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お嬢様、恋愛に興味はありませんか?⑥
最後まで読んでください!
<乃花目線>
あれ以来橘とは距離を置くようになった。
私が踏み込んではいけないところに踏み込んでしまったかもしれない。
そう思っている。
だって、何も話してくれないし・・・。
でも、謝る勇気もない。
いつまでも喧嘩したばかりは嫌だけど・・・
しばらくは距離を置く。
そう決めた。
<橘目線>
あれからずっと乃花は話しかけてこない。
話って言っても必要最低限だ。
しかも、無理して笑ってる。
もしかして・・・俺なんか誤解させた?
でも、乃花と話す勇気はない。
だって、何で誤解させてるのかわからないから。
もしかして、昨日のこと?
でも、確信はない。
だから乃花が落ち着いて話す気になったら俺も話す。
<乃花目線>
コンコン
橘 「お嬢様、失礼します。昼食を持ってまいりました。」
あれ?
なんか橘の声が暗い?
ガチャッ
橘 「・・・なんですか?」
乃花 「なんでもない。昼食運んできてくれてありがとう。」
橘 「俺になんかいうことあるだろ。なんで避けてるのか。」
乃花 「・・・別に、たいしたことない。」
橘 「はぁ?無理。我慢する身にもなれよ。お嬢様だからってなんでも許されるわけねぇだろ。」
乃花 「ごめん・・・」
ガチャッ
ドアを閉めてしまった。
どうしよう。
もう話しかけてくれないかもしれない。
仲直りするチャンスはもうないかもしれない。
コンコン
橘 「開けろ。なんでも言ってやる。」
乃花 「・・・」ガチャッ
橘 「俺この前きつく言いすぎたかもしれねぇ。ごめん。」
乃花 「・・・別にいい。まだ私には早いんでしょ!」
橘 「聞けよ。まさかこんな形でとは思わなかったけどな。」
何を言われるの?
執事を辞めますとか?
橘 「俺は・・・乃花のことが好き。女として。」
乃花 「そっか・・・え!?」
橘 「バカ!動揺しすぎだ。」
だって、まさかあのクールな幼馴染の橘が告白してくるとは思わないもん!!!
夢じゃないよね!?
って私はどうしたんだろ。
告白だけで舞い上がって。
でも、正直まだ恋愛というものをしたことがない。
そもそも人を好きになったことがない。
橘 「意識旅行中か?」
乃花 「はっ!」
橘 「お前の考えてることはだいたいわかる。人を好きになったことがないからわかんないんだろ。」
乃花 「な、なんで!」
橘 「何年お前の幼馴染かつ、執事をやってきたと思ってるんだ。」
乃花 「・・・お見通しか。橘・・・私はね、正直好きっていう気持ちがわからない。」
橘 「言われなくてもわかってる。俺に惚れさせてやるよ。」
こんな感じの意味のわからない日常が始まりのでした。
最後まで読んでくださりありがとうございました♪