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固有スキル『翻訳』で魔物たちと、共存生活!! 「第八話」
俺___佐藤健太は街に落ちていた、錆びている剣をゲットした!!まぁ、これで武器は整った?いや、整ってはないんじゃないか?
サトウ「ぶった斬るのは、ダンジョンに行ってからだな!」
タマ「グルル・・・・・(本当にスライムでいいのか?もっと強い敵にしたほうが・・・・・)」
サトウ「スライムでいいの!俺の腰が本当に保たなくなるから!!」
俺の腰のことも考えてくれよな?ゴキゴキいうんだから!
ダンジョン到着_____
サトウ「スライム、出てこい!ぶった斬ってやる!」
俺がそう言い放ったら、正面からスライムが出てきた。よし!これは切れるな!!
サトウ「オラァ!○ね!!」
俺は錆びた剣を振り下ろした!・・・・・が、スライムは俺の剣先をひょいと避けると、逆に俺の足元へ「ベチャ」と体当たりをかましてきた!?
サトウ「うわっ・・・・・つ、冷てぇ!」
剣「おい、スライムの動きくらい読めよ!ポンコツ!」
サトウ「読めるか!!俺は元・営業員だぞ!?動体視力なんてとっくに衰えてんだよ!」
剣「言い訳をするな!・・・・・スライムが震えているぞ!」
スライムは、先ほどの体当たりで勢い付いたのか、今度はプルプルと震えながら俺の腰目掛けて跳躍してきた!
サトウ「うわっ、ちょ!そこは関節!俺の生命線!!」
俺は腰をやられてはいけない!という本能で剣を咄嗟に盾のように構えた!・・・・・が、錆びた剣はスライムの粘着力に負け、手から「ずるり」と滑り落ちた!?
剣「あぁっ!貴様!俺を放り投げるな!」
サトウ「放り投げてはない!手から滑り落ちたと言え!!」
剣は地面に転がり、俺は丸腰でスライムと対峙することになった!スライムは勝利を確信したのか、体型を膨らませて、俺に突進してきた!!
サトウ「くっ!!こうなったら、前世で培った『土下座』で回避するしかねぇ!!」
俺はスライムの突進を、まるで謝罪会見の時のような完璧な角度の土下座で回避した!!スライムは、俺の頭上を飛び越え、背後の壁に「ベチャッ!」と張り付いた!
サトウ「よし!今だぁ〜!!」
俺は地面に滑り落ちた剣を拾い上げ、壁に張り付いて無防備なスライムの「核」らしき部分を渾身な力を込めて突き立てた!!
剣「ふん!全然良くない!」
サトウ「黙れ!勝ったんだからいいだろうが!!」
核を壊したスライムは消滅し、魔石らしきものを残していった。
タマ「グルルルル(その魔石が金になる!!)」
サトウ「よっしゃ!これで腹一杯食えるぞ!!」
剣「は?何を言っているんだ、貴様!そんな小さな魔石じゃ腹一杯食うことなんて、無理に決まってる!」
サトウ「えぇ〜〜〜!?腰の命を賭けて倒したのに!?」
剣「その魔石をあと10個くらい集めたらパンくらいは食えるだろ!」
俺は異世界転生初めての、スライム退治をした。だが、食事にはまだまだ遠そうだ・・・・・。
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