高1の結彩は星輝学園で
アイドル部を作ろうとするが-。
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目次
1. アイドル部を作りたい!
私は高校1年生の|桜井結彩《さくらいゆあ》。
自由な校風に憧れて、
この私立|星輝《せいき》学園に入学した。
✧・゚: *✧・゚:* *:・゚✧*:・゚✧
昼休み、担任に声を掛けた。
「私…アイドル部を作りたいんです!」
「は?アイドル?」
「そうです!歌って踊って、
皆を元気にしたいんです!」
思わず聞き返してきた先生に、
真っ直ぐ伝える。
「悪いが簡単なことではないぞ」
「どうしても挑戦したいんです!」
私の熱意に、先生は考え込む。
「…じゃあ、2週間以内に5人以上の部員と
顧問を集められたら良いだろう」
こうして夢を叶える物語が始まった。
2. 親友はマネージャー!
「アイドル部、入りませんか~?」
翌日、手作りのチラシを配るけど、
皆に無視されてしまった。
「はぁ…どうしよ」
「ゆあ、大丈夫?」
教室でため息をつく私に声を掛けたのは、
高校で仲良くなった|榊原澪羽《さかきばらみう》。
「あっみう!アイドル部入らない?」
「アイドル部?そんなのあるの?」
「私が作ったの!
でも部員が集まらなくて…」
「…なら、マネージャーやるよ」
まさかの返答に驚く。
「え~メンバーにならないの?」
「そーゆーキャラじゃないし」
「じゃあ、これからよろしく!」
笑顔で握手をした。
3.オーディション経験者!
「失礼します。ここがアイドル部ですか?」
放課後、会議をしていた部室に
一人の少女が入ってきた。
「私、|桐生玲奈《きりゅうれな》です!
入部したくて来ました!」
「え!いいの!?れなちゃん、よろしく!」
なんと2人目の部員ができた。
「実は私、オーディションの経験があるの。
でも2次審査で落ちちゃって…
諦めかけてたんだけど、
アイドル部を見つけた時、
挑戦したいって思った!」
「絶対有名になろう!」
そして部活を始めるための準備をした。
4.好きな人に勧められて!
「アイドル部入れば?」
「えっ!?…私?」
好きな人に言われて、驚きが隠せなかった。
「無理だよ…」
「歌上手いし、見てみたい」
可愛いと思ってくれるのかな…?
「じゃあ、やってみる…!」
そして放課後、部室を訪れた。
「…という訳で、入部します」
「|吉野和花《よしのわか》ちゃん、よろしくね!」
アイドル部3人目だ。
「あと1週間で2人集めよう!」
アイドル部はゆっくり進み始めている。
5.人気女子をスカウト!
「萌ちゃんだ~!」
「可愛いからアイドル部入らないの?」
休み時間の廊下で、そんな話が聞こえた。
__「昔からチヤホヤされてきたし、知名度がないアイドル部に入る必要ないでしょ…」__
歩いていく背中に声をかける。
「ねぇ!|久保田萌《くぼたもえ》ちゃんだよね?アイドル部入らない?」
「入ってどうすんの?」
真顔で返されてしまった。
「萌ちゃんみたいな子がいたら、アイドル部も人気になるよ!」
「利用したいわけ?」
「そういうのじゃ…!」
反論されて口ごもる。
「…分かった。入ってあげる」
「えっ!いいの?」
「でも私の方が可愛いから、1番人気になるもんね」
そして4人目の部員が増えた。
6.ついに部員が集まった!
「あと1人だね…」
休憩中、ぽつりと呟いた。
「ねぇ、見て!あの子ダンス上手くない?」
れなが指差す方を見ると、
踊っている高身長の美少女がいた。
「ちょっといい?名前は?」
「|五十嵐真凛《いがらしまりん》です」
「アイドル部興味ない?」
「可愛い系できないから…ごめん」
また断られてしまう。
「あと3日しかないよ?集まるの?」
「じゃあ私も、アイドルになろうかな」
その時、みうが言った。
「本当に?やったー!これで5人だ!」
次は顧問を探さないといけない。
7.初舞台へ練習スタート!
「佐藤先生、アイドル部の顧問をしてくれませんか?」
アイドル好きだという佐藤先生に頼むと引き受けてくれた。
「これからよろしくお願いします」
今日からアイドル部、本格始動だ。
「5月20日に地域のお祭りに出演できることになりました。初舞台に向けて3曲練習しましょう。」
まずはコピーする有名なアイドルの曲を決める。
そして歌割りや立ち位置を考えた。
私はアイドルが好きだけど、
経験者はれなしかいないので、
練習はあまり進まない。
それでも初舞台に向けて、
協力しながら一生懸命頑張ろう。
8.ついにライブ本番の日!
「フォーメーションはOKだ」
「表情を明るくしよう」
「振りは間違えないでね」
こうして迎えた地域のお祭りの日。
初披露で緊張している。
「絶対成功させるぞー!」
円陣を組んでから、ステージに上がった。
「皆さん、こんにちはー!私達、星輝学園アイドル部です!」
「今日は初めてのステージなので緊張していますが、よろしくお願いします」
そしてライブが始まる。
「ねぇねぇねぇ」
もえの台詞に歓声が聞こえた。
1曲目は『私の一番かわいいところ』、
2曲目は『超最強』、
3曲目は『とくべチュ、して』と
可愛いバズりソングを歌う。
そして無事にステージを終えた。
9.新部員とレベルアップ!
お祭りの翌日。
「失礼します。アイドル部の部室ですか?」
入ってきたのは、五十嵐真凛だ。
「昨日のステージ見て、私も入部したいです」
「え!?なんで?」
「ダンスが微妙だったから、私がサポートしようかなって…」
「助かる!よろしく!」
辛辣だけど、中途半端なままじゃいけないし。
それから文化祭に向けて、
新曲の練習を始めた。
まりんが基礎のステップや
振り付けを教えてくれて、
初心者は成長できた。