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第3話 モテない教師の家にお邪魔しまーす!
今日は中尾先生の家にお邪魔する日だ…中尾先生のお嫁さんとお子さんどんな人やろな…
「いいか二人とも!泣いたり迷惑かけたりするなよ!」
「それ何回目?パパが迷惑かける可能性だってあるじゃん」
「黙らっしゃい」
「わかったよパパ!」
あー緊張する!理緒も同じみたいでさっきからずっとソワソワしてる。
「お嫁さんと仲良くなれるといいけど…あと確か中尾先生のお子さんって5歳だったよね?だから二人とも仲良くなれると思うんだ」
「そうだな。俺が思うに千紗はいいんよ。千紗は空気読めるから。問題は美桜なんだよ…」
「そうね」
美桜はものすごい泣き虫だからな…幸い二人とも人見知りではないんだけれど。
「さぁついたぞ!」
俺は理緒に告白する時と同じくらい手が震えてる。さぁインターホンを押すんだ。
『ピンポーン』
「二人とも久しぶり。いらっしゃい。彼女が俺の妻だよ」
「中尾小百合と申します…よろしくお願いします」
うっわすげぇ美人。この二人の間に一体何があって結婚したんだ?
「松村翔です。よろしくお願いします」
「松村理緒です。仲良くしてくださいね」
「…パパ、その人たち誰?」
中尾先生がパパって呼ばれてるのに違和感感じるの俺だけ?でも小百合さん似っぽいな…
「パパの友達。息子の|純《じゅん》です。娘さんたちと仲良くしていただけると嬉しいな」
「私は松村千紗です」
「娘の松村美桜です」(理緒)
「…じゃあ…どうぞ」(小百合)
…どんな家だろ…まさかゴミ屋敷なわけないよね?…うん。綺麗な家です。ちゃんと手入れされてる綺麗な家です。俺の家とは違って。
あとなんかお嫁さんとお嫁さんで喋ることになった。だから俺は中尾先生と久しぶりに生で喋れる!
「最近どうなん?」
「まぁまぁ。生徒たちに手を焼いてますけどなんとか。子供の笑顔があれば頑張れますよ…」
「そうだな。俺もあの年で子供できるとは思ってなかったんだよ。それで、妻と共に結構不安だった。でもいざ育児してみれば楽しかったからさ」
「そうっすよね。俺も女心分からなくて結構泣かせてしまったりするけどやっぱり子供の笑顔って何よりも励みになると思うんです」
「俺の不気味な笑顔よりもか?」
この人が面白いところはこういうところなんすよ。
「それには何にも返せませんよ」
------------(何時間か経ったあと)
「今日は楽しかったです!ありがとうございます!」(小百合)
「また来いよ」
「はい!今度は俺ん家来てくださいね!」
久しぶりに中尾先生と喋れてよかった。理緒も小百合さんと仲良くなれたらしい。
これからも中尾先生一家とは家族ぐるみで仲良くできたらいいな。