『ある教師とある生徒』の続編で、7年後のお話です!
イケメン教師こと松村翔のドタバタな育児などを書きます!
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目次
第1話 可愛い娘たち
俺は言いたいことがあります。
『育児って大変だぁ!!!』
いきなりなんなんだこいつって思うかもしれないけど実際そうなんだよ!俺にも娘が二人できたけど大変なんだ!
「パパ!いつも言ってるでしょ!ここに本の置きっぱはダメって!」
「千紗…分かったよ…」
今年6歳になる長女の千紗はもうすっかり母親みたいになってる。俺が叱るんじゃなくて俺が叱られる側だよ…
確かに俺はズボラさ!だけどなんで娘に叱られなきゃいけないんだよ…
「パパー!あそんで」
今年4歳になる美桜は千紗と違ってめっちゃ遊ぼうってせがんでくる。
「分かった分かった。何して遊ぶ?」
「おままごと!ねーたんもいっしょにあそぼ!」
「私は本読みたいの!美桜はパパと遊べばいいじゃん!」
「わーん!ねーたんがおこった!」
こうなるともう大変。なだめたり、叱ったり…
「こら!千紗!もっと言葉をわきまえなさい!あと美桜も最近泣きすぎ!」
「はいはいごめんなさーい」
「ただいまー!」
俺の妻の理緒が帰ってきました。娘たちなんとかしてくれよ〜!
「買い物遅くなっちゃってごめんねぇ。…ってまた喧嘩したの!?」
「美桜がおままごとで千紗を誘ったら怒ったみたいな言い方したから泣いたの」
理緒も呆れてる。
「もう!全く!美桜、ママも遊ぶから泣き止もうね。それに美桜の大好きなチョコ買ってきたから!」
「ほんと!?やったー」
やれやれ…でも千紗も美桜も俺にとって命より大事な可愛い娘なんだ。
第2話 酔っ払い男
ある教師とある生徒はある程度のネタはあったけど今作品は全くない…
理緒視点☆
「むかし、むかし。あるところに浦島太郎という男がいました。彼はいじめられている亀を見つけて『うしし、食べてやろう』と思い、近づくと亀が子供を鍛えていました…あら寝ちゃったわね」
|美桜《みお》のむちむちのほっぺをつついてみた。めっちゃ可愛い!|千紗《ちさ》はこれしたら起きちゃうもんなぁ…
「てかあの人はまだ帰ってこないの?おっそいなぁ」
まぁ教員はしゃあないんだけど…さぁて私の密かな楽しみの酒でも飲みますか。
「…いっただきまー…」
「ただいまー!!!」
ちぇっ。なんでこのタイミングで帰ってくるのよ。
「…ちょ…!あなた飲み過ぎよ!どうしたの!?」
「おー愛しいの妻よ!ちゅーしてよ〜」
「はいはい分かった分かった」
私は彼のほっぺにキスした。明日仕事なのに二日酔いしても知らないよ?
「え〜!?なんでほっぺなの!唇にしてよ〜!」
「うるさいわね!早く風呂入って寝て!」
明日が楽しみだわ…
ごめんなさい。ツンデレが書けない…
第3話 モテない教師の家にお邪魔しまーす!
今日は中尾先生の家にお邪魔する日だ…中尾先生のお嫁さんとお子さんどんな人やろな…
「いいか二人とも!泣いたり迷惑かけたりするなよ!」
「それ何回目?パパが迷惑かける可能性だってあるじゃん」
「黙らっしゃい」
「わかったよパパ!」
あー緊張する!理緒も同じみたいでさっきからずっとソワソワしてる。
「お嫁さんと仲良くなれるといいけど…あと確か中尾先生のお子さんって5歳だったよね?だから二人とも仲良くなれると思うんだ」
「そうだな。俺が思うに千紗はいいんよ。千紗は空気読めるから。問題は美桜なんだよ…」
「そうね」
美桜はものすごい泣き虫だからな…幸い二人とも人見知りではないんだけれど。
「さぁついたぞ!」
俺は理緒に告白する時と同じくらい手が震えてる。さぁインターホンを押すんだ。
『ピンポーン』
「二人とも久しぶり。いらっしゃい。彼女が俺の妻だよ」
「中尾小百合と申します…よろしくお願いします」
うっわすげぇ美人。この二人の間に一体何があって結婚したんだ?
「松村翔です。よろしくお願いします」
「松村理緒です。仲良くしてくださいね」
「…パパ、その人たち誰?」
中尾先生がパパって呼ばれてるのに違和感感じるの俺だけ?でも小百合さん似っぽいな…
「パパの友達。息子の|純《じゅん》です。娘さんたちと仲良くしていただけると嬉しいな」
「私は松村千紗です」
「娘の松村美桜です」(理緒)
「…じゃあ…どうぞ」(小百合)
…どんな家だろ…まさかゴミ屋敷なわけないよね?…うん。綺麗な家です。ちゃんと手入れされてる綺麗な家です。俺の家とは違って。
あとなんかお嫁さんとお嫁さんで喋ることになった。だから俺は中尾先生と久しぶりに生で喋れる!
「最近どうなん?」
「まぁまぁ。生徒たちに手を焼いてますけどなんとか。子供の笑顔があれば頑張れますよ…」
「そうだな。俺もあの年で子供できるとは思ってなかったんだよ。それで、妻と共に結構不安だった。でもいざ育児してみれば楽しかったからさ」
「そうっすよね。俺も女心分からなくて結構泣かせてしまったりするけどやっぱり子供の笑顔って何よりも励みになると思うんです」
「俺の不気味な笑顔よりもか?」
この人が面白いところはこういうところなんすよ。
「それには何にも返せませんよ」
------------(何時間か経ったあと)
「今日は楽しかったです!ありがとうございます!」(小百合)
「また来いよ」
「はい!今度は俺ん家来てくださいね!」
久しぶりに中尾先生と喋れてよかった。理緒も小百合さんと仲良くなれたらしい。
これからも中尾先生一家とは家族ぐるみで仲良くできたらいいな。
第4話 この状況では会いたくなかった Part1
投稿遅れてすみません。
今日は千紗に本を、美桜におもちゃをねだられたのでショッピングモールに来てるんだよ。
「千紗、まだ決まらないのかよ」
「だってこの本も、この本も捨てがたいもん…」
「わかった両方とも1000円だろ。買ったるわ」
もう早く帰りたい。俺一人の時間をくれぇ!!!
「もうさっさと帰るぞ!」
「はーい」
ったく…ってあれ、まひろじゃね?happinessで会うの2回目なんだけど。しかも男いるじゃん!まさか彼氏?いやただの男友達?それともいとこ…?まぁ話しかけてみようっと。
「おい千紗、美桜。ちょっと来てくれ」
「さっきさっさと帰るって言ったくせに」
「口答えがすぎるぞ」
なんかあれが彼氏だったら邪魔するのもあれなんだよなぁ…しかも千紗と美桜もいるし…でもやっぱ話しかける!
「おい、愛原」
「うわぁ!…松村先生!?お、お久しぶりです!」
愛原がテンパってるとこ初めてみたんだけど。
「そうだな」
「…お子さん授かられたんですね…私も彼氏ができたんですよ」
「初めまして。まひろの…担任ですか?」
感じの良さそうな男じゃん。どうやって両思いになったのか聞きてぇ…
「初めまして。いいえ。担任ではないけど昔いろいろありまして」
「へぇ…そうなんですね」
「じゃぁな、愛原」
一体あの男との間に何があって両思いになったのか聞きてぇ!
第5話 この状況では会いたくなかった Part2
まひろ視点♡
今日は彼氏とデート♡彼は大学で出会って彼もシフォンケーキ大好きだったから意気投合して付き合ったんだぁ。とってもかっこよくて最高な彼氏♡
「ねー次どこ行く?」
「君の行きたいところでいいよ」
ってこんなときめくこと言ってくれるの!嬉しすぎる〜
「!?」
「どうしたの?」
…ちょっと待って…あれ松村先生じゃない!?しかもお子さんいるし!つまり嫁さん娶ったのね!しかもこっちに来てるじゃん…
「…まひろ、あの人誰…?」
彼は私の耳元で囁いた。そりゃそうですよね!
「…私が過去にお世話になった先生」
「おい。愛原」
「うわぁ!…松村先生!?お、お久しぶりです!」
やっぱりきたぁ!来るな!せっかくデート楽しんでたのに!
「そうだな」
「…お子さん授かられたんですね…私も彼氏ができたんですよ」
なんか松村先生が呆然としてんだけど。私に彼氏がいることがおかしいってか!?
「初めまして。まひろの…担任ですか?」
「初めまして。いいえ。担任ではないけど昔いろいろありまして」
「へぇ…そうなんですね」
「じゃぁな、愛原」
やっと去ってくれた…せっかくのデートによくも邪魔してくれたね!
必殺!『シフォンケーキの生クリームをぶちまける』!使えるわけないよね(笑)
素敵な彼氏さんじゃのぅ…
第6話 それやる暇があれば仕事しろ!
千紗視点だよ…
最近パパがなんかやってるんですよねー。土日はいつも部屋にこもってる。
ママはいつも寂しがってる。もうすぐママの誕生日ってんのに何やってんのさパパは。
「ねーパパ!あそぼうよ!」
「ごめん!今忙しい」
「えーん!!パパが相手してくれない!」
美桜はマジでうるさいの。遊ばないとすぐ泣くし。てかさ、パパ部屋に鍵かけてんの。だから開けれないんよ。ようし!こうなったら…
「パパー。火事だぁ!」
「えっ!?火事!?どこどこ!?」
ほら。すぐに階段降りてったよ。ようし今のうちに見てやろう。
…あれ?これ指輪じゃん。まさかパパ、ママへの誕プレ作ってたの?すごい…
------------(理緒の誕生日当日)
「ハッピーバースデー!」(松村、千紗、美桜)
「ママ、私からはママの絵とお手紙」
「ママ、これハートのおてがみ!」
「千紗も美桜もありがとう!」
さぁてパパどうやって渡すのかな。
「理緒。そこに立って」
「えー何するの?」
「もう結婚してるけど結婚してください!」
結婚してるけど結婚してくださいってどういうこと?
「これ買ったの?高かったでしょ。ハンドメイド品は高いからさ」
「いや自分で作った」
「自分で!?」
ママ倒れちゃったね。
「…別に…う…嬉しくないわけ…ないけど…私の誕プレ作ってる暇があったら仕事しろぉ!」
その通りだと私も思うね。
こいつ本当に今年6歳か?
第7話 イケメン教師でも風邪は引く
なんとか戻ってこれた…
2日間の休みなら活動休止って言わないのでは…
はーい松村翔でーす。今俺は風邪を引いてまーす。
「あなた大丈夫?早く体温測りなよ」
「…理緒〜♡測らせて〜おねが〜い♡」
「いい加減にしようね?」
「はいスミマセン」
こんな時でも理緒が怖いよ…
「39度6分だ…」
「じゃあ仕事行ってくるからよろしくね」
「えーんそんなぁー」
「あなた一体何歳なのさ。37歳のアラフォーだよね?」
ギクっ。それ言われると辛い〜その上ダルいし、理緒ともっと一緒にいたいけど理緒だって仕事があるし…
我慢するっきゃないか…
------------(理緒と娘たちが帰ってきて…?)
「ただいまー!パパ、いつもは私に怒るのに今日だけは学校休んでベッドでうずくまってたのー?」
「黙れ」
「えーんパパに怒られたー」(棒)
「パパ!かぜなおったらいっしょにあそぼうね」
「分かった分かったもう君たちあっち行ってくれ」
こんな時でも娘たちはいつもと同じなんだな…(泣)
第8話 家族でスケート観戦!
今回行われるGAFはオリンピックみたいなやつのことです。
のあたくのモデルはりくりゅうペアです。
今年は冬季グローバル・アスリート・フェスティバルことGAFが東京で行われるんだ。うちは特にフィギュア観戦が熱いからチケットの抽選応募したら見事に当たったんだ!だから前泊してるんだけど…
「理緒何してるんだよ」
「新幹線代をケチって美桜を私のひざに座らせて、大人2人、子供1人で往復56,440円。そして…」
「それやめようよ。せっかくの気分がぶち壊しだよママ」
「千紗って人生何周目なの」
確かに今回の出費は痛い…普段からケチケチ生活を送っててもかなり痛いからね。新幹線代にチケット代、ホテル代、お土産代などいろいろあるからさ。
「ねーパパー!わたし、フィギュアのまねっこするからみててねー!」
「はいはい」
フィギュアってやっぱりめっちゃ金持ちしかできないんだろうな。一応夫婦共働きだけど絶対できないよ。こないだ美桜に『バレエやりたい!』って言われたけどバレエって調べたら一年で50万円以上だから流石に無理だよ。友人の娘はバレエやってるらしいけど…
------------(いざフィギュア観戦!)
会場の照明が落ち、スポットライトが氷上の一点に集中し始めた。
「のあたくが出るんだよ!パパ!ちゃんと見て!」(千紗)
のあたくっていうのはフィギュアスケートのペア選手の|星野乃愛《ほしののあ》と|市原拓也《いちはらたくや》のペアのこと。特に千紗はのあたくが大好きで大好きで仕方ない。
それにしても、のあたくは美男美女でお似合い様だよ。絶対引退宣言したら婚約発表しそう。
滑り出しはすごくなめらかだな。エッジが氷を捉えるたびに、氷の粉がキラキラと舞い上がるようだった。最初のジャンプ、トリプルアクセル。助走から踏み切りまで、すべてが完璧な軌道を描いている。特に理緒の目線なんかずっとのあたくをとらえ続けている。
「飛んだ!」
俺は思わず声を漏らしてしまった。
「彼らの瞳は金メダルしか見据えてないわね」(理緒)
「のあたくすごーい!」(美桜)
------------(終了後)
「あっ!電光掲示板に1位って出てるぞ!」
「…金メダルだ!」
会場中から声援が上がる。すげぇ… キス・アンド・クライへ向かう二人の足取りは、先ほどまでの緊張が嘘のように軽やかだった。モニターに映し出された得点を見て、二人は顔を見合わせ、同時に破顔してる。
本当に、今回のGAFを生で見られて、よかった。
------------(3月になって…)
「あっ!」
「おい千紗!どうした?」
「のあたくが婚約発表したって!」
なにぃ!?俺の予想が当たった!だいたいこういうペアって恋人になるんだよ…ロマンチックだぜ…
俺たちも、のあたくに負けないように努力していこうと改めて思う。千紗や美桜がやりたいことがあるなら精一杯できるだけの応援をするし、家族で支え合っていきたい!
俺たちの家族の絆は永遠だ!(終わり)
やった…完結だ…『転生したら○○だった!?』も頑張るぞ…!
これまで見てくれたみんなありがとう…!