
アトヅケを消す。
その異能の合成自体はそんなに難しくない。
問題があるとすれば、範囲と異能自体の強さだ。
高く純粋な電気をキープしないといけないだけでなく、足も止めないといけない。
転移能力を使われないようにしなければいけないし、どれだけ補助能力を用意できるかだな。
乱歩「焦らないでいいよ」
ガブ「……!」
乱歩「どれだけ時間が掛かってもいいから、確実性を持たせてほしい。そう、ルイスなら考えるだろうからね」
ガブ「──あぁ、知っている」