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Sun Stone #3 霧が晴れて
キャラ多くなりそうだからそのうちキャラ一覧作る!
〈Sideアユム〉
謎の少女が手を広げた瞬間、目の前に霧が広がって、視界が白く霞んだ。
アユ「何これ、みんな、どこ…!」
岬「アユム、手を!手を繋いでいれば離れないから!」
岬ちゃんの声が聞こえて、手が伸びてきた。
私はその手を握り返した。
アユ「岬ちゃん、絶対、離さないでね!」
岬「もちろん!」
霧に加えて風も吹いてきて、霧が晴れた時には
私と岬ちゃんは手を繋いだまま知らない場所に着いてしまった。
岬「海岸だ…」
アユ「見て、上。さっきまで私たち、あの丘にいたのに、降りてきたみたい。」
岬「丘に戻ったらみんなとまた会えるかもしれない。行こう。」
岬ちゃんに腕を引っ張られて進もうとしたけど、足が動かない。
そのまま力が抜けて、砂浜に座り込んじゃった。
アユ「なんか1人じゃないって安心して、足の力抜けちゃったかも…!」
岬「…ちょっと海見て休憩してから行こっか。」
アユ「ありがとう。」
…みんなも、はぐれちゃったかな。
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〈Side|遊星《ゆうせい》〉
アユ「何これ、みんな、どk…」
アユムの声がどんどん遠ざかっていく。
霧も大変だけど、風が吹いてきてどんどん遠くに押されて行ってるみたいだ。
遊「おい、アユム、リョウ、岬!聞こえるか!」
俺がそう叫んでも、誰の声も返ってこない。
すると急に霧が晴れて、周りには誰もいなくなっていた。
遊「なるほど、みんな、迷子か!」
ここは…さっきの商店街?戻ってきたのか。
また丘に行けば、リョウたちと合流できるはず。
俺がそんなことを考えながら歩いていると、誰かにぶつかった。
遊「うおっと…」
今日はリョウも俺も誰かにぶつかって、プチ災難デーだな…
?「ちょっと!ちゃんと前見てんの!?」
ぶつかった人を見てみると、怒っているようだった。しかも女子3人組。
遊「ぶつかったのはあんたたちも気をつけてなかったからだろ!」
つい言い返してしまった、まずいか…?
??「コト、あんまり怒らなくても…」
俺とぶつかったコト?って女子の後ろにいた1人が、おどおどしながら言った。
コト「うわ、せっかく買ったアイス落ちちゃったじゃない!どーしてくれんの!」
でもぶつかった人はそんなの聞こえてなかったらしく、怒ったまま。
遊「アイスなんて、買い直せば…」
コト「はぁ?金の無駄じゃん!ちょ、アイリ、エミリー。こいつボコしていい?」
アイ「え、えーっと…」
エ「コト、落ち着きなよ…!」
なるほど、コトって人の言ってることには逆らうことが難しいって感じか。
面倒だな、走って逃げたらどうにかなるか…?
遊「|雷速《スピードサンダー》」
コト「おい、待て、逃げんな!」
これであの3人組から逃げられた。
とりあえずこの速度のまま丘まで戻ってみるか。
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〈Sideリョウ〉
最悪だ、みんなとはぐれて僕だけ1人になってしまった。
みんなあの少女の能力?で散り散りにされたっぽい…?
ここは、神社…?さっきまでいた丘から少し離れてしまったみたいだ。
?「…大丈夫?さっきからキョロキョロしてるけど。」
神社にいた僕と同じくらいの年?の男子が話しかけてきた。
リョ「ちょっと、道に迷ってしまって…」
?「…それは大変。僕が元の場所まで案内する。」
リョ「え、いいんですか!僕はリョウって言います。お名前は…?」
柚「僕は|柚《ゆず》。服装から察したけど、リョウさんは旅人?
あ、タメ口でいいよ、多分年近いから。」
リョ「…まあ、そんなところ。行方不明になった親友を探しに。」
僕と柚くんは、丘に向かって話しながら歩き始めた。
柚「何か手伝えるかもしれないから、その親友の名前、教えてよ。」
個人情報だけど…まあいっか。
リョ「雨矢ってやつ。…知らないよね、あはは…w」
柚「え、雨矢…知ってる。」
リョ「…えっ!?」
柚「僕、雨矢と友達なんだ。
住んでるところは少し遠かったから、もう数年は会ってないけど…」
リョ「本当に!?」
まさか偶然話しかけた子が雨矢を知ってるなんて!驚いた…
柚「雨矢を探す旅、僕にも手伝わせてほしい。」
リョ「でも、柚の故郷とか家族は…」
柚「僕の家族はみんな忙しいから、家なんてあってないようなものだし。
僕が、行きたいんだ。だから、お願い。」
リョ「…分かった、他の仲間にも紹介する。」
予想してないところで新しい仲間が増えた。
僕と柚が他にもいろんなことを話しているうちに、丘に戻ってきた。