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6-2(d)「間に入るノイズ」
ルイスside
レイラ「……グラム?」
ルイス「っ、まさか、!」
ヴィルヘルム『朗報だ。グラムの無力化に成功した』
レイラ「そんな……嘘よ、グラムが負けるなんて……」
勝ち筋が、少しだけ見えた気がした。
このままいけば、きっとレイラも無力化することができる。
レイラにできた大きな隙。
其処を突くように攻撃をしたが、微妙に入らず避けられる。
それより気になるのは速さだ。
先程よりも何段階も上げている。
ルイス「……これ以上はキツいんだけどな」
身体が重い。
レイラの攻撃に追いつけなくなってきた。
レイラ「そのまま死んで」
ルイス「死ねないんだよ、今はまだ」
アリス、僕は君に助けられてきた分、何かを返したい。
それが出来るのはきっと今日だ。
???『※※※※※※※※※※』
何だ、今のは。
ワンダーランドからの通信ではない。
もっとこう、ノイズのような──。
レイラ「っ、今のは……!」
何か、あちらの通信で入ったのが僕のでも拾ったのかもしれない。
そんなことを思っていたが、レイラの表情がただ事じゃないのを表している。
ルイス「一体何を──」
レイラ「※※※※※!」
ルイス「……、?」
声が遠い。
というか何も聞こえない。
???『……大丈夫ですよ。身体を預けて眠れば、何も問題ありません』
問題しかない。
???『ほら、そのまま意識を落として──』
ルイス「(……っ、意識が…!)」
???『戦う理由なんて無いはずです。貴方はこの世界を守る義務なんて、無い』
あれ、僕は何で戦っていたんだ?