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忘我の剣 第一世界線
縄を天井に張り付ける
椅子の上に少し背伸びして乗る
首に縄を掛ける
「..................」
ゴミが散らかった床へ飛び込む
「ぐはっ.........」
口から血が垂れてきて______
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「...あ”っ?」
「あっ...起きました?」
気づくと白い病室の天井が見えて
ナース姿の知らない人がいた
「え?ここは....?」
「記憶....本当になくなってしまったみたいですね」
「?」
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ごほん...えーとまずここは『明日香病院』
あなたがもともと住んでいた地域とは遠い...いや、言わない方が良いですね
すーごく事情があって、あなたはもとの記憶を全て消去して「八馬 いろ」としての人生を
歩むことになったのです。
あ、あと顔も全て整形して途轍もなく変わりました
えーと、私の名前は「水野」です。フルネームは病院の規則で言えないんですよね
ご察しの通り、わたしはこの病院の看護師として働いています
あなたの担当看護師として努めます
あと、あなたの記憶が安定するまでこの病院で入院してもらいます
入院金などは政府側が出してくれるそうなのでご安心を。
まあ事情が事情ですからね......
これでわたしから義務として喋れることは以上です。
質問があれば聞いてください
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「おお...なるほど...わたしは前世的な物があったと....」
「はい。記憶は全て消去されていますがね」
「質問いいですか?」
「わたしが言えることならお答えします」
「Q1 事情ってなんですか?」
「.............言えるわけないじゃないですか」
「Q2 わたしの過去についてちょっとでもいいので教えてください」
「うーん...児童保護施設で17年過ごされていましたね」
「Q3 犯罪などをわたしが犯したんですか?」
「違います。相手側です。」
「Q4 その相手とわたしはどういう関係にありましたか?」
「はい。大分お答えしましたので、朝ご飯のお時間です。運んできますので少々お待ちを」
「えーなんでですかー!」
ガラガラガラガラ
「....逃げ足速いな....」
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『手術後1日目 経過日記 担当 水野』
患者名:旧 想空 あい 現 八馬 いろ
性別:女
年齢:不明
誕生日:不明
本人について:
・質問がやたらと多かった
・起床時苦痛そうな表情をしていたため、悪夢を見ていたと推測
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「ふーっ.....よーやく書き終わった...」
時計を見ると、もう深夜の12時
「早く帰らないとだな..」