"どうやって世界の平和を取り戻すのか"
"本当の平和とは何なのか"
"闇に染まったこの世界を__"
"救え"
この世界には、炎、水氷、風、雷の4つのエレメントをそれぞれ操ることができる人物がいる。
それは、この世に選ばれた4名のみ。
彼らは『エレメンター』と呼ばれ、この世界に起こる異変を解決していく役目があるが..........
その世界の平和を脅かす強大な影が_______。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
本編はこちら!
➔1章...これです。
➔2章https://tanpen.net/novel/series/6306382d-60b6-4af0-bb78-941d5758710a/
「エレクロ 色々データ・用語集!」こちら!
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目次
エレクロ 本編 第1話「エレメント授与」
はい!記念すべき初投稿です!!
初めてなので分からないことやおかしな部分があると思いますが、
温かく見守ってくれると嬉しいです!!
これから伏線をたっっくさん入れてるので是非考察しながら読んでください!!
**本編 第1話「エレメント授与」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
??・??
??・??
??・??
_________________
---
---
--- *この世には、炎・水氷・風・雷 ―― 4つのエレメントを司る**『神獣』** が存在する。* ---
--- *神獣たちは、`〝ある目的〟`のために――* ---
--- *選ばれし4人へ、それぞれのエレメントを授けた。* ---
--- *その力を得た者は エレメンター と呼ばれ、世界に起こる異変を解決する役目を負う。* ---
--- *....だが、その裏で世界の平和を脅かす影が動き始めていた。* ---
---
---
舞台は アルカディア。
現実で言うなら、近未来都市のような発展を遂げた世界だ。
エレメントを扱える人間はごく少数。
世界中を探しても、ほんの一握りの、選ばれし4名しか存在しない。
エレメンターには強さを示す ランク があり、〈F〉から〈A〉までの段階がある。
では、どうすればエレメントを授けられるのか?
――答えは単純。神獣の気まぐれ だ。
ゆえに、選ばれた者が必ずしも善人とは限らない。
だが、神獣とは、この世界における “神” そのものなのだ。
そして今まさに、4人の人間へエレメントが授けられようとしていた。
レッド「はぁ〜……今日も学校かぁ。行きたくない……眠い……」
朝の住宅街にて。
ひとりの少年が、欠伸を噛み殺しながら玄関でぼやいていた。
彼の名は** 『レッド・フレイア』**
普段は明るく、仲間を引っ張るリーダー気質の高校生。
だが、朝にだけはどうにも弱い。
レッド「じゃあ、そろそろ行くか....」
そして、靴を履き、玄関を出たその瞬間――
炎を纏った狐が宙に浮かび、レッドの前に現れた。
レッド「は、えぇ!?」
すると狐は眩い光を放ち、レッドを包み込む。
光が収まったとき、レッドの左手の甲には見たこともない刻印が刻まれていた。
レッド「……なんだ、これ……?」
困惑しつつも、レッドは学校へ向かって歩き出す。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
同じ頃、レッドの家の近くでも異変は静かに始まっていた。
??「よし! じゃ、行ってきます!」
元気よく玄関を飛び出した少女の前に、空気がふっと揺らぐ。
次の瞬間、透明な水膜が弾けるように広がり、
そこから水と氷を纏った狐 が姿を現した。
その毛並みは淡い青光を帯び、まるで冬の朝に差す陽光のようにきらめいている。
狐は少女を見据え、尾をゆるりと振った。
すると、氷晶が舞い上がり、光が弾ける。
??「きゃっ!!」
少女は思わず目を閉じる。
頬を撫でた風は冷たく、しかしどこか優しい。
光が収まったとき、彼女の左手の甲には水と氷のような紋章が刻まれていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
さらに別の場所。
??「今日もいい天気だな〜」
のんびりと歩く少女の足元で、風が渦を巻く。
落ち葉がふわりと舞い上がり、空気がひとつの形を作り始める。
やがて、風を纏った狐 が姿を結んだ。
その体は半透明のようで、風そのものが生き物になったようだった。
狐は軽やかに跳ね、少女の前で空気を震わせる。
柔らかな突風が吹き抜け、光が弾けた。
??「な、なによ!!」
風鈴のような澄んだ音が耳に残り、
少女の左手の甲には、華やかに刻まれた紋章が浮かび上がっていた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そしてまた別の場所。
??「今日は朝から色々と早い、か」
少年が家を出た瞬間、空気が焦げるような匂いが漂う。
空に細い稲光が走り、地面へと落ちるように収束していく。
そこに現れたのは、雷を纏った狐。
毛並みの隙間から小さな電流が走り、ぱちぱちと音を立てている。
狐は少年を見つめ、静かに息を吐いた。
その瞬間、雷光が弾け、世界が白く染まる。
??「……っ!!」
耳鳴りが消えると同時に、少年の左手の甲には、力強い刻印が入っていた。
**本編 第1話「エレメント授与」 終わり**
エレクロ 本編 第2話「2人のエレメンター」
本編の第2話です!!((おせぇよ
今回も次回も会話・説明の話になるかなぁ?
今回は前回より表現にこだわってみました!!
**本編 第2話「2人のエレメンター」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
??・??
_________________
昨日の出来事――。
レッドは謎の生き物と遭遇し、不可思議な光に包まれた。
そしてその頃、世界のどこかで、同じように三人の人間が“邂逅”を果たしていた。
これは一体、誰の仕業なのか。
だが、もう気づいている者も中にはいるだろう。
その正体は――
---
--- **『神獣』だ。** ---
---
朝の通学路。レッドはいつものように学校へ向かって歩いていた。
本来なら、心地よい晴れ日和の中で、何も変わらない日常が続くはずだった。
この世界の `“裏側”` を知るまでは。
レッド「....はぁ、こんな日は外に出るだけで眠くなる....」
あくびを噛み殺しながら歩くレッド。
目は半分閉じかけ、今にも寝落ちしそうだ。
しかし、登校時間は刻一刻と迫っている。
レッド「やっべ、このままだと遅刻する....! あっ、そういえば....」
ふと、昨日のことを思い出したように左手の甲を見る。
レッド「この模様....なんだ?」
玄関先で遭遇した “あの生き物” 。その光の後に刻まれた紋章。
だが、レッドはまだその意味を知らない。
レッド「タトゥー? 校則アウトだろ....いや、それより急がないと!」
走り出した瞬間――
まばたきした次の瞬間には、学校の正門前に立っていた。
レッド「え....なんで....? まぁ、いいか....」
周囲にはまだ誰もいない。いつもより早く着いたようだ。
そのまま教室へ向かい、扉を開ける。
レッド「今日も一番乗り!....って、ん?」
教室の窓辺に、見慣れた少女の横顔があった。
レッド「ん? 誰....、あっ! レイラ!? なんでここに!?」
レイラ「レッド〜、来たんだ〜。忘れたの? 私このクラスの生徒よ!」
レッド「いや、そうじゃなくて……なんでこんな早いんだって聞いてるんだ。
いつもはもっと遅いだろ?」
少女の名は**『レイラ・アクランド』**
このクラスのムードメーカーで、レッドの幼馴染でもある。
レイラ「あぁ〜早い理由? 家出たら狐さんみたいなのがいてさ〜。
目の前がピカーッ!ってして、歩いたらここに着いてたの」
レッド「は、はぁ? そんなわけ....いや、あったわ.....」
レイラ「も〜変なこと言わないでよ〜。小さい頃みたいじゃん」
レッド「ど・つ・き・回・す・ぞ....?」
レイラ「ごめん☆」
軽口を叩き合う二人。だがレッドは、レイラも自分と
同じ現象を経験したのではないかと気づき、黙り込む。
レッド(....レイラも、俺と同じなのか?)
レイラ「急に黙ってどうしたの?」
レッド「あぁ....ちょっと考え事。そういえば、左手は....」
レイラ「左手?」
レッドの言葉に、レイラは自分の左手を見下ろす。
そこには――
淡く光る、不思議な刻印。
レイラ「なに....これ....」
レッド「やっぱり....。まぁいい、調べたいことができた。
放課後、俺んち来れるか?」
レイラ「おぉ〜! レッドの家久しぶり〜。いいよ〜」
こうして二人は、いつも通りの学校生活を過ごし、放課後を迎えた。
レイラ「おじゃましま〜す! 久しぶりに来たけど、やっぱりレッドの部屋汚いね〜」
レッド「....それ以上言ったらぶちのめす」
レイラ「ごめん☆」
レッド「まったく....」
軽い言い合いを終え、レッドはパソコンを開く。
検索窓に、ある単語を打ち込んだ。
レイラ「えれめんたー?」
レッド「そうだ。聞いたことないか?」
レイラ「ぜ〜んぜん」
レッド「だよな。俺は昔から興味があってさ。
で、その左手の刻印....なんか見覚えがあるんだ。もしかしたら....」
レイラ「もしかしたら〜?」
レッドは複数のサイトを開き、情報を漁る。
そして――突然、手が止まった。
レッド「まさかとは思ったが……本当に、そのまさかだったとは……」
その瞬間、部屋の空気が静まり返る。
まるで、想像もしなかった運命が、そっと囁きかけてくるように。
**本編 第2話「2人のエレメンター」 終わり**
スクロールお疲れ様でした!!
少し長すぎたかな...?
続きも楽しみにしてくれると嬉しいです......!!
エレクロ 本編 第3話「エレメンターとは」
前回に続き大変お待たせしました!!
多分ここから文字の量がキモいことになると思います......
書き方とかが前回とだいぶ違うんじゃないかな?
考察要素は少し入ってると思います!!
ですので、ぜひ考察して読んでみてください!!
あぁ〜もっといい表現ができるようになりたいっっ!!
**本編 第3話「エレメンターとは」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
??
??
_________________
レッドは、突然手を止めたまま画面を凝視していた。
レッド「まさかとは思ったが....本当に、そのまさかだったとは....」
胸の奥がざわつく。予想していたはずなのに、
現実として突きつけられると、言葉が出ない。
レイラ「ねぇ、本当にどうしたの? 顔色悪いよ?」
レッド「あぁ.....そうだな。まずは落ち着こう」
レイラはまだ何も知らない。
レッドが興味本位で調べていた “あれ” が、まさか自分たちに関係しているなんて――
そんなこと、普通は思わないだろう。
だが、これは間違いじゃない。
レイラにもきちんと説明しなければならない。
レッド「レイラ、お前、本当にエレメンターって知らないのか?」
レイラ「知らないけど....?」
レッド「だよな。じゃあ、左手のマーク見てみろ」
レイラ「ん?」
レイラは天然で、驚くほど物事を深刻に捉えない。
普通なら異常事態なのに、「まぁいっか!」で済ませてしまうタイプだ。
........まぁ、それが彼女の良いところでもある。
レッドはパソコンの画面をレイラに向けた。
レッド「ほら、この写真。俺たちの刻印と似てないか?」
レイラ「そうかなぁ? 何かのアザじゃない?」
レッド「こんな整ったアザがあるか」
レイラ「ないとは限らない……!」
レッド「過去のエレメンターにも、このマークがあったらしい」
レイラ「へぇ〜面白いじゃん。それよりおやつ食べたい〜」
.....興味なさすぎだろ。レッドは思わずため息をつく。
まるで子どもに読み聞かせしている気分だ。
レッド「で、そのエレメンターってのは、
この世に起こる異変を解決する人たちらしい。でも詳しいことは....」
レイラ「あぁ〜秘密警察みたいな? その隠語とか?モグモグ」
レイラは自作のクッキーを食べながら、のんきに言う。
....いや、俺がおかしいのか?
確かに最近、建物が突然爆発したり、物が急に凍ったり――
普通じゃありえないことが起きている。
偶然だと思いたい。だが、どう考えてもおかしい。
レッド「....レイラはいつも通りだな。悪い、俺がおかしかったのかも....」
レイラ「えっ、そーなの? そういえば、調べたいことは見つかった?」
レッド「いや、思ってたのと違った....。じゃ、また明日....」
そう言いかけた、その時――
---
--- **「本当に、そう感じているのか? そこの少年よ――」** ---
---
レッド「えっ、誰....?」
聞いたことのない声。どこから響いているのかも分からない。
レッドは声のした方へ振り向く。
その次の瞬間――視界が、あの時と同じ光に包まれた。
レッド「なっ....! ま、眩しい!!」
レイラ「えっ!? えっ!? 急に驚かせないでよ、レッド!!」
レッド「俺じゃない!!」
光が収まり、視界が戻る。
そこには――`あの狐`が2匹、宙に浮いていた。
片方は炎を纏い、もう片方は水と氷を纏っている。
どちらも、ただの自然現象とは思えないほど神秘的だった。
??「....ふっ。どちらも不思議そうな顔をしているな。無理もない」
??「私たちが授けたうちの2人は、この子たちで間違いないようね」
??「そうだな。それでは、ごきげんよう。レッド、レイラ」
レッド「なっ....なんで俺たちの名前を!?」
レイラ「喋る狐さんって....あっ!! あの時のピカピカ野郎!?」
??「ピカピカ野郎とは失礼ね....私たちは――」
??「まぁまぁ、まずは自己紹介だろ?」
??「そうね。じゃあ、先よろしく」
すると、炎の狐が一歩前に出る。
フレイ「俺はフレイ。いわゆる、**『炎の神獣』**とやら だ」
ミズリー「私は ミズリー。水と氷を司る、**『水氷の神獣』** よ」
フレイ「――ってことで、これからよろしくな」
レッド「........」
レイラ「........」
ミズリー「うん? どうしたの? 急に黙り込んで」
レッドとレイラは、ただ呆然とするしかなかった。
レッド「し、神獣!? は? え? そんなわけ....」
レイラ「神獣....? なんか聞いたことあるような〜、、」
レッド「なんでお前はそんなあっさり受け止めてんだよ」
レイラ「だってフレ....なんとかとミズ....なんとかが言ってるし」
レッド「全く覚えてないのか....」
フレイ「突然で悪いな。だが、俺たちは本物の神獣だ」
ミズリー「知ってくれてるなんて、さすがエレメンター ね」
フレイ「選んだかいがあった。....でも、あの時の子たちに少し似てるな」
ミズリー「今後が楽しみね」
レッド「いや、勝手に話進めてるけど....俺たち、エレメンターが何かも知らないぞ?」
ミズリー「知らなくて当然よ。今から説明するわ」
フレイ「分からないことは聞け。じゃあ、いくぞ?」
レッド&レイラ「えぇぇー!?!?」
---
**◇神獣たちによる説明(要約)◇**
♦炎・水氷・風・雷を司る4匹の神獣が、4人の人間にエレメントを授けた。
♦レッドは炎、レイラは水氷のエレメントを授かった。
♦エレメントを授かった者を『エレメンター』と呼ぶ。
♦エレメンターは、この世界に起こる“異変”を解決する役目を持つ。
♦異変は自然現象ではなく、ある組織 が引き起こしている。
♦その組織は正体不明で、神獣だけでは抑えきれなくなってきている。
♦そのため、再び4人のエレメンターが必要となり、レッドとレイラが選ばれた。
♦組織の完全な特定や撲滅は、まだ一度も成功していない。
---
フレイ「....長くなったが、こんなところだ。まぁ難しく考えるな」
ミズリー「任務をこなしてくれれば大丈夫よ」
フレイ「最初から完璧にできる奴なんていない」
レッド「....は、はぁ......そうなのか....」
レイラ「えっ....えっ....私、そんなこと....」
レッドとレイラは、まだ現実を飲み込めずにいた。
フレイ「不安なのは当然だ。あの頃の子も、そうだった」
ミズリー「安心して。裏方として、私たちもついてるから」
フレイ「最初から全部できる必要はないさ」
神獣たちの言葉に、二人は少しずつ落ち着きを取り戻す。
レッド「....改めて、まさかとは思ったが、そのまさかだったとはな」
レイラ「....ふぅ。私たち、エレメンターって....」
レッド「よし。受け止めないと始まらない」
フレイ「さすがだ。もう大丈夫そうだな」
レッド「俺たち....これからどうすれば?」
フレイ「焦るな。まずは日常を過ごせ。その中で任務を伝える」
レッド「どうやって?」
フレイ「左手の刻印が使える。念話もできるはずだ」
レッド「念話....?」
フレイ「俺たちが直接、脳に話しかける」
レッド「じゃあ、俺たちからは?」
フレイ「考えるだけで繋がる」
レッド「ほ、ほう....」
フレイ「あと、俺たちがいなくても異変を見つけ次第出てもらう」
ミズリー「近頃、嫌な気配があるの。もしかしたら出番かもね」
レイラ「....ごくり」
フレイ「今日はもう遅い。続きは明日だ」
レッド「分かった。また会おう」
こうして、突然現れた神獣たちとの対話は終わった。
同時に――2人のエレメンターとしての日々が始まる。
彼らは任務を果たせるのか。
いや、エレメンターとして、この世界の――
**『レッド・フレイア』 **
**『レイラ・アクランド』**
今、二人の物語が幕を開ける。
**本編 第3話「エレメンターとは」 終わり**
展開急すぎるかな.......?
もし説明とかがよく分からなかったらどんどん質問してください!!
(リクエスト箱へゴー!!)
エレクロ 本編 第4話「異変の予感」
更新頻度が遅い【輝光 幻咲・゜】です.....
戦闘回は近いうちに出てくると思います!!
さぁ、2人はどう生活するのでしょうか!!
**本編 第4話「異変の予感」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
_________________
神獣たちとの対話を終えた翌朝。
レッドとレイラは、言われた通りいつもの日常を過ごすつもりでいた。
だが――その日常は、すでに静かに軋み始めていた。
街の空気は澄んでいるのに、どこか重い。
風の流れがわずかに乱れ、鳥の声が遠く感じる。
神獣が言っていた「嫌な予感」それは、確かに近づいていた。
レッドは珍しく早起きしていた。
昨日の出来事が頭から離れず、眠りが浅かったのだ。
レッド「....“近頃で嫌な予感” か....」
通学路はいつも通り平和だ。
だが、胸の奥に小さな棘のような違和感が刺さっている。
せっかく早起きしたんだ。今日は逆に、俺がレイラを驚かせてやるか。
そう思い、歩調を速めた。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
一方で、レイラも同じ頃、学校へ向かっていた。
朝の静けさが好きな彼女は、いつもより少し早い時間の街を楽しんでいた。
....はずだった。
レイラ「昨日のレッド、なんか変だったなぁ....」
胸の奥に、言葉にできないざわつきがある。
神獣の言葉が、どうしても頭から離れない。
“嫌な予感がする”
そんなこと、信じたくない。
この街で異変なんて起きてほしくない。
レイラ「....ないよね。そんなの....
よし、レッドも待ってるだろうし、急ご」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そう言って歩き出したその頃――
街の片隅、薄暗い路地裏で、ひとりの男が不気味な笑みを浮かべていた。
??「....神獣たちがエレメント授与、か。
さて、新しいエレメンターは―― 」
男はゆっくりと顔を上げる。
---
--- **「あの二人だな?」** ---
---
その声は、まるで獲物を見つけた獣のようだった。
??「へへ....これで俺も、昇格か....?」
するとその独り言に反応した不良たちが近づいてくる。
不良「おい、何ブツブツ言ってんだ?」
??「ん? お前には関係ないだろ」
不良「あぁん? やんのかコラぁぁ?」
??「....ったく。俺もこんなことしたくないんだがな」
そして、不良が殴りかかろうとした瞬間――
――ポタッ。
腹部から血が滴り落ちた。何が起きたのか理解する暇もない。
黒い斬撃のような影が、不良の身体を切り裂いていた。
不良「....っぐ....がっ....」
??「はっ。大人しくしてりゃよかったのにな」
不良「た、助け....」
??「残念だが、それは無理だな」
不良は一瞬で沈んだ。
誰にも気づかれず、誰にも知られず。
男はため息をつき、呟く。
??「....はぁ、やりすぎたな。急がないと。
待っていろよ――レッド、レイラ」
そして、男の周囲の空気が歪む。
??「それでは、`召喚準備....開始`」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
その頃、レッドは学校に到着していた。
そして偶然にも、レイラも同じタイミングで到着する。
レッド「....え?」
レイラ「うそ....」
レッド「なんでまたこんな早く?」
レイラ「レッドこそ、いつも起きれないくせに」
レッド「うっ....と、とにかく教室行こうぜ」
レイラ「ふふん....まぁいいけど」
朝の校舎は静まり返っている。
職員がコーヒーを飲んでいるくらいで、生徒の姿はない。
レッド「鍵、開いてるな」
レイラ「ねぇねぇ、なんで早起きしたの〜?」
レッド「眠れなかっただけだ。誤解すんな」
レイラ「私を驚かせようとした、とか?」
レッド「ば、ば、ば、バカな....!」
レイラ「図星だね〜。わかりやす〜い」
レッドは慌てながらも、なんとか誤魔化した。
やがて他の生徒たちも登校し、いつもの授業が始まる。
――だが。
その日常の裏で、すでに “異変” は静かに動き出していた。
学校の屋上。そこに、先ほどの男が立っていた。
風が吹くたび、黒い気配が揺らめく。
??「さぁ、どんなものを見せてくれるのか――」
---
--- **「新しいエレメンターたちよ」** ---
---
**本編 第4話「異変の予感」**
〜おまけ〜
レッド
「そういえば、お前本当に更新頻度遅いよな」
作者
「いやぁ、こっちもこっちで忙しいんですよ......?」
レッド
「忙しくても投稿してる人たちいるだろ」
作者
「う〜ん.....最近は早くできるよう頑張ってるつもりなんだけどな.......」
レッド
「なら行動に移せ」
作者
「なんでそんなに辛口なの........?」
レイラ
「はいはい、よしよし☆」
作者
「(≧∇≦)」
エレクロ 本編 第5話「最初の異変」
結構長いかもしれません.......
さぁ、どんな展開が待っているのでしょうか!!
今回は前回より今後の物語につながる要素が多いかも!?((ボソッ
**本編 第5話「最初の異変」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
_________________
今にも眠りに落ちてしまいそうな、穏やかなぽかぽか陽気。
レッドは窓際の席に腰を預け、校庭をぼんやりと眺めていた。
朝は妙に目が冴えていたのに、
こんな天気では、意識しないうちに睡魔が忍び寄ってくる。
ふわぁ〜……と大きなあくびをひとつ。
レッドは頬を軽く叩き、なんとか眠気を追い払おうとしていた。
レッド「....あぁ、もう少しで授業が始まる....」
そんな独り言を漏らしたところで、
授業の準備を終えたレイラが、いつもの明るい声で話しかけてきた。
レイラ「ほら、やっぱり眠いんじゃん。次、歴史だよ?」
レッド「うわっ、眠くなる教科 第2位じゃん」
レイラ「でしょ? 数学じゃなくてよかったね〜」
レッド「ほんとだよ....寝ちゃったらどうしよ....」
レイラ「私が先生にチクってあげよっか!」
レッド「俺のこと嫌いなの....?」
レイラ「てへっ☆ 嫌いじゃないよっ!」
レッド「いつも笑顔でいられてすごいな....」
レイラは、まるで太陽のように明るい笑顔を浮かべていた。
その笑顔は、不純物ひとつない透明な輝きを放ち、
見ているだけで胸の奥が温かくなる。
レッドは、その笑顔に何度救われたことか。
彼女には、他の誰も持っていない、特別な何かがある。
そう思わずにはいられなかった。
そんなことを考えているうちに、歴史の授業が始まった。
今日の内容は、どうやらいつもとは違うらしい。
先生「よーし、それじゃ授業を始めるぞ。お願いします」
生徒たち「お願いしま〜す!」
先生「さて、しっかり勉強してきたか?」
生徒「してま〜す」
先生「そうか。なら関心関心。....だが、今日は予定を変える」
生徒「えっ、古代文明じゃないの?」
先生「本当はそうなんだが、今日は特別だ。さて、今日は何の日か分かるか?」
生徒「うーん....なんだろー」
先生「まぁ、初めて聞くかもしれん。今日は――あの厄災の日だ」
教室がざわつく。
生徒「....やく、さい?」
先生「そうだ。....とりあえず聞いてくれ」
---
**◆先生の語る「大厄災」**
今日は、1000年以上前に起きた大厄災と同じ日だ。
昔の話だが、今も語り継がれている出来事だ。
――ある夜、大地が一瞬で枯れ果てた。
――次に、消えない炎が世界を焼き尽くした。
――川や海は生き物のように人を飲み込み、凍らせた。
――突風と落雷が街を破壊し、人々を襲った。
それはただの自然現象ではなく、
“世界そのものが人類に牙を剥いた” としか思えない出来事だった。
いや、それは人類どころか、 〝《《星そのものが滅びかけた》》〟 **`“厄災”`** がだな。
その名も、
--- **__コードゼロ__** ---
--- **《Code 0.0 ZERO)》** ---
---
教室の空気が一瞬で凍りついた。
レッド(....コード....ゼロ....?)
胸の奥がざわつく。嫌な予感が、確かな形を持ち始めていた。
先生の話が終わると、教室はざわめきに包まれた。
レッドは窓の外を見つめながら、胸の奥の違和感を拭えずにいた。
レッド(....なんだ、この空気....)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
昼下がり、心地のよい温かい日差しが差し込む屋上で、
レッドが感じたような空気を漂わせている人物が、何かを準備している。
相変わらず、不敵な笑みを浮かべたまま、こつこつと。
??「へへへ......一体、どんなショーが始まるのか.....
`静寂を破りて今ここに、闇より暗き闇に在り、我が声に応え顕現せよ__。`」
--- ***“|獄闇の狂戦士《クロウ・バーサーカー》”*** ---
??「さぁ、どう対処する?......我が闇の脅威.....受けきってみるがいい.....」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
他の生徒は気づいていないようだ。
だが、確かに何かが近づいている――そんな感覚があった。
昼休み。レッドは自販機で買った缶コーヒーを片手に、
ひとり静かに時間を潰していた。
レッド「ふぅ.....暇だなぁ。砂糖欲しい.....」
レイラ「あっ、いたいた〜! やっほーレッド〜!」
レッド「.....どうした。他のみんなと昼ご飯は.....」
レイラ「だってレッドぼっちじゃん」
レッド「(#^ω^)ハッ」
レイラ「あれれ〜、ほんとだった?笑」
レッド「...............ぶち◯す!!!」
レイラ「(つд⊂)ウッ....」
レッド「ごめん言い過ぎた」
レイラ「(〃ω〃)イイヨ」
レッド「.....で、結局どうした?」
レイラ「ごはん!!」
レッド「.....は?」
レイラ「ご・は・ん!! 食べる!! ペコペコ!!」
レッド「わかったから落ち着け.....ほら、行くぞ」
レイラ「ごはんごはん♬」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そんな他愛ないやり取りをしながら昼食を済ませ、
午後の授業が始まった。――だが。
その日常は、突然崩れ落ちる。先生の声が急に弱くなった。
レッド(.....? 喉の調子悪いのか?)
そう思った次の瞬間――先生が、崩れ落ちた。
レッド「先生!?」
教室が騒然とする間もなく、生徒たちが次々と倒れていく。
ドサッ、ドサッ――。
そして最後は、レッドとレイラだけが立っていた。
レイラ「レッド.....みんな.....大丈夫?」
レッド「.....息はしてる。けど.....」
レッドは必死に一人ひとりを確認する。
誰も死なせたくない――その一心で。
だが、誰も目を覚まさない。
他のクラス、職員室も同じ状況だった。
レッド「.....っ、クソ.....どうすれば.....」
レイラ「レ、レッド.....あれ.....見て.....」
レイラの震える指が、窓の外を指す。
レッド「……ん?」
それは、外は昼のはずなのに、夜よりも暗かった。
学校全体が、黒い闇に包まれている。
レッド(これは.....自然現象じゃない.....)
胸の奥で、ひとつの答えが浮かぶ。
信じたくない。だが、どう考えても――
これは、俺たちにとっての最初の――
---
--- **〝異変〟** ---
---
**本編 第5話「最初の異変」 終わり**
〜おまけ〜
レッド
「ようやく更新できたな」
作者
「いやぁ、現実でテストというのも相まって大変でした......」
レッド
「テストは、大丈夫だったのか?ちゃんとできたか?」
作者
「うぅ....まだ結果は返ってないからわからないけど、
できはしたんだけどね.......やっぱり怖い.......」
レッド
「はぁ....とりあえず、できはしたんだろ?それでいいじゃないか」
作者
「そう.......かな......?」
レッド
「ほら、俺よりかはお前頭いいじゃないか。心配すんなって」
作者
「なんか今日のレッドは優しい........」
レッド
「 (`・ω・ ´ ) オヤツ イル カイ?」
レイラ
「(๑•̀ㅁ•́๑) イル!!」
レッド
「.....いつのまに......みんなで食べようぜ!」
作者&レイラ
「わーい!!!٩(๑>▽<๑)۶」
エレクロ 本編 第6話「閉ざされた学校」
前回文字数やばかったかな..........?
読みにくくてすみませんでした........
どれくらいの文字数がいいのか........
あと展開がおかしい気が...........
**本編 第6話「閉ざされた学校」**
____主な登場人物たち____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
フレイ
ミズリー
_________________
窓の外に広がっていたのは、見慣れた景色とはまるで別物だった。
昼間のはずなのに、夜よりも深い闇が校舎を包み込んでいる。
ただ暗いだけではない。光そのものが吸い込まれていくような、不気味な黒。
レッドもレイラも、言葉を失っていた。
レッド「俺たちにとって....最初の....異変....なのか....?」
レイラ「....え? 異変? 何の、こと....?」
レッド「昨日の話、覚えてないのか? 神獣たちが言ってただろ」
レイラ「しん....じゅう....あっ! エレメンターとか....?」
レッド「そう。エレメンターになったら、異変を解決するって....」
レイラ「....つまり?」
レッド「今起きてるこれが、きっと “それ” だ」
信じたくない。
だが、目の前の現実は、否応なく二人を非日常へ引きずり込んでいく。
そんなとき――
フレイ「....早速、異変の始まりか」
ミズリー「嫌な予感がすると思ってたけど....こういうこととはね」
突然現れた二匹の神獣に、レッドは思わず声を上げた。
レッド「し、神獣....!?」
フレイ「全く、フレイと呼んでくれて構わないぞ?」
レッド「じゃあ....フレイ。これはまさか....」
フレイ「ご明察の通り。これは異変だ」
レイラ「....むぅ....」
フレイはそのまま淡々と続ける。
フレイ「君たちにとって最初の任務だ。今回は俺たちも同行する。
まずは状況整理だ。他の生徒や教員は?」
レッド「みんな息はしてる。でも、返事はなくて」
フレイ「ふむ....意識を失ったというより、眠らされている状態だな」
レイラ「そうなの....?」
ミズリー「さっき学校全体を見てきたけど、そんな感じね」
レッド「じゃあ、俺たちのすべきことは....」
フレイ「分かっているだろう? エレメンターとしての責務を果たすんだ」
レッド「これを....終わらせるには....」
ミズリー「もちろん、元凶をどうにかするしかないわね」
フレイは窓の外を見やり、低く告げた。
フレイ「元凶の力で、この学校は閉ざされた空間と化している。
外側には強力な結界が張られ、完全に隔離されている状態だ」
レッド「その元凶を倒せってことか」
ミズリー「そうよ。レイラは私と、レッドはフレイと行動するわ」
レイラ「....え?」
フレイ「別々に動く。任務の基本を覚えるためにもな」
レッド「....分かった。行こう」
こうして二人は、それぞれの神獣と共に動き出した。
胸の奥に宿るのは、不安と――それ以上に強い決意。
“自分たちの番だ”
その思いだけが、足を前へ進ませる。レッドとフレイは校庭へ。
レイラとミズリーは校舎内へ。レッドは結界の調査を進めていた。
レッド「....ほんとだ。これがあるから外が暗く見えたのか」
フレイ「結界で間違いない。だが....よくここまでのものを張れたな」
レッド「....人の仕業....?」
フレイ「まぁそうだ。これほどの結界を張れるのは、“あの組織” だけだ」
レッド「組織....? あぁ、なんか言ってたような....」
フレイ「よく覚えていたな。これはその人員の仕業だろう」
レッド「外の状況は分かった。校舎に戻って元凶を探そう」
フレイ「あぁ」
その頃、レイラたちも校舎内の調査を終え、元凶の捜索に移っていた。
だが、この学校は広い。迷宮のような構造が、今は仇となる。
そして――異変は向こうから姿を現す。校庭の空気が、黒い煙のように歪んだ。
レッド「……なんだ……?」
煙の中から、骨の軋む音が響く。
|竜牙兵《スケルトンゴーレム》「……Luuuurrrrr……Guuuaaaaaaaa……!」
骨だけで構成された巨体。
顔の部分には動物の牙を無理やり組み合わせたような異形の面。
その存在だけで、肌が粟立つほどの寒気を放っていた。
レッド「....何だこの声....耳の奥に響く....」
フレイ「ほう....竜牙兵か。久しぶりに見たな」
レッド「こっちへ来るぞ!?」
フレイ「君はエレメンターだ。あんなやつに怯える必要はない」
レッド「....でも、気味が悪すぎる!!」
フレイ「やつのランクは〈F〉。最弱クラスだぞ?」
レッド「らんく....? なんだそれ....」
フレイ「....ふぅ。また説明が必要だな」
レッド「ど、どうする....?」
フレイ「まずは――準備だ」
その瞬間、レッドの身体が淡い光に包まれた。
光は服を形作り、炎を思わせる色と模様が浮かび上がる。
体の奥底から、熱が湧き上がる。
まるで血液の代わりに炎が流れ始めたかのような感覚。
レッド「....これは....」
フレイ「着心地はどうだ? それは**『スキルスーツ』**だ」
レッド「スキル....スーツ....」
フレイ「君の体には炎のエレメントが流れている。
これはその流れを整え、力を最大限に引き出すための戦闘服だ」
レッド「....すげぇ....」
フレイ「そして、もう一つだ」
フレイが手をかざすと、光が収束し、一本の剣が姿を現した。
それは、ただの武器ではなかった。
神が創りし武器――**`〝神創兵器〟`**呼ばれる。
フレイ「四大神器が一柱。炎の神剣――
**『|神託す冠華の灼焔《フレアノヴァ》』**だ」
レッド「フレア....ノヴァ?」
その剣は、天から降り注ぐ光そのもののように輝き、
刃には万象を貫く真理の力が宿っていた。
見る者すべてを圧倒する神威。触れることすら躊躇うほどの神聖さ。
レッドは息を呑むしかなかった。そして、フレイは静かに告げる。
フレイ「では――神直々に命じよう。
レッド、この神剣を以て、俺に君の力を見せてみせろ」
そして、フレイは最後にひとことだけ付け加えた。
---
--- **「今まで紡がれてきた、あの`“|想い《人》”`のように__ 」** ---
---
**本編 第6話「閉ざされた学校」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「待って、今気づいたんだけどこの更新ペースだいたい月イチじゃ....?」
レッド
「あぁ〜確かに。ちょうど約5ヶ月前から始めてたもんな」
作者
「1ヶ月に1話....?オワッテルッテ(^ω^)」
レッド
「たまに『もっと早くこのサイト見つけられたらぁぁ!!』って言ってたよな」
作者
「マジでそう思ってる.....」
レッド
「まぁまぁ、続けてるだけいい方だよ。すぐ失踪するよりかは......ね」
作者
「ほんと......ここまでこれてるのは見てくれてる皆さんのおかげです........!!」
レッド
「作者に付け足して.......これからも俺たちをよろしくな!」
レイラ
「よ〜ろ〜し〜く〜!!(ง⁎˃ ᵕ ˂ )ง⁾⁾」
エレクロ 本編 第7話「灯火の光」
ぴすぴすいぇい(???)
おぉぉーー!!今回は少し戦闘なのかな?(ほんとにちょっとだけ....)
戦闘描写って私、めちゃくちゃ苦手なんだよね.....
なので次回も文章表現が壊滅以上に終わっていることでしょう!!
**本編 第7話「灯火の光」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
フレイ
_________________
剣とは思えない静けさと、触れただけで魂が震えるような威厳。
レッドはただ、その存在に圧倒されていた。
こんなものが、この世に本当に存在するのか――そう思わずにはいられない。
---
--- **『|神託す冠華の灼焔《フレアノヴァ》』** ---
---
レッド「フレア....ノヴァ....?」
フレイ「その通り。我々が創った武器だ。全部で....まぁ4つある。
『四大神器』のうちの一柱だが、今は覚えなくていい」
レッド「うん....わかった....」
フレイは一歩前に出て、静かに告げる。
フレイ「では――神直々に命じよう。
レッド、この神剣を以て、俺に君の力を見せてみるがいい....」
その言葉が落ちた瞬間、空気が張りつめた。
まるで時間そのものが止まったかのように、世界が静まり返る。
フレイの瞳は、すべてを見通すように深く、鋭い。
---
--- **「今まで紡がれてきた、あの `“|想い《人》”` のように――」** ---
---
レッド「....これ、で?」
フレイ「そうだ。まずはやってみろ。
エレメンターとしての血が騒ぐかもしれないぞ?」
レッドは深く息を吸い込んだ。
胸の奥に宿る熱が、ゆっくりと燃え上がっていく。
フレイ「今の君は、まだランク〈F〉だが....大丈夫だ。
君たちなら、きっとあの子のような場所まで行ける」
レッド「........よし」
フレイ「準備はできたな? ならば――思うままにやってみろ」
レッドは覚悟を決めた。俺ならいける。やれる。
竜牙兵は三体。自我があるのかも分からない、ぎこちない動き。
だが――一瞬で焼き払えばいい。
神剣とスキルスーツ。この二つと呼吸を合わせるんだ。
自分も、この威厳に負けないように。
レッドはもう一度深呼吸し、静かに目を閉じた。
体の奥底で、炎が脈打つように流れているのを感じる。
そして――目を開き、神剣を構えた。
その姿は、まさにエレメンターだった。
レッド「いくぞ」
床を強く踏み込む。
風を裂き、時間すら置き去りにする速さで竜牙兵へと迫る。
レッド「....スキル発動__ 」
神剣に炎が宿り、刃が閃光のように走る。
レッドは斬撃の直前、左足を引き、身をひねり、重心を低く――
最も鋭い軌道を描くための姿勢へと移る。
レッド「....逃れられぬ運命を、この一撃で焼き尽くす――!」
竜牙兵が気づいた時には、すでに斬撃の軌道の中。
紅蓮の炎をまとった刀身が、閃光となって闇を裂く。
---
--- **【|日昇閃華《にっしょうせんか》】** ---
---
灼熱の刃が、暗闇を切り裂いた。
剣を振り抜いた直後、竜牙兵はまだ立っていた――
だが、それはほんの一瞬の遅れにすぎない。
レッドが神剣を静かに地へ突き立てると、
敵の足元から炎が咆哮を上げ、天へと伸び上がった。
まるで炎そのものが意志を持ち、獲物を喰らうかのように。
その灯火の中心で、レッドは微動だにせず、剣を握り続けていた。
フレイ「....実に見事だ。やはり君を選んだかいがあった」
レッド「....終わった、のか?」
フレイ「今の敵は、だ。根本を断たない限り、いくらでも湧いてくるぞ」
レッド「....うん」
フレイ「それと今ので、君はランク〈E〉くらいまで上がっただろう」
レッド「....あっ、そのランクって?」
フレイ「また随時説明する。――よし、次の準備はいいか? また来るぞ」
レッドは真っ直ぐな目で頷いた。
胸の奥に宿る炎は、もう揺らいでいない。
レッド「....任せて」
フレイ「いい返事だ。では――また君の灯火の光を見せてもらおう。レッド」
**本編 第7話「灯火の光」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「待って今回内容少な過ぎるかも……ねっ、フレイさん?」
フレイ
「うっ.....なぜ俺なんだ......」
作者
「最近のおまけコーナーではレッドとレイラだけだから、たまには、ね?」
フレイ
「っ.........どうもみなさん、フレイです」
作者
「そんなかしこまらなくても.......まっ、いつもレッドたちをありがとうね」
フレイ
「思っていたよりも飲み込みが早くて助かってるよ。お前と違ってな」
作者
「最後のやつ余計でしょっ!てか(この物語の)元々は私だし!?」
フレイ
「.....まずい、怒らせたら消される.......」
作者
「悪いイメージしかないんですか......?私.........」
フレイ
「....っ、話は変わるが、前より早く更新できたの、頑張ったな」
作者
「......うん、短いけど表現に頑張った….はず....(泣)」
フレイ
「よしよし、次はレイラたちの回ってことで、みんな楽しみにしていてくれ!」
エレクロ 本編 第8話「恐怖を超えて」
今回は!!レイラたちの回です!!
前回はまぁ、可もなく不可もなく的な感じで....
今回は尺があまりなかったので戦闘は次回です....!!
**本編 第8話「恐怖を超えて」**
____主な登場人物たち_____
レイラ・アクランド
ミズリー
_________________
レッドたちが戦いに身を投じているその頃、
レイラとミズリーもまた、元凶を探して校舎内を進んでいた。
だが、レイラは、この音すら吸い込むような静けさがどうしても苦手だった。
いつもの明るさは影を潜め、
胸の奥から湧き上がる“恐怖”が、彼女の足を重くしていく。
レイラ(ガクガク....ブルブル....)
ミズリー「うん? どうしたの? そんなに震えて....」
レイラ「○▼※△☆▲※◎★●」
ミズリー「あぁ〜、怖いのね。なるほど」
レイラ「こ、怖く....ないもん....!」
ミズリー「うーん、そうね....でも怖くても、慣れるしかないのよ」
レイラ「早く....帰りたいよ〜....」
ミズリー「でも異変を解決しない限り、帰れないわよ」
レイラ「うっ....う....うぅ....(泣) 」
ミズリー(気持ちは分かるけど....どうしたものかしら)
そのときだった。
二人の周囲に、光をも呑み込むような黒い煙が立ち上がる。
その闇の中から、骨の軋む音が響いた。その正体は、竜牙兵。
レイラ「うっ....!」
逃げたい。
見たくない。
触れられたくない。
家に帰りたい。
怖い――。
胸の奥から溢れ出す恐怖が、レイラの体を完全に支配していく。
レイラ「はぁ....はぁ....うぅ....」
ミズリー(まずい....このままじゃ本当に....でも、この子がやらないと意味がない....)
レイラ「たす........け........」
レイラはその場に崩れ落ちた。
足から力が抜け、地面に座り込む。
震えが止まらず、視界が揺れる。
ミズリー(今回ばかりは私が....やるしかないのかしら....? でも....)
レイラ(逃げ....たい....)
その瞬間――
---
--- **「立って、レイラ」** ---
---
レイラ「....っ!」
誰もいないはずの空間で、確かに声が聞こえた。
---
--- **「どんなに怖くても、逃げたら何も変わらない」** ---
---
レイラ「だ、誰……?」
知らない声。でも、どこか懐かしい。
優しく、温かく、背中をそっと押してくれるような声。
---
--- **「最初は、誰だって怖いのは同じ」** ---
---
--- **「それでも、その恐怖を乗り越えたから、この先の未来がある」** ---
---
--- **「私たちだって……そうだったから……」** ---
---
視界がふっと白く染まり、次の瞬間、レイラは別の場所に立っていた。
木々の隙間から差し込む柔らかな光。
湖面に反射する青い輝き。風に揺れる草木の音。
どこまでも穏やかで、心が洗われるような景色。
レイラ「ここ……どこ……?」
夢のような、記憶のような――そんな曖昧な世界。
湖の前に、ひとりの少女が立っていた。
背丈はレイラより少し高い。
長い水色の髪が風に揺れ、湖の光を受けてきらめいている。
??「来ちゃったかな?」
レイラ「えっ……?」
少女は振り返らず顔が見えない。
だが、その声は――さっきの声だ。
??「あ、この場所は気にしなくていいよっ」
レイラ「あ....は、はい....」
??「あなた、戦いが怖いんでしょ」
レイラ「そ、それは....」
??「でもね、何もしなかったら何も変わらないの」
レイラ「....うん」
??「今回も同じ。誰かが正しく動かなきゃいけない。
私たちだって....判断を間違えれば、この世界が滅び....」
レイラ「....え?」
??「ううん、なんでもない。要するに――未来は変えられるってこと」
レイラ「み、未来....?」
??「そう。そして今回、その “誰か” があなた。レイラ」
レイラ「わ、私が....?」
??「ええ。あなたたちの手に、
この学校の生徒数百人の命がかかってる。これが使命よ」
レイラ「す、数百....」
??「だから――恐怖になんか負けないで。救ってあげて!」
---
--- **「生徒たちの命と、輝きのある世界の未来を!」** ---
---
レイラ「……ハッ!」
気づけば、元の校舎に戻っていた。
夢だったのか、記憶だったのか――分からない。
でも、胸の奥に確かに何かが灯っていた。
ミズリー(顔を上げた....震えも止まってる....今がチャンス....!)
ミズリーは手をかざし、闇を払うように光を放つ。
その光の中から現れたのは――
ミズリー「四大神器が一柱、水氷の神斧――
**『|氷下に抱く天水の夢《アクレシア》』**よ」
それは、ただ存在するだけで空気を震わせるほどの神威を放っていた。
ミズリー「そして、これも!」
レイラの服が光に包まれ、スキルスーツへと変わる。
水と氷が融合したような模様が、淡く輝いていた。
ミズリー「レイラ! これ受け取って!」
ミズリーはアクレシアを投げ渡す。
レイラは迷いなくそれを受け取り、一度軽く振る。
その刃が空気を切り裂き、冷気が舞った。
レイラは神器を後ろに構え、静かに目を開く。
レイラ「怖い....でも、――守りたい」
ぎゅっと拳を握りしめ、一歩前へ踏み出す。
レイラ「私も....やれば、できるんだっ....!」
**本編 第8話「恐怖を超えて」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「.....あと少しで......10話......!......ミズリー!」
ミズリー
「え!?なによ!?」
作者
「呼ばせていただきました。前回フレイだったから」
ミズリー
「薄々思ってたけど....本当だったとはね.....」
作者
「とくに話すこともないので、せっかくだからレイラについて話してもらおう!」
ミズリー
「え?あぁ、あの子ね.....すごくいい子よ。かわいいし」
作者
「......は?」
ミズリー
「少し怖いものが苦手?みたいだけどやるときはやる子よ」
作者
「.....ほ、ほう.....真面目に答えてくれるんだ」
ミズリー
「普通じゃないの?フレイもこんな感じかと.....」
作者
「いやぁ、あいつは嫌々でやってたよ〜?全く、神獣だってのに」
ミズリー
「 (黙ってその場を立ち去る) 」
作者
「ミズリー?どうしたの?急にいなくなって.....」
フレイ
「ほうほう、嫌々にやっていたと.....ふ〜ん....」
作者
「アッ、フレイ サン.....」
-------------------------
◀ to becontinued
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エレクロ 本編 第9話「水の記憶、氷の誓い」
前回はこれはまたぁ、ずいぶんと長くなってしまったようで....(今回もじゃね?)
あと思ったのが、私って伏線ちらつかせすぎて不鮮明な件について(((おい
今回だって散りばめたつもりが、やっぱわかりにくい気が....(((そういうとこだよ
レイラの新技?が大量ですよ〜!
**本編 第9話「水の記憶、氷の誓い」**
____主な登場人物たち_____
レイラ・アクランド
ミズリー
_________________
---
--- **「....恐怖を超えるんだ」** ---
---
レイラは拳をぎゅっと握りしめ、一歩前へ踏み出した。
レイラ「みんなが……」
胸の奥に宿る想いが、震える声を押し上げる
---
--- **「笑顔でいられるためにっ....!!」** ---
---
|竜牙兵《スケルトンゴーレム》「Guuu....Lrrrrrrruu.....ah.....a.....!」
ミズリー(....大丈夫。あの目なら、きっとやれるわ、レイラ)」
レイラ「落ち着いて....冷静に。敵の動きをよく見て....」
敵の数はレッドが相手した場面より多い。
だがレイラは、自分に言い聞かせるように深く息を吸った。
レイラ「大丈夫。大丈夫....」
体の奥で、水と氷のエレメントが脈打つ。
その流れが、レイラの心と呼応する瞬間を待つ。
レイラ「一度じゃ無理でも....これなら....いける」
レイラはアクレシアを構え、素早く動ける体勢を整える。
その姿は、恐怖に飲まれていた少女とは思えないほど凛としていた。
レイラ「スキル....発動__ 」
---
--- **【|水断蒼刃流《すいだんそうじんりゅう》】** ---
---
レイラの体が水のように流れ、右、上、下、左へと舞う。
圧縮された水が刀身となり、奔流の軌跡を描きながら敵を斬り裂く。
竜牙兵の三割が一瞬で崩れ落ちた。
レイラ「....結構大振りしたつもりだったけど、ここまでとはね」
残りの敵を見据え、再び構え直す。
---
--- **【|氷華散舞《ひょうかさんぶ》】** ---
---
空気が一瞬で冷え、氷の花弁が舞い散る。
触れたものを凍傷にする美しい技が、竜牙兵たちを包み込む。
竜牙兵「Lrrr........Ahaaaaaaaaaaaa........!!」
レイラ「........」
竜牙兵「........Guuuaaaaaaaaaaarrrrrrr........!!」
レイラ「まだ残ってる」
襲いかかる敵を前に、レイラはそっと床に手を置いた。
---
--- **【|氷牙連鎖《ひょうがれんさ》】** ---
---
地面から氷の鎖が這い上がり、複数の敵を一気に拘束する。
鎖は連鎖反応で周囲の竜牙兵も凍らせ、氷片となって砕け散った。
竜牙兵「……uh……aaa……」
残りは16体。だが、レイラの瞳にはもう怯えの色はなかった。
レイラ「もう、終わりにしよう」
アクレシアを振り上げた瞬間――
レイラの脳裏に “ある記憶” が流れ込んだ。
---
---
---
---
3年前。
中学1年の冬。
大雪の日。
暗い空。
走る自分。
レイラ「はぁっ....はぁっ....! えへっ」
今日は、半年ぶりに父親が帰って来る日だった。
しばらくして家に着く。そして、扉を開ける。
だが、その先にあったのは――
真っ赤に染まった壁と床。
鉄の匂い。
倒れた3つ人の影。
瞳孔のない目。
レイラ「え.....あ.....っ、な.....あぁあああぁぁ!!」
涙が溢れ、視界が歪む。
そのとき、玄関の逆光の中から男が現れた。
そのせいで、姿はよく見えないが、
彼は、槍と思われし武器を持っていた。
??「あぁ? まだ残党がいたとはな。情報じゃ三人って聞いたんだが」
レイラ「.....っ、あ、あぁ.....」
男は槍を構えた。ただの槍ではない、“死” の匂いがする武器。
だが、それはとても人が作ったような代物には見えなかった。
??「おとなしくしてりゃ苦しませずに殺してやるよ」
レイラ「ハァ.....ハァ.....」
??「悪いが、これが任務なんだ。お前がもっと強かったらよかったのにな」
そして――
槍がレイラの胸を貫いた。
---
---
---
---
レイラ「.....っ!」
息が詰まる。胸が痛む。
これは―― “記憶” 。
レイラ(もっと強かったら.....守れたのかな.....? 私が強ければ.....みんな.....)
涙が滲む。胸が締めつけられる。
レイラ「はは.....あぁ.....」
でも――
ここで立ち止まったら、また同じ後悔を繰り返すだけ。
守りたいものを守れない自分に戻るだけ。
レイラ(........違う。私はもう、逃げない)
水のように流れ、
氷のように強く、
未来へ進む。
レイラ「.....っ、はぁぁ!」
レイラはアクレシアを振り上げた。
---
--- **【|凍涛覇衝《とうとうはしょう》】** ---
---
振り下ろした瞬間、巨大な氷の波が生まれた。
波は竜牙兵たちを一気に呑み込み、
触れた瞬間に凍りつかせ、砕き散らす。
その一撃で、残っていた竜牙兵はすべて消滅した。
レイラ「もう、後悔はしない……!」
**本編 第9話「水の記憶、氷の誓い」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「最近、エレクロを1話ごとちょこ〜と考察?してくれる人が出てきて嬉しいこの頃」
レッド
「おぉ〜こんな作品にそうしてくれる人がいるとは」
作者
「そうなんだよ!とか、リアクションしてあげたい.....」
レッド
「ガッチガチ考察には反応してあげれば?」
作者
「そうだね!!__といいたいけどそんなできると思う?まだ9話しかないよ?」
レッド
「うん?そういえば、なんでお前生きてんの?怖っ」
作者
「前回?あぁ、フレイに何されたかは想像にまかせて、これは作者の権能ってやつ?」
レッド
「じゃ、俺たちが調子乗ったら本当に消されるってこと....?」
レイラ
「え、うそ、ほんと.....私たち、消されちゃうの......?」
フレイ
「マジかよ」
ミズリー
「今のうちにみんなに別れを済ませないと....」
作者
「消したら消したでこっちが困るので消しませんよぉぉぉぉ???(怒) 」
作者のつぶやき
「それと技名って難しい漢字はもちろん、全部読みがつけたほうがいいかな....?」
それとエレクロの雑学集を公開しました!暇つぶしがてら見てみてください!!
➔https://tanpen.net/novel/87c18a8f-36b5-46be-ac4b-be3b0ca5e683/
エレクロ 本編 第10話「異変の集大成」
1期(1回目)のエレクロOP曲です!
歌詞全般も今後や今に関わってる所が多い(感じる)のでそういった点にも
注目すると色々面白いかも!? ぜひ聞きながら読んでみてください!(??)
➔https://d.kuku.lu/46yd2sz4a
※イヤホン推奨※
**本編 第10話「異変の集大成」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
フレイ
ミズリー
_________________
レイラ「もう、後悔はしない.....!」
竜牙兵をすべて倒しきった瞬間、レイラの膝から力が抜けた。
胸の奥に溜まっていた緊張が一気にほどけ、地面に座り込む。
できたんだ.....私にも。
その実感が、じんわりと胸に広がっていく。
ミズリーはそっとレイラの隣にしゃがみ、優しく声をかけた。
ミズリー「.....よく、頑張ったわね」
レイラ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 私やったよぉぉぉぉ!!」
ミズリー「でも安心しきるのはまだ早いわ。早くレッドたちと合流するわよ」
レイラ「.....ひ、ひゃい.....」
異変はまだ終わっていない。
その現実が、レイラの胸に再び重くのしかかる。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
暗い空。暗い校舎。
まるで世界そのものが闇に飲まれたような不気味さ。
レッドとフレイは、レイラたちの元へ急いでいた。
今、レッドたちがいるのは校舎の3階。
レッド「フレイ、2人の位置は?」
フレイ「1階の多目的トイレ付近だな。あとはお前がよく分かってるだろう」
レッド「多目的トイレとか、そういうの分かるの.....?」
フレイ「DA☆MA☆RE」
レッドは思わずため息をつく。
だが、レイラたちの動きがないのが気がかりだった。
レッド「早くレイラの元へ行く方法はないのか!?」
フレイ「階段を使わなければいいじゃないか」
レッド「.....は?」
フレイ「一般人と自分を一緒にするな。ここから飛び降りても問題はないぞ」
レッド「..........」
ふざけているのかと思ったが、確かにそれが最速だ。
覚悟を決め、レッドは窓から飛び降りた。
レッド「はいはい、なるほどねっ」
着地した先に広がるのは、夜のような空。
空気そのものが淀んでいて、胸の奥がざわつく。
フレイ「よし、あとはあそこを真っ直ぐだ」
レッド「急ごう」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
一方その頃。
レイラは地面に座り込み、涙目で小さく震えていた。
レイラ「う、ううぅ.....れっどぉ.....ふれ.....なんとかさ〜ん.....」
ミズリー「相変わらずフレイの名前は覚えてないのね.....」
その瞬間――
ドドドドド……ドシャーン!!
地面が揺れ、壁の一部が崩れ落ちた。
粉塵の向こうから、怒鳴り声が響く。
フレイ「 『ふれ.....なんとかさ〜ん』とは何事だ! レイラ!」
レイラ「うわぁぁぁ!! お、おばけぇぇぇ!!」
フレイ「誰がおばけだ! いい加減覚えろ!」
ミズリー「どーどー、落ち着きなさいフレイ。合流できたわよ?」
レッド「.....馬かな?」
なんとか合流を果たした4人は、状況を整理する。
ミズリーは竜牙兵についての情報を伝えた。
今回の竜牙兵は量産型。
つまり、元凶を倒さない限り無限に湧き続ける。
フレイ「さすがミズリー。頼りになるな」
ミズリー「でもね.....他の竜牙兵とは比べものにならない敵性反応が1つあるの」
レッド「まだいるのか.....」
ミズリー「でもそいつと異変の元凶は別みたい。つまり――」
フレイ「竜牙兵の上位互換ってやつか」
レイラ「にゃ! (。・・。)」
ミズリー「異変の集大成として生み出された存在だと思う」
レイラ「きぃらきらぁ〜おほしさま☆彡」
レッド「お前はさっきから何をしてるんだ……」
レイラ「ぷしゅんっ!!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
黒い空。黒い外套。
屋上に立つ“男”が、すべてを見下ろしていた。
??「.....少し弄びすぎたか.....? まぁいい」
男はゆっくりと歩き出す。
その足取りは、獲物を追う獣のように静かで、冷たい。
??「だからわざわざ学校を戦場にしてやったんだ__ 」
---
--- **「ここからは、`絶対に逃さない`」** ---
---
**本編 第10話「異変の集大成」 終わり**
〜おまけ〜
レッド
「まさかこの小説にOPがつくとはな〜」
作者
「いやぁなんか寂しいから.....」
レッド
「著作権とか大丈夫なのか?」
作者
「急にメタい....でもYouTubeフリーより引用なのでそこは安心してね」
レッド
「♪〜♬〜(視聴中)」
作者
「どう?なんか気づいたことあった〜?」
レッド
「うんうん、なるほど、すんごいよくわかった!(((わかってない」
作者
「あなた主人公でしょうよ....」
レイラ
「え、なになに〜? ねぇ見せてよぉ(ノ> ▿ <)ノ :。・::・゚’★,。・::♪・゚’☆」
レッド
「はいはい、じゅんばん、じゅんばん!」
作者
「.....うん? そういえばなんか忘れてるような....」
エレクロ 本編 第11話「獄闇の狂戦士」
1期エレクロOP曲
➔https://d.kuku.lu/46yd2sz4a
※イヤホン推奨※
今回は目安1つや2つ程、考察要素(伏線)を入れてみました〜(((今更
**本編 第11話「獄闇の狂戦士」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
フレイ
ミズリー
_________________
薄暗い校舎。倒れたままの生徒たちが静かに横たわる廊下。
その光景が、レッドたちの胸に焦りを刻んでいく。
だが、異変の元凶に関する情報は揃った。
フレイ「異変の集大成、か」
レッド「名前からして怖いんだけど....」
ミズリー「大丈夫よ。今の2人なら、きっとできるわ」
フレイ「元凶と思われる存在は5階にいる。向かうぞ」
レッド「....行くしかないか」
竜牙兵の大量投入で体力を削り、最後に本命をぶつける――
そんな敵の狙いは明らかだった。
だが、レッドとレイラは最小限の手数で切り抜けた。
まだ戦える。まだ終わらせられる。
レッドたちは決意を胸に、5階へ向かう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
その頃、5階の奥――
闇に溶けるように潜む人物が、静かに笑っていた。
??「へへ....来たぞ。俺の存在も知らないくせに....」
そこには二つの影があった。
ひとりは黒い外套をまとった男。
もうひとつは――
光を一切通さない漆黒の鎧に覆われた、人型の何か。
??「まぁまぁ。せっかく来てくれたんだ。出迎えてやろうじゃないか」
男の笑みは闇に溶け、誰にも見えない。
ただ、迫り来るエレメンターを待ち構えていた。
??「そろそろ出番だ。静寂を破りし、闇に在る戦士――」
---
--- **「 *“|獄闇の狂戦士《クロウ・バーサーカー》”* よ」** ---
---
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
レッドたちは最後の階段を駆け上がる。
エレメンターとなってから身体能力は格段に上がっていたが、
その変化に気づく余裕はなかった。
レイラ「あと少し、だね」
フレイ「あぁ。次の階段を登ればすぐだ」
レッド「もう準備はできてる....!」
レイラの表情は、いつもの明るさとは違う。
冷静で、強い意志を宿した戦う者の顔だった。
そして――
レッド「ついに、見つけた....!」
視線の先に立つ “元凶” 。
闇と静寂を支配する戦士が、堂々とそこにいた。
レイラ「これが――」
レッド「この異変の――」
ミズリー「 “元凶” の正体――」
フレイ「....いや....」
その戦士は、鎧の奥から低く声を響かせた。
|獄闇の狂戦士《クロウ・バーサーカー》__※以下、狂__「....我は....今宵を統べる者....我は....其を絶つ者....」
圧倒的オーラだ。ただただその場にいるだけで、空気が重い。
今にもその威圧に体が押し潰されてしまいそうだ。
その状況下で発せられた声は、静かに、かつ禍々しい雰囲気だった。
レッド「....うっ、なんて空気だ....」
ミズリー「そうね。2人とは比べ物にならないけど」
レイラ「でも、立ち止まるわけにはいかない....!」
狂戦士は微動だにしない。
まるで巨大な岩のように、ただそこに在る。
レッド(....動かない。でも、このまま一気にいけば....!)
レッドは身を低く構え、炎の螺旋を生み出す。
レッド「スキル発動__!」
---
--- **【|紅蓮旋火《ぐれんせんか》】** ---
---
炎の螺旋と共に回転し、神剣を振り抜く。
その刃は確かに狂戦士の頸を捉えた――はずだった。
狂「....我は、静寂を破る者なり....」
その瞬間、レッドの攻撃は鏡のように反射され、霧散した。
レッド「....え....?」
理解が追いつかない。思考が真っ白になる。
狂戦士は動かないまま、ただ剣を振り上げた。
ミズリー「――はっ!」
フレイ「レッド!! 避けろ!!」
だが、もう遅い。
レッドが斬られる――その瞬間。
濃い霧が辺りを覆った。
---
--- **【|水霧瞬閃《すいむしゅんせん》】** ---
---
霧の中からレイラが飛び出し、
見えない神斧の一撃を狂戦士に叩き込む。
狂「....小癪な....真似を....」
レッド「た、助かった....」
レイラ「援護遅れてごめん! 霧作るの難しくて!」
狂「....視界を呑むのであれば....祓うまで....」
狂戦士が一歩踏み出すと、霧は一瞬で晴れた。
レイラ「へぇ....あれを一瞬で晴らすんだ。なら、これは....!」
---
--- **【|水蛇氷雫陣《すいじゃひょうだんじん》】** ---
---
それは神斧が蛇のようにしなり、
水飛沫が宝石の如く輝きを放ち舞いながら狂戦士へ迫る。
レイラ「囲い込む....!」
武器と体が共鳴し、何度も周回して攻撃を叩き込む。
だが――金属音が響く。
狂戦士の鎧には、擦り傷程度しかついていない。
レイラ「うそ....」
レッド「....はぁぁぁ....!」
レッドが飛び出した。
レッド「俺は、あのあと動けなかった....けど、一人で彷徨うくらいなら....
ここにいる “自分の存在” を証明してやる――!」
狂「無念....極まれし」
レッドは深呼吸し、異様なオーラを纏う。
レッド「 **`『|炎神乱舞《レオ・フレア》』`**――壱ノ乱!」
炎がレッドの体を包み、天へと舞い上がる。
---
--- **【|命燃やす焔天の舞《ソウル・イグナイト》】** ---
---
暗闇を照らす鮮烈な炎が一帯に広がる。
その炎は熱く、優しく、温かい。
レッドの意思そのものが形になったようだった。
狂「....う、う........が........な、がああああああぁぁぁ!!」
狂戦士は炎に呑まれ、逃れようともがくが――
炎は決して離さない。
レイラ「す、すごい....明るい....!」
ミズリー「でも....フレイ、あれって――」
フレイ「....あぁ。あれは確かに、全く `“同じ”` だ」
ミズリー「でも、なんで....?」
フレイ「........」
レッドは炎の檻の中へ歩み寄り、
神剣を振り上げ、狂戦士の首へ――その瞬間。
---
--- **「あーあ、ダメじゃないか。こんなとこで終わっちゃ」** ---
---
レッド「....はっ!」
知らない声。だが、その声はこの状況を楽しんでいるようだった。
そして影の中から、ひとりの男が現れる。
??「おっと、こんにちは。はじめましてだね」
---
--- **「 “新しいエレメンター” さん」** ---
---
**本編 第11話「獄闇の狂戦士」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「おぉぉい!! そうだ!! そうだぞ!!」
レッド
「なになになになになに」
レイラ
「わー! こー! なー!(????) 」
フレイ
「帰るか」
ミズリー
「うるさい....」
作者
「ついに10話突破したぞぉぉぉー!!!」
レッド
「すっっかり忘れてた」
レイラ
「ナニソレオイシイノ?」
フレイ
「へぇ」
ミズリー
「そう」
作者
「いやいや何か祝うなり褒めるなりして!?
この物語にとっての10話がどれほどすごいことか!?(と思ってる) 」
ミズリー
「ただ更新が遅いだけじゃないの」
フレイ
「そうだそうだ〜」
作者
「ちゃんとした(?)小説を目指して書いていたので....それは、、、すみません....」
レッド
「まぁまぁ、10話突破はおめでとうな!」
レイラ
「うんっ! うんっ!」
作者
「2人ともぉ....(つд⊂)」
エレクロ 本編 第12話「影からの来訪者」
1期エレクロOP曲
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※イヤホン推奨※
※今更ですが学タブなどの方は見れない可能性があります....すみません....
**本編 第12話「影からの来訪者」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
_________________
炎の檻が揺らめく中、
その声はまるでこの状況を楽しんでいるかのように響いた。
??「やぁ、こうして会うのははじめてだね」
影から現れたその人物は、黒い外套に黒い服――
全身が闇に溶け込むような“黒尽くめ”だった。
緊張も、焦りも、敵意すら感じられない。
だがレッドたちは直感してしまった。
――本気で攻められたら、この男には勝てない。
それは、変えようのない “事実” だった。
レッド「お前は....誰なんだ?」
??「そうか、自己紹介がまだだったね」
男は軽く外套を翻し、優雅に名乗った。
??「俺の名はエリック。**『エリック・ロア』**だ」
レッド「エ、エリック....」
エリック「そうそう〜」
その口調は妙に親しげで、軽い。
だが、隙は一切ない。
見せていないのではなく、存在しないかのように。
エリック「ほんとは前に出たくなかったんだけどね〜。
こうでもしないと、やられちゃうからさ。あいつが」
エリックの視線の先――
炎に囚われているはずの狂戦士が、まだ原型を保っていた。
エリックは片手を軽く振り、黒いスペルブックを出現させる。
エリック「|詠唱《セット》__ 」
レイラ「........? せっと?」
---
--- **【|鎮炎・療・心《ロスト・ルー・ライン》】** ---
---
炎が一瞬で消え、視界が暗闇に戻る。
舞い散る火の粉が、焦げた匂いを残して消えていく。
そして、焼け焦げていたはずの狂戦士の傷が、跡形もなく治っていた。
狂「.....恐れ入る.....我が主よ」
エリック「わかったなら、さっさと済ませてくれ。
任務外とはいえ、俺にはまだ仕事があるからね」
レッド「....ま、待て。目的は俺たちじゃないってことか?」
エリック「へぇ、思ってたより耳がいいね、君は」
エリックは服を整えながら、レッドたちを見つめる。
エリック「そうさ。お前らはただの “おまけ” に過ぎない。
ここは都合がいいから使わせてもらっただけ。
俺の今回の任務は――魂の吸収。はら、効率いいだろ?」
レッド「....は?」
腹の底で、怒りにも似た感情が蠢いた。
この学校の生徒たちの魂を吸い、
エレメンターはついでに排除できればいい。
そんな理不尽が許せるはずがない。
エリック「おっと、そんなに怒らないで。
魂をどうするか知りたい顔してるね?」
レッド「........」
エリック「簡単に言うよ。魂は “強化” に使うんだ」
レイラ「強化....?」
エリック「そう。魂を使って我らの――っと、危ない危ない。
まぁ、魂がなくてもいいけど、この方が早いんだよ」
レッド「....なぜ止める? まだ続きがあっただろ」
エリック「融通が利かない子だねぇ。とにかくそういうこと。
あぁでも、このまま魂を吸い続けたらどうなると思う?」
レッド「人の命を....簡単に踏みにじるなぁぁっ!!」
レッドは怒りのまま床を蹴り、神剣を構えた。
レッド「スキル発動__!」
---
--- **【|焔穿爆龍破《えんせんばくりゅうは》】** ---
---
炎を纏った神剣が、闇を穿つように突き進む。
エリック「ほぉ〜、なるほど。少し甘く見てたかな。
|詠唱《セット》__ 」
レッド「なにか、くる....!」
---
--- **【|盾・花・円環・強《ハレ・ライ・ライル・ガンド》】** ---
---
レッドの一撃は、薄い花弁のような防御に阻まれた。
だがその薄さとは裏腹に、
内部には巨大な根が張り巡らされているような強度があった。
エリック「悪いけど、ここで構ってる時間はないんだ」
レッド「ここまで来て逃げるのか?」
エリック「ははっ、面白い冗談だね。でもそろそろ行かせてもらうよ」
エリックは余裕の笑みを浮かべたまま、背を向ける。
レッド「あっ、待て!!」
エリック「あとは任せたよ。クロウ__」
レッド「クロウ....?」
その瞬間――
狂戦士がレッドの背後に迫っていた。
狂「....御意....」
レッド「まずい....!」
金属音が響き、レッドはギリギリで受け止める。
だが、その隙にエリックは闇の中へと足を踏み入れる。
エリック「....でも、言い忘れてたね」
レッド「....ぐっ、何がだ?」
エリック「異変を終わらせたいなら、そいつを倒せばいい。
“|獄闇の狂戦士《クロウ・バーサーカー》”。
クロウを倒せば異変は終わる。まぁ、できるかは知らないけど」
レッド「な、なんだと?」
エリック「ちなみに魂の吸収元は、この学校の人間全員ね?」
レッド「....おい!」
エリック「それじゃ、健闘を祈るよ」
エリックは完全に姿を消した。
残されたのは――狂戦士ただ一体。
レッド「....っち、なら本気で叩く....!」
レイラ「いくよ、スキル発動__!」
レッド「もっと早く、強く!
**`『|炎神乱舞《レオ・フレア》』`**捌ノ乱__!」
2人は背中合わせに構え直す。
レイラ「凍りつけっ!」
---
--- **【|氷爆零覇《ひょうばくれいは》】** ---
---
水晶のような氷が光を集め、視界を照らす。
すると狂戦士の体は外側から、そして内側へと凍りついていく。
狂「ぬ、な....!」
その瞬間を、レッドは逃さなかった。
---
--- **【|紅蓮に咲くは焔冠の華《ディヴァイン・オブ・インフェルノ》】** ---
---
紅蓮の大地に華が咲くような一閃が、狂戦士を貫く。
そして、放ったレッドの一撃は氷があることをものにせず、
新たにその上に宿した具現していた。
狂「―――!!!!」
レッド「やった....か?」
レイラ「あぁ、私の氷が一瞬で....」
だが――
狂戦士はまだ立っていた。
胸から腰にかけて深い傷を負いながらも、武器を構え直す。
狂「....興が乗った....貴様らは....戦いを....楽しませてくれる....ではないか」
レイラ「楽しむって....」
狂「であれば、この一撃を以て決別の儀としよう....」
レッド「なにをする気だ....!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
エリック「うんうん、絶好絶好♪」
校舎を徘徊しながら、エリックは楽しげに笑っていた。
エリック「ここまで来ると本当にすぐ集まるなぁ。
でも、もう少しだけ続けようかな。
あのガキたち、今頃どうしてるだろうねぇ....
くぅ〜、考えるだけで喉が潤うよ....」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
狂戦士は大樹のように堂々と構え、
レッドとレイラを見据える。
レッド「ダメだ....このままじゃ....死ぬ....動け....!」
体が震える。恐怖が足を縛る。
狂「恐怖に怯え動かなくなったか....だが、容赦無用....」
レイラ「ふぅ....ふぅ....はぁっ....」
狂「いざ、参る....」
レッド「まずい....!」
狂戦士の刃が、レイラへ向かって振り下ろされる。
レイラ「あぁ....えっ....」
レッド「やめろっ!! スキル発動__!」
---
--- **【|日昇閃華《にっしょうせんか》】** ---
---
レッドの一閃が狂戦士を弾く。だが――
狂「汝の塵、汝の意義を切り払わんとすれば....」
レッド「....っ!」
狂「首を絶つか....『|BURST《バースト》』発動__ 」
---
--- **【|死斬滅告《デストロード》】** ---
---
そして狂戦士の刃が、音もなくレッドの体に通っていった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
エリック「おや? これは....あーあ、ついに使っちゃったか。
まぁ、邪魔者がいなくなるのはいいことだ。
でも....俺も見たかったなぁ....あいつの――」
---
--- **「 `『BURST技』`を」** ---
---
**本編 第12話「影からの来訪者」 終わり**
※これまでは水と氷のエレメントを「水(氷)」と表記していましたが、
今後は「水氷」が正式表記になります。読みは「すいひょう」です。
この小説以前の旧表記のものでも、正しくはこちらだと思ってください。
急な変更となりましたが、何卒ご了承ください。
〜おまけ〜
作者
「やっとここの仲間いりだね! エリック!」
エリック
「なんで俺がここに呼ばれるんだ....」
作者
「いやぁ、なんとな〜く新キャラっぽい雰囲気してるし? 考えたら負けよ!」
エリック
「さすが噂にも聞くお人好しさん、という変人だね」
作者
「.....は? それを誰から聞いた....?」
エリック
「俺はレッドからだけど」
レッド
「俺はミズリーから聞いたぞ?」
ミズリー
「私はフレイね」
フレイ
「......な、ななな、な、なんで、なんでみんな俺を見ている.....」
作者
「(ΦωΦ)🔪」
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◀ to becontinued
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エレクロ 本編 第13話「死の目覚め」
1期エレクロOP曲
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※イヤホン推奨※
**本編 第13話「死の目覚め」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
_________________
狂「首を絶つか....『BURST』発動__」
狂戦士が静かに抜いた刃は、空気すら揺らさないまま――
レッドの眉間から足の付け根へと、音もなく通り抜けた。
---
--- **【|死斬滅告《デストロード》】** ---
---
レイラ「きゃぁぁぁああっ……!!」
暗闇に響く悲鳴。
レッドはその場に崩れ落ち、床へ吸い込まれるように倒れた。
だが――どこにも傷はない。血も流れていない。
それが、逆に恐ろしかった。
レッド「―――」
レイラ「ねぇ、ねぇ起きてよ! 死んじゃ嫌だよ!!」
揺すっても、呼びかけても、返事はない。
レイラの心は、冷たい恐怖に締めつけられていく。
狂「....次は、貴様だ。娘」
レイラ「....レッドに何をしたの....?」
狂戦士はレッドを一瞥すらせず、レイラへ歩み寄る。
だが、問いかけに足を止めた。
狂「....いいだろう。述べてやる」
レイラ「........」
狂「我は....外傷を与えたのではない。
彼の“生”を断った。
今の彼には、生きるという概念がない。
残るは “死” の概念のみ。故に――死んだも同然」
レイラ「だったら普通に倒せばいいんじゃないの?」
狂「然り....だが、それでは時間を喰う」
レイラ「どういうことよ」
狂「この技は、刃が触れた瞬間に成立する。
深くも浅くも関係ない」
レイラ「じゃあレッドは――?」
狂「無論....もう既に、死んだ」
レイラ「――っ!!」
狂「もういいだろう? 貴様もすぐに楽になる....」
レイラ「スキル発動__ 」
レイラは涙を拭う暇もなく、神斧を構えた。
怒りも悲しみも、すべてを押し殺し――ただ首を狙う。
---
--- **【|白零斬《はくれいざん》】** ---
---
狂「ほう」
レイラ「っち、避けるんだ今の....」
無音の一閃。
空気抵抗すら削ぎ落とした斬撃。
だが狂戦士は、体をわずかに傾けただけで避けてみせた。
狂「どうした? 先ほどとは雰囲気が違うぞ....」
レイラ「あっそう。私、今すごく怒ってるから黙ってて」
狂「うむ....貴様も屍の山に沈みたいか。では――」
レイラ「スキル__ 」
---
--- **【|雪嵐咆《せつらんほう》】** ---
---
視界が白に染まり、吹雪が狂戦士を包む。
校舎が揺れ、壁が軋むほどの暴風雪。
狂「....目眩ましのつもりか? 姿は見えずとも隙だらけだぞ....」
レイラ「そんなの、とっくにわかってるんだよ」
狂戦士は大振りで周囲ごと薙ぎ払おうとする。
だが、レイラは焦らない。
---
--- **【|水鏡反射《すいきょうはんしゃ》】** ---
---
静かに、五感すべてで “未来” を読む。
水鏡に映るのは、1秒先、2秒先の狂戦士の動き。
レイラ「避けて__!」
次の瞬間、レイラのいた場所が抉り取られた。
だが彼女は無傷。そのまま狂戦士の懐へ斬り込む。
狂「....な、に....」
レイラ「反射する!」
狂「....どいうことだ....?」
レイラ「そのまんまだよ。あなたにはわからないと思うけどね」
すると狂戦士は怒りに任せ、武器を構え直した。
狂「貴様....図に乗るなよ....『BURST』発動__ 」
レイラ「まだそれほどの体力が――!」
狂「**【死斬《デスト》――**」
レイラ「....いやっ....!!」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
――声が聞こえる。
霧の中のような意識。
視界の先に、誰かが立っている。
知らない。でも、自然と見覚えのあるような。
??(死んでもなお立ち上がろうとする姿は流石だなっ!)
レッド(あんたか....さっきずっと話しかけてきたのは。ここは?)
??(君の意識の領域、とでも言うのかな)
レッド(....は?)
??(簡単に言えば、三途の川の一歩手前ってことさ!)
レッド(死ん......だのか......?)
??(エレメンターだからね。厳密にはまだ死にきってない)
レッド(そうなのか....)
??(本当に死んでたら、この領域すら存在しないよ)
レッド(じゃあ俺はどうすれば……)
??(そしたら、1つ教えよう。戦いで勝つ1つの秘訣を知ってるか?
それは、相手にとって都合のいい場を作らないことだ)
レッド(都合のいい.....)
??(現に君はそれで負けた。あいつに “生きる概念” を斬られた)
レッド(概念を....?)
??「(そう。今の君は “生きていない” 。だから死んだも同然)
だけど――幸いに、完全には断ち切れてない)」
レッド(つまり....)
??「( “生ある敵が負ける” なら、“生なき敵が挑むまで” さ)」
レッド(....まさか)
??(そのまさかだ。君はまだ、過去も、意思も、想いも繋がなくちゃいけない。
この世界の未来のためにも――起きるんだ、レッド)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
レッド「....なるほど....今は....よく寝た、とでも言っておくか」
そしてレッドはゆっくりと立ち上がり、神剣を拾い上げた。
レイラと狂戦士がぶつかり合うその場へ、迷いなく踏み出す。
レッド「スキル発動__ 」
するとレッドの瞳が、闇を照らす炎の色に輝いた。
---
--- **【|灼刃乱閃《しゃくじんらんせん》】** ---
---
炎の刃が六連撃で狂戦士を切り裂く。
狂「っち....次の邪魔者は....な、なぜ貴様が立っている....!?」
レッド「さぁな。お待たせ、レイラ。ここまでよく頑張ったな」
レイラ「う、うぅ....よかっ....たぁ....レッド....生きてたぁ....」
狂「なぜだ....貴様は....“生” がないはず....!」
レッド「そんなことより――こんな少女を泣かせてただで済むと思うなよ」
レイラ(....テレ///)
レッド「いくぞ、生断つ戦士....」
レッドは狂戦士を真っ直ぐに見据えた。
---
--- **「 `“意” を斬る覚悟は、十分か__` 」** ---
---
**本編 第13話「死の目覚め」 終わり**
〜おまけ〜
作者
「おいレイラ集合だぁぁ!! 来い!!」
レイラ
「え、なになに怖いよ....」
作者
「なんか君のイメージイラストができちゃった() 」
レイラ
「ほぉぉ!」
作者
「あくまですんごいイメージだけどね」
レイラ
「(・ω・)ワクワク!!」
(見せた)
※ご想像にお任せします(???)
レイラ
「わぁぁおぉぉ〜。私こんなんなの?」
作者
「あくまでイメージいうたやろうが((( 」
レイラ
「うんうん、、」
作者
「でも完全そのまんまってわけじゃないから安心してね」
レッド
「おいまて、俺は?」
作者
「いいメーカー見つからなかったし面倒くさいんで後回しにしました☆」
レッド
「う〜ん....マジでこいつ処すか? 処すか? あこらっ!」
(作者、逃げる)
作者
「イラストメーカーで本当に作ったけど自身がないので(は?)
普通に公開するとしたら後日か、言ってくれれば見せ、、、、、、ますよ、、、、?/// 」
エレクロ 本編 第14話「日だまりに揺らめく陽炎」
1期エレクロOP曲
➔https://d.kuku.lu/46yd2sz4a
※イヤホン推奨※
**本編 第14話「日だまりに揺らめく陽炎」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
フレイ
ミズリー
_________________
レッド「いくぞ、生断つ戦士....」
---
--- **「 `“意” を斬る覚悟は、十分か__` 」** ---
---
レッドの瞳は、燃え上がる炎のように揺らめいていた。
その光の奥には、ただひとり――狂戦士の姿だけが映っている。
静まり返った校舎の中で、
レッドの心だけが熱を帯びていた。
狂「.....くっ.....思い上がったな、犬」
レッド「この異変は、必ず終わらせる。スキル__ 」
レッドは右足を踏み込み、一直線に駆ける。
不意を突くでもなく、奇襲でもない。
真正面から――堂々と。
狂「正面から来るとは.....」
レッド「―――」
---
--- **【|炎帝轟覇《えんていごうは》】** ---
---
狂戦士は斬りかかってくると思っていた。
だが、視界に広がったのは――巨大な炎球。
レッドは直前で体を引き、死角から技を仕込んでいた。
炎球が床へ叩きつけられ、地形ごと爆ぜる。
狂「.....貴様っ.....!」
格上の相手でも、この規模の攻撃は避けきれない。
レッドは怯んだ狂戦士へ、迷いなく神剣を叩き込む。
狂「.....ぬっ.....小僧のくせに.....」
レッド「よく耐えるな。さすがは獄闇の狂戦士さんだ」
狂「.....っ、しかし.....貴様、その瞳は――!」
狂戦士はレッドの “目” に気づいた。
色、光、動き――すべてが先ほどとは違う。
狂「.....そうか。これが.....いわゆる.....**『覚醒』**とやらか.....」
レッド「覚醒.....?」
狂「ならば――本気で貴様を殺す.....!」
狂戦士は床を蹴り、風すら置き去りにする速度で迫る。
だがレッドは動じない。むしろ――遅く見えた。
レッド「速いな.....でも、もう遅い。
**`『|炎神乱舞《レオ・フレア》』`**伍の乱__」
---
--- **【|焔に抱かれし深淵の果て《リュゼアーク・ゼルファリア》】** ---
---
地面が裂け、深淵のような亀裂が走る。
その奥底から炎が噴き上がり、狂戦士を呑み込んだ。
左上半身が吹き飛ぶというのに、それでも狂戦士は立とうとする。
狂「.....ぬっ!! こんな.....ところで.....!!」
レッド「無理な足掻きだ。お前はもう、深淵の炎に沈む」
狂「.....あああぁっ!」
狂戦士が崩れ落ちようとした――その瞬間。
---
--- **【|還基・耐防・炎《アレス・フォル・ヒル》】** ---
---
レッド「なん.....だと.....?」
炎の中に立っていたのは、狂戦士ではなかった。
黒い外套の男――エリックだった。
エリック「全く、こいつを異変の核心にした俺がバカだったよ」
レッド「.....お前は.....!」
エリック「ん? ああ、ざっと4時間ぶりだね、レッド」
先ほどとは違う、低く重い声。
その背後から差し込む光に気づき、レッドは外を見る。
――夜の闇は消えていた。
いつもの青空が、少しオレンジ色を帯びて広がっている。
レッド「なんでお前がここに.....この異変はどうした?」
エリック「知るかよ。あとは君たちの好きにすればいいじゃないか」
エリックは踵を返し、立ち去ろうとする。
レッド「待て、逃げるな。真の元凶はお前だろう?」
エリック「それが、なに?」
レッド「お前を倒さなきゃ.....異変は終わらない、と」
エリック「はっ、バカなのか? これでまだ異変が続いてるとでも?」
エリックは外の方を指さす。
そこには、いつもの学校の風景が広がっていた。
エリック「いいか、これはお前たちの力のおかげじゃない。
単なる “運” だ。勘違いするなよ、ガキども」
レッド「つまり――」
エリック(こいつらに負けたという事実だけは.....なんとしても避けないと)
レッドが追いかけたときには、もう彼の姿はなかった。
――異変は、終わった。
レイラ「あっ.....その.....レッド、これって.....」
レッド「きっと――終わったんだろう。恐らく」
周囲には、戦いの爪痕が残っている。
壁、床、天井――どれも傷だらけだ。
レイラ「えっと.....それもそうなんだけど.....」
レッド「どうした?」
レイラ「.....目、大丈夫.....?」
レッド「えっ、大丈夫だよ」
レイラ「さっきまでピカピカしてたのにぃ.....」
レッド「.....えぇ.....」
外を見ると、空は夕焼けに染まり始めていた。
レッド「さて、後は生徒たちをどうするか」
フレイ「それはもう心配ないぞ」
レッド「今まで見なかったのになんかいる」
ミズリー「私たちが介入しすぎると不自然だからね」
レッド「それで、心配はないって?」
フレイ「異変が終わったタイミングで、権能で全員校庭に移動させた」
レイラ「ほ、ほぉ!」
ミズリー「跡は残っても大丈夫よ。全部片付けたら逆に怪しいし」
レッド「これ.....ぐらい.....だと.....?」
フレイ「最低でも半ヶ月は休校だな」
レッド「休み?」
レイラ「やったぜっ!」
フレイ「ひとまず、お疲れ様。よく頑張ったな」
ミズリー「頑張ったわね」
レッド「後半レイラ何もしてないけどな(笑)」
レイラ「してるもん!!」
レッド「してないしてない」
フレイ「レッド、体は大丈夫か?」
レッド「あ、俺死んだの.....?」
ミズリー「大丈夫よ。全然そんなことないから」
フレイ「エレメンターだからな。多少人間離れしてると思え」
ミズリー「あのまま意識失ってたらまずかったけどねっ」
レッド「こっっわ」
エレメンターとしての初任務を終えた二人。
今日は、安心して家に帰れる。
だが――
世界の運命は、静かに揺らぎ始めていた。
**本編 第14話「日だまりに揺らめく陽炎」 終わり**
〜おまけ〜
レイラ
「ねぇねぇ!! 私のプリンどこ!?!?」
レッド
「え、知らないよ」
フレイ
「同じく」
ミズリー
「作者、あなたなんか冷蔵庫漁ってなかったっけ?」
作者
「え? プリン? 食べたよー、とっっっっってもおいしかった☆」
シャキッ (レイラが神斧を持つ音)
作者
「え、え、え、ちょちょちょちょ待て待て待て落ち着いt(((((( 」
ザッッッッッッッシィィィィィ゙ィ゙ィ゙ィィィンンンンンン
作者
「あ゙あ゙あ゙ア゙ア゙ア゙ぁぁア゙ア゙あ゙ぁぁぁ!!」
エレクロ 本編 第15話「想いの欠片、織り成す暗影」
1期エレクロOP曲
➔https://d.kuku.lu/46yd2sz4a
※イヤホン推奨※
**本編 第15話「想いの欠片、織り成す暗影」**
____主な登場人物たち_____
レッド・フレイア
レイラ・アクランド
フレイ
ミズリー
_________________
暖かい日差しが差し込む昼下がり。
青く澄んだ空は、まるでこの星の海をそのまま天へ映したようだった。
あの異変から数日。
学校は臨時休校となり、俺たちが残した戦いの跡を修復しているらしい。
しばらくは時間に余裕ができる――そんな日々の中で、
レッドとレイラは神獣たちに呼び出されていた。
レイラ「わ〜! またレッドの家だー! 来たよ〜!」
レッド「なんで毎回俺の家なんだよ....」
フレイ「めんどくさいから」
レッド「えっ....」
ミズリー「長くなるから、さっさと始めるわよ」
神獣たちは、今回の異変で起きたこと、
レッドたちが見せた力、そしてこれからの話をまとめるつもりらしい。
レッド「それで、俺たちに伝えたかったことって?」
フレイ「まず、あの狂戦士が使った技。何なのかわかるか?」
レッド「ばーすと....なんとかって言ってたな」
ミズリー「『BURST技』ね。簡単に言えば、使い手が持つ “究極の技” よ」
レイラ「???」
フレイ「相手がまさか奥義より先にBURST技を使うとは思わなかったがな」
レッド「ちょっと待て、BURSTの他に奥義があるってどういう....」
ミズリー「ややこしいけど、全くの別物よ。
奥義は “必殺技” 。BURST技は “奥義を超える技” 。
ざっと、こんな違いかしらね」
レッド「つまり、奥義の上がBURST....」
ミズリー「そういうこと」
レイラ「???????」
フレイ「2人はスキルしか使ってないからな。知らなくて当然だ」
レッド「なら早く教えてくれれば――」
フレイ「そう簡単じゃないんだぞ」
レッド「え?」
ミズリー「狂戦士はランク〈D〉。あなたたちは〈E〉。
つまり、相手の方が格上だったのよ」
フレイ「BURST技を使えるのは、そのランク帯の証でもある」
ミズリー「悔しいけど、2人はまだ奥義すら使えないの」
レッド「........」
フレイ「奥義はスタミナ消費が激しい。
BURST技は未熟者が使えば一発で戦闘不能だ」
ミズリー「だからこそ、経験と技術を積むしかないのよ」
レッド「....奥義はまだ早い、ってことか」
フレイ「そういうことだ」
ミズリー「でも、話はまだあるわよ?」
レイラ「もー! どんどんいこー!」
フレイ「レッド、お前....何か心当たりはないか?」
レッド「いや、特には....」
レイラ「でもさ! レッドなんかピカピカしてたよ! ピッカピカ!」
フレイ「うん、それだ。注目すべきは “目” だ」
レッド「え?」
ミズリー「裏で見てたけど、あの時だけは狂戦士と互角だったのよ」
レッド「全然知らなかった....」
フレイ「その瞬間、お前は――『覚醒』していた」
レイラ「かくせー? なにそれ?」
ミズリー「簡単に言うと、エレメントと “共鳴” した状態ね」
レッド「全くわからん」
フレイ「無理に理解しなくていい。
覚醒すると、ステータスが一時的に大幅に上がるんだ」
レッド「なるほど....でも意図的にはできないのか?」
ミズリー「鍛錬次第ね」
レッド「....わかった」
フレイ「そして最後に――**『オーバートリガー』**だ」
レイラ「いやいや全然知らないよ!」
ミズリー「まぁ、いつか必ず関わるからね」
フレイ「オーバートリガーとは、|聖紋具《せいもんぐ》と呼ばれるものだ。
核となる部分が1つ、欠片が6つある。
それらは **“|神代《しんだい》”** ――神獣だけの時代から存在する。
そして、世界を変えるほどの力を持つ道具だ。
また、使い方によっては願望機、だなんていうな」
レッド「願望機....?」
フレイ「あらゆる願いを叶えるほどの力がある、という意味だ」
レッド「つまり、全部集めたら....」
フレイ「普通では成し遂げられないことも可能になる」
レッド「すごい....でも、それがどうしたの?」
ミズリー「それは....」
フレイ「っ....《Code 0.0 ZERO》があったからだ」
レッド「コードゼロ?」
フレイ「いや、なんでもない。話しすぎたな」
ミズリー「以上よ。聞いてくれてありがとね」
レイラ「なんちゃらかんちゃら言ってたけど、うん!」
フレイ「本当に大丈夫か....?」
レッド「何かあれば俺が叩き込んでおきます」
レイラ「へ??」
そして、神獣たちは光の泡となって消えていった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
だが、その一方、話を終えた神獣たちはまだ引っ掛かるものがあるそう。
ミズリー「ねぇフレイ、あのままでよかったの? あの時の “あれ” って....」
フレイ「`『|炎神乱舞《レオ・フレア》』`....レッドは確かにそう言った」
ミズリー「やっぱり....」
フレイ「あれは間違いなく、レオが編み出した武術だ。全く同じだった」
ミズリー「でもなんでレッドが....? 血縁関係も何もないのに」
フレイ「本人に聞くのはダメだ。混乱を招く」
ミズリー「....そうね」
◆◇◆◇◆◇◆◇◆
とある、光を拒む闇の空間。
そこにあるのは、視界すら奪う深淵の基地。
その中で、2人の男女が話していた。
?R「ねぇ、任務はどうなったの?」
エリック「目標の魂量は達成した。それで十分だろう」
?R「つまり、目的は果たしたから奴らの相手を諦めた、と」
エリック「.....っ」
そこへ、ひとりの男が現れた。
その姿は、闇そのもののように、実体があるのかすら怪しい。
だが――絶対に逆らえない “存在” だった。
?W「エリック、よくやったね。計画は順調だよ」
エリック「.....恐れ入ります」
?W「オーバートリガーの欠片も1つ回収できた。
だが、完成まであと6つ。まだ先は長いね」
?R「これからどうするの?」
?W「そう焦るな。どうせすぐに尻尾を出すさ。
それに――次は君の出番だしね」
?R「.....あっそう」
?W「今回、〔第5代〕エレメンターの2人は、
今回大きなことをやり遂げたと思っているだろう。
だが――〔第4代〕には遠く及ばない。
そして、お前たちにとっての本当の闇は――」
---
--- **「まだ、これから始まっていく―――」** ---
---
**本編 第15話「想いの欠片、織り成す暗影」 終わり**
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
これにて、エレクロ本編の1章は完結となります!!
ここまでこれたのは、本当に読者の皆様のおかげです!!
まだまだエレクロは続くので、どうかこれからもよろしくお願いします!!
2章➔https://tanpen.net/novel/series/6306382d-60b6-4af0-bb78-941d5758710a/
※今回ワードとしてでてきた「神代」ですが、本来の読みは「かみよ」など
というところ、作中では「しんだい」と読むことにさせていただきます。
〜おまけ〜
作者
「はあぁぁぁぁぁっぴぃぃいいはろうぃぃいいぃぃんん!!!!!!」
ミズリー
「....うるさい」
レッド
「ハピハロー!」
レイラ
「とりーとおあとりーとぉぉ!」
フレイ
「もう11月2日だぞ」
作者
「2日ぐらいのズレはセーフ!! ってなわけでお菓子よこせぇぇ」
レイラ
「食べたーい!!」
レッド
「フレイたちもせっかくだし楽しまないと!」
フレイ
「....いや....」
ミズリー
「私たちは....」
作者
「🔪( ^-^ )」
レイラ
「⚔️( ^-^ )」
(神獣たち、強制的にやらされる)
フレイ&ミズリー
「は....はっぴー、、ハロウィン......///」