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目次
1
久しぶりの投稿です!
ぜひ最後まで読んでください!
【登場人物】
|月島響《つきしまひびき》
学年1のモテ男。だが、本人は恋愛に興味なし。
席→窓際の一番後ろ
|茂木愛夏《もとぎあいか》
転校生として響のクラスにやってくる。
席→窓際から2番目の一番後ろ(響の隣)
|館山優月《たてやまゆづき》
クラスで1番かわいいとされている女子。
席→窓際から2番目の後ろから2番目(愛夏の前)
---
今日は俺のクラスに転校生がやってくる日だ。
まわりの奴らはどんな奴か騒いでいるが、転校生が女子という時点で俺には論外だ。
先生「は~い、みんな静かに。今日からみんなのクラスに転校してきた茂木愛夏さんです。」
愛夏「......茂木愛夏です。よろしくお願いします。」
鈴の音のような綺麗な声が教室に響き、さっきまでの騒がしさはなんだったのかと思うくらいクラスに静けさが漂っていた。
どうせろくな奴じゃないと思い、俺は窓の外を眺めていた。
先生「え~っと席は。月島の横が空いてるな。茂木、席はあそこだ。」
は?
今先生なんて言った?
「月島の横が空いてるな」?
最悪かよ。
恐る恐る隣の転校生の顔を見た。
結構可愛かった。
ワンチャン館山優月よりかわいいんじゃないか?
気がつけば隣の席の奴のことばかり考えていた。
これは、もしかして......?
いや、違う。
絶対にない。
俺が転校生に恋することなんて。
2に続く.....
2
休み時間になると、転校生の周りにはたくさんの人が集まっていた。
そりゃそうか、転校生だもん。
転校生はどうやら館山優月と仲がいいらしい。
類は友を呼ぶってやつか。
だがみんなから質問攻めされて転校生はだいぶ戸惑っている。
俺は席を立った。
響「嫌がってんだからあんまり圧かけんなよ」
周りが一斉に振り返った。
そんな顔で見るなよ。
クラスの奴らは少しため息をついて、転校生の席を離れた。
愛夏「あ、あの......助けてくれて、ありがとうございます......」
お礼を言われるとは思っていなかったので俺は少々驚いた。
だが、そう言われると気分がよかった。
響「困ったときはお互い様だろ。」
俺はそう言った。
そうしてある考えが頭の中に浮かんだ。
響「よかったら今日の放課後、学校を案内してやるよ。」
愛夏「あ、ありがとう......」
そうして転校生と放課後の予定ができた。
あれ意外と響っていいやつ?
3に続く......
3
ちょっと長いです!
キーンコーンカーンコーン。
ついにやってきた放課後。
気がつけば俺は、転校生と二人きりで渡り廊下を歩いていた。
響「ここが1年生と2年生の校舎をつなぐ渡り廊下。ここから見る夕日、結構綺麗なんだよな」
愛夏「わ、ほんとだ!月島くんは何でも知ってるね。」
転校生が夕日に照らされながら、はにかむように微笑む。
その瞬間、ドクンと心臓が跳ねた。
やっぱり可愛い。
いや、これはただ見慣れない転校生に少し緊張しているだけだ。
?「ほう? よくもまあ、そんな見え透いた嘘がつけるものじゃな」
響「え?」
突然、頭上から妙に響く声が聞こえた。
見上げると渡り廊下の天井付近、窓から差し込む夕日の光が集まる場所に、『何か』が浮いていた。
白い着物のような服をまとい、頭にはなぜか光る輪っか。
子供のようにも見えるし、老人のようにも聴こえる不思議な声。
響「おい、茂木......あれ......何だ?」
愛夏「???」
転校生は目の前で光り輝く不審者が浮いているというのに、全く気づいていない様子で首を傾げている。
?「無駄じゃ。お前の心の声が大きすぎるゆえ、ダイレクトに繋がってやったのじゃよ。私は恋愛の神。そして、嘘つきと甘っちょろい恋愛には最高に厳しい神じゃ!」
は?神様?
意味わかんねぇよ。
そう思っている間も、神様は言葉を続ける。
神様「月島響よ、お前は今、その隣の女子に完全に一目惚れしておる! それを認めぬ不届き者には、神のペナルティを授けよう!」
待て待て!
誰が一目惚れだ!
俺は恋愛に興味ないんだよ!
心の中で必死に反論する。
しかし、神様はニヤリと意地の悪い笑みを浮かべた。
神様「ふん、まだ認めぬか。ならばお前が自分の恋心を否定するたびに、発する言葉の語尾を【猫の言葉】にしてやろう。可愛いと思ったときは、素直に可愛いと言えばいいだけじゃ。簡単じゃろう?」
はああああ!?
そう言い残すと神様は夕日の光の中に消えていった。
愛夏「月島くん? さっきからどうしたの? ぼーっとして......」
転校生が心配そうにこちらを見つめてくる。
夕日に照らされた顔が、やっぱりめちゃくちゃ可愛い。
いや、可愛くない。
可愛いわけがない!
そう心の中で否定した瞬間、喉の奥がカッと熱くなった。
響「な、なんでもない……にゃん」
愛夏「え?」
響「あ、いや、違うんだ! 今のはその……にゃん......」
終わった......
そう思ったとたん、転校生がお腹を抱えて笑いはじめた。
その笑顔がまた信じられないくらい可愛くて、俺の心臓はさらに激しくバクバクと音を立て始めた。
4に続く......
4
25日まで浮上できません!
ごめんなさい!
家に帰ると何故か俺の部屋にあの神様がいた!
響「なんでお前がいるんだよ」
神様「よう月島響。神様に向かってお前とは度胸があるな。ところで、転校生とはうまくできたか?」
うまくできた......**わけないだろ!!!**
俺は神様に向かって言いたいことをぶちまけた。
いきなり学校に現れては神様とか言い出して、変な魔法(?)みたいなのかけて「にゃん」しかしゃべれなくなってさ!
1時間で「にゃん」は消えたけど......
消えたとかいう問題じゃない!
これは地球温暖化より深刻な問題なのだ。
この俺にしか見えない「未確認生物」は今、俺の愚痴を聞きながら呑気に俺のベットの上で買ったばかりの漫画を勝手に読み始めていた。
響「って、聞いてんのかよ!」
神様「この『葉月』ってキャラ、私は好きじゃわい」
葉月って......
漫画の主人公の名前じゃんかよ......
この神様とは話にならないと、俺は悟った。
母「響~。ごはんよ~。」
神様「お!今日の夕飯何かな~♪」
神様は俺の部屋を鼻歌を歌いながら出て行った。
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響「って、なんでお前......じゃない、神様が俺ん家の夕飯食ってんだよ!」
母「響、この人ね。神様なんだって!お母さん、この人にほしいバッグ買ってもらっちゃった!」
どうやら母には神様のことが見えているらしい。
って、そういう問題じゃない。
神様「ということで、バッグと引き換えに私は今日からここに住むことになったのじゃ」
は?
ここに住むって......
神様「月島響。明日も試練を出すから、楽しみにしておくのじゃ」
夕飯のハンバーグを食べ終えた神様は、どこかへ消えた。
と思ったが、部屋に戻ると俺のベットで勝手に寝ていた。
5に続く......