編集者:安威野
心の声が聞こえちゃう系の女の子(音野 心羽)のお話です。
微ネガティブ です
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目次
私の家は。 1
『あ、鈴木くんだ』
そんな声が頭を襲う。脳がぐわんとする。
--- 私の家系は、昔から女子は心の声が聞こえるようになっているらしい ---
私は丁度2年前の小5から声が聞こえるようになった。最初は途切れ途切れで、誰の声かも分からなかったけど、成長するにつれてしっかり聞こえるようになってしまった。
祖母に相談すると、《《女子》》だから子供の時だけだ、という。
「…心羽|ここは、うちの家系はね、昔の考えなのよ。女は察しなさい、ってね。嫌になったら、いつでもばぁに言っていいからね。」
お母さんは嫌になったからいなくなってしまったのだろうか。
あぁ、お母さんに会いたい。
この家じゃなかったら、お母さんはまだいたかもしれないのに。