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目次
攻め子ちゃんと猫ちゃん。一話から六話。
今回は平和編。
ま、初心者さんが頑張って書いたんだな。と、暖かく見守ってください。
最初はアホです。
頭空っぽにして読めます。
wとか結構入ってくるので不快な人はいるかもしれません。
不評だったら修正します。
第一話。
「ねぇ、、、あたしだけを見てよ。」
「いや。私がこういう人間って知ってて付き合ってるんでしょう?」
パシン!決まったー!ビンタ!
攻め子ちゃんが猫ちゃんにビンタを食らわせました。
「なんで、なんでわかってくれないの。
あたしがこんなに好きなのに。なんで?本当はこんなことしたくないんだよ。あなたには笑ってほしいの。いちいちあたしをイラつかせる猫ちゃんが悪いの。」
また攻め子ちゃんは振りかぶりました。
猫ちゃんの頬が赤くなっています。
「ーハッ!あ、あぁあごめん、ごめんなさい。ごめんねぇ。」
よしよしなでなで。
「、、、なでられちゃった。
えへへへなでられるの好き。攻め子ちゃん好きー。」
「うわ。猫ちゃん笑ってるのかわいい。」
「照れちゃうwえへ。」
第二話
シャキーン!でた!ヤンデレの伝家の宝刀包丁!
山姥かよw
「本当はこんなことしたくないけど、猫ちゃんがいろんな人のところに行くから仕方ないよね。」
「うへっ、、、み、右手、利き手はやめてね。」
「、、、そういうところ嫌い。いっつもほかの女の影がちらつく。
何回もあったんだこういうこと。どこにも行けないようにしなきゃ。」
猫ちゃんは両手を上げて降参。
「、、、はっ。満足いくまでしていいよ。抵抗しないから。おいで攻め子ちゃん。
もし私が殴るとか抵抗すると思うなら縛っていいから。」
「、、、あのさぁ、、、あたしそんなことしたくない。
そんなことするって猫ちゃんは思ってるんだ。」
「だって議論しても最終的に同じ結論に至るんだったら、最初から不毛な議論はしない。」
「そうやってさ、諦めてる。あたしが変えてあげようとしてるのに、救いの手を差し伸べているのに振り払う。」
「これ以上、不幸になりたくない。今のままで幸せだからさ。」
カランカラン
包丁が投げ捨てられた。あ!刃がかけちゃう。
「、、、もう。矛盾じゃん。」
「え、、、ありゃ。ふふっ」
「あ、猫ちゃんひさしぶりに笑ってくれた。うふふ」
猫ちゃんの頭を攻め子ちゃんがわしゃわしゃー
「このこのー!罪な女め!」
「うわー!せっかくセットした髪がwちょっとぉ私ダサくなっちゃったじゃんw」
猫ちゃんの頭はぐっしゃぐしゃにw
「猫ちゃんはかわいいからなんでもにあうよ。」
「えへっ、、、攻め子ちゃんに褒められちゃった。攻め子ちゃん好き。」
「あたしも。」
「ふふ。」
第三話
ガチャ
猫ちゃんが帰ってきた。
「ただいまー」
「おかえりー!」
「、、、犬みたい。」
「なら猫ちゃんがご主人?アリ!アリ!」
ギュー
攻め子ちゃんが猫ちゃんを抱きしめる。
「、、、この匂い。○○(ホテル)のシャンプーの匂いだ。」
「(犬かよ)なんでわかるの。」
「違う人と一緒にいたね。」
「うん、、、まぁそう。」
クンクン
「はっ、、休憩60分コース?」
「えぇ、、、匂いで?マジでなんでわかるの。」
「あたしが猫ちゃんの生き方にケチつけるつもりはないけどさ、なんでそうやって生活してるの?」
「なんかね、いいことをすると、存在していいんだ。こんな自分でも喜んでもらえるって
有効活用的な。」
「そうかなぁ。」
「あと、いいことをすると、許されるような気がして。」
「えぇ?あたしたちは生まれながらにして罪を背負っているのですwみたいな?」
「そういうんじゃないけど、確かに生まれてこなければよかったかも。存在自体が罪かな。」
「猫ちゃんがいなきゃ、あたしここにはいなかったよ。あたしが猫ちゃんを許す!」
「それはうれしい。ありがとう。」
「、、、あたしみたいなのにそんな重たいこと、軽く言っていいの?勘違いしちゃうよ。」
「あ、、、人に初めて言ったかも。なんでだろうね、攻め子ちゃんには言えちゃった。勘違いじゃないかもよ。」
「天然人たらしめ。そういうところが好きなんだけどさ、どうせみんなに言ってるもんね。」
「そんなことない、、、ことはない。
前科あるわ。」
攻め子ちゃんは深くうなずく。
「うん。君だけだよっていろんな人に言ってたね。」
第四話
「足りないの?あたしだけの愛じゃ足りない?なんでもあげるからさ。たくさんあげるから。あたしにしてよ。」
「、、、ダメ。」
「なんで?こんなに愛してあげてるのに。猫ちゃんは悪い子です。愛が足りないんじゃなくてさ、受け取ってないんでしょ。」
イケイケー!ビンタ炸裂!
「泣かないで、、、。嫌わないで、、、。」
「いてて、、、いいよ。嫌いじゃない。それが攻め子ちゃんにとっての愛なんだもんね。」
「違う、あたしはただ!笑って、その笑顔が、あたしだけに向けてくれれば、それだけでいいの。」
「私にとっては、幸せって不幸なの。」
「ぐすっ、、、。ん?どゆこと。」
「幸せを手に入れたら、いつかは失ってしまうでしょ?
その悲しみに耐えられない。
だから、失って悲しむなら、最初から手に入れない。
ちょっとだけね、攻め子ちゃんが羨ましい。
大切なものを一生懸命手に入れようとしてて、健気でかわいい。」
「、、、不幸になりたくないからって、不幸の谷を、幸せの山で埋めたら、平らになる。不幸もなくなるが、幸せもなくなる。」
「何が言いたい。私が幸せじゃないって?今のままで十分幸せなの。これ以上求めてはいけないの。」
「違うでしょ、わかってるはず。それが幸せじゃないって。」
「、、、うるさい。知りたくない。いらないから、このままでいいから。」
「猫ちゃんは強がりさんですね。あたしに甘えてもいいんだよ。二人だけの秘密にしよ。」
「、、、保留。その件の答えは保留しといて。」
ギュッ
珍しい!猫ちゃんから攻め子ちゃんに甘えに行った!
イチャイチャ
攻め子ちゃんの膝の上に猫ちゃんが座っている。
「、、、よしよーし。猫ちゃんはかわいいですねぇ。」
「んん、、、。(まずいな、、、依存しちゃう前に逃げないと。)」
「逃げようとしないでね、逃げれないよ。逃がさないから。」
「逃げないよ。(、、、ちょっとだけ、うれしくなってる自分がいる。)」
「そうだよね。猫ちゃんはいい子だもんね。」
「そう、、、私はいい子。猫ちゃんです。」
「唐突な自己紹介?」
「、、、もうちょっとだけ、今日は幸せを少しだけ。
失っても、耐えれるくらいの幸せを少しだけ、掴んでみる。」
「いい心がけじゃん。」
「そうかな。」
「そうだよ。」
「そうかも。」
「そうなの。」
「そうだね。」
ふふ。
第五話w
今日も今日とてDV日和でございます。
攻め子ちゃんは猫ちゃんの髪の毛を鷲掴みにしてぶん殴っております。
「ーっはっあ!い、、、痛い。」
「ごめんね、でも猫ちゃんが悪いの。」
「ごめん、ごめんなさい。」
「謝られるの嫌い。あたしが悪いみたいじゃん。行動で示せよ。」
チュッ
うわー!作品の年齢制限が高まった!規制規制!ピー!
「嫌いじゃないよね。」
「こっちのセリフ。」
「あたしは猫ちゃんのこと好きだけど。」
「私も攻め子ちゃんのこと好きだけど。」
「あたしのほうが好きなんだけど。」
「、、、それはありがたい。」
「素直じゃん。」
第六話w
「お金が欲しいの?」
「お金があれば、大抵の幸せは買えるでしょ。」
「ふーん。」
攻め子ちゃんはソファに寝そべって占領している。
「あたしがパトロンになってあげようか?そしたら猫ちゃんがあたしだけのものになるはず。」
「無理でしょ。」
「間髪入れずに言うね。結構刺さったw」
「あんた私よりお金ないじゃん。愛があればお金などいらん!とかなんとか言っててその様?」
「、、、お金で愛は買えないでしょ。」
「買えるし、私も売ってる。夜の街行ったことない?」
「いい、あたしが悪かった。聞きたくない。」
「そう。じゃやめようこんな会話。」
攻め子ちゃんは拗ねている。
「、、、私を買いたいなら、まずは自分の家を持つことね。」
攻め子ちゃんは猫ちゃんの一軒家に居候している。
「、、、!希望があるということですか?」
「ないわ。ゼロに等しい。」
「ツンデレかよぉw」
「あなたはヤンデレね。」
「両者ともメンヘラ。」
「、、、否定はできない。」
なんだこれ。GLもどきですね。
「、、、」が多くてウザイですね。
暇だったら修正します。
十九話で完結します。
キリが悪いですね。
次回は破滅編。
攻め子ちゃんと猫ちゃん。七話から八話。
今回は破滅編。
ちょいえr有り。
イチャイチャしてますね。
第七話w
ガチャ
「おきゃーりー。愛しの猫ちゃんよ。チュッ」
投げキッス
攻め子ちゃんはソファでゴロゴロ。
スマホいじいじ。最近ハマっているようだ。
「、、、ただいま。」
「ん?どうしたの。」
チラッ
「は、、、?何その傷。おかしいよね、絶対おかしい。事故とかじゃないでしょ。
人為的につけられた傷。」
打撲痕、切り傷、縛られた痕。
服もなんだかヨレヨレで乱れている。
「、、、あなたが言える立場なの。」
「うっ、、、。け、けど、猫ちゃんがそれでいいならいいけどさぁ、、、。
あたしは心配してるから。」
「自分から散々やっておいて。いい。構わないで。」
猫ちゃんは汚くしわだらけになった服を脱いで着替えている。
さらに傷痕が見えて、痛々しい。
「、、、あ。でも、半分くらいはあたしがつけた傷。
ほっ、、、。」
猫ちゃんは攻め子ちゃんを睨んでいる。
「はぁ、、、もういいや。好きにして、どうでもいい。
壊して、私を壊して。消して。傷つけて。」
「え、、、しないしない!したくてやってるわけじゃないし、
傷ついてほしくないんだよ。ごめんね、猫ちゃん。」
「なんで?いっつも殴ってくるくせにさぁ、、、どうして
こういう時に限って優しくするの、、、。
それが一番つらいんだって。哀れになる、、、。
私はみすぼらしい人間だなぁ。って、こんなことを考えるくらいに汚い。」
「え、え、え?(どうしようどうしよう。
あたしは殴りたくない。傷つけたくない。
猫ちゃんに笑ってほしいの。けど、あたしが殴らなかったら、猫ちゃんは、笑ってくれる?
殴らないと、笑ってくれない?)
、、、あたしは、、、どうすればいいの。」
「、、、もうどうでもいい。好きなようにして。」
「猫ちゃんがそういうなら、、、。」
スゥッ
大きく片手を上げる。
振りかぶれ!
パシン!バシッ!
「あぅっ!は、、っはぁっ、、、。(あ、殴るんだ。今の流れで殴るんだ。いやまぁ私がいいって言ったけどさぁ)」
猫ちゃんは自分のほっぺを押さえている。
グイッ
攻め子ちゃんは猫ちゃんの髪を下に引っ張って顔を上に向かせた。
「うっ!」
「あ、口の中切れてるじゃん。血が垂れてるよ。なんで今日は歯を食いしばらなかったの?」
ペロペロ
もうそれはキスでは?猫ちゃんの口から垂れてる血を攻め子ちゃんは舐めている。
「あっ、、、うぅ、、。はぁっ、、、。
な、殴られるって思ってなかった。」
「えっ!ビンタしないほうがよかったの?うわぁごめーん!」
「うん、まぁ何してもいいから。うん、、、。」
「何してもいいって、、、あんなことやこんなこと?」
「はぁ、、、雰囲気ぶち壊しね。」
「あたしたちの初めて!記念日!」
「今日はそういう気分じゃないんだけど。」
サワサワ
攻め子ちゃんは猫ちゃんにシレっとセクハラ
「ちょっ、、、やめてっ、、、。」
「お願い。好きなようにしていいっていったじゃん。」
「いやなの。今日は嫌。こんな日に、したくない。
もっとちゃんとした日にしようよ。
大切な、初めてでしょ。」
「あたしがしたいの。」
「私はしたくない。」
「あたしのこと嫌い?」
「、、、好きだからさ。」
「ならしようよ。」
「大切だから、大切にしたいの。」
「大切なら、あたしの気持ち、大切にしてよ。」
「、、、両方とも納得して初めてを迎えたい。」
「、、、猫ちゃんのいじわる。」
「猫ちゃんはいじわるですよ。」
「知ってた。」
「そうか。そうなんだね。」
「そうなの。」
ペタペタ
パタン
いつもは猫ちゃんが出ていくはずの猫ちゃんの家。
今日は、攻め子ちゃんが出て行ってしまった。
「、、、はぁ、、、私はとっくの昔に不本意ながら卒業したけど、
私たちの初めては、もっと大切にせめて、攻め子ちゃんだけでも
大切な、綺麗な初めてにしてあげたいだけなんだ。」
聞こえるはずのない一人だけ、猫ちゃんだけの部屋に響いた声は
いったい誰に届いただろうか。
第八話w
すれ違い、価値観、
方向性のずれ、、、なんか解散しそうなので言い換えます。
小さないさかい。
猫ちゃんの家に一人。
一匹の猫。
外に飛び出した一匹の野良犬。
毎日押しかけに来たり、泊りに来たりしていた攻め子ちゃんは
今朝はこなかった。
少し、心配になった。
真夜中に少女が独り飛び出した。
、、、結構やばい。
「攻め子ちゃんは方向音痴だしな。うーん。探しに行くべき、、、?」
ガチャガチャ
バンッ!
「ただいまー猫ちゃーーん!あたしが帰ってきたよ!」
玄関から声がする。攻め子ちゃんだ。
「ただいまというか、お邪魔しますでしょ。」
「ただいまお邪魔します。」
「なんか意味変わってない?ふふっ。」
ペタペタ
リビングに転がり込んできた攻め子ちゃん。
え、、、?
「うっわ。デジャブ。噓でしょ。」
「、、、ごめんね、猫ちゃん。」
明らかにおかしい。
キスマーク?のような跡。
昨日と変わっていない服装。
髪はサラサラ。
風呂には入ったようだ。
「、、、あたしの初めて、初めてじゃなくなっちゃった。」
「、、、。攻め子ちゃんは悪くない。」
猫ちゃんは頭を抱えている。
「おかしいなぁって思ったんだ。
あなた、家ないのにどうやって昨夜を過ごしたの。」
「、、、猫ちゃんと、お揃いになっちゃった。
汚されちゃった。お揃。」
「あはは、、、うれしくないなぁ、、、。」
「ん、、、。あ、あたしが、、、あたしが頼んだの。」
「は?」
ますます意味が分からない。
「い、いつも猫ちゃんの家に泊まらせてもらってばっかりだから、き、昨日さ、携帯いじってたじゃん。(第七話参照)
け、携帯で、この近くの人を探して、
会って、泊めさせてもらって、対価を渡した。
の、望んでなかったわけじゃないから。あたしの気持ちを踏みにじられたわけじゃない。」
「私の気持ちは踏みにじられたよ。」
「え、、、?こ、こうすれば、あ、よ、喜んでもらえると思って、、、。」
「そっかぁ攻め子ちゃんはバカでアホだから、分からなかったよね。」
「う、、、ごめんなさい。」
ポン
猫ちゃんが攻め子ちゃんの頭に手を置いた。
よしよし、攻め子ちゃんがいつもやってくれたように。
抱きしめる。離れられないように。
「だ、だから、、、だからさ、、、も、もう、、、離れないで。」
「で、でもそれだと猫ちゃんに迷惑かけちゃ、、、」
攻め子ちゃんが猫ちゃんの腕をほどこうとした。
「勝手に出て行って騒ぎ起こすほうが迷惑だって!!」
「あっ!、、、うぅ、、、ごめんなさい。
笑ってほしかっただけなんですぅ、、、。ぐすっ、ヒック。うぁあ、、、。
あたしが、でていったら猫ちゃんの負担が減って笑いやすくなるかなって。うぁ、、、。」
「(怒ってしまった。私が攻め子ちゃんに怒ってしまった。こういう時、どうすればいいの?
私だったら諦めてるからもういいやですぐ終わるけど、、、。)
ご、ごめんごめん。」
ニコニコ
指で自分の口角を吊り上げる。
「ほらほら、私ニコニコ笑ってるよー。」
「、、、ぐすぐすっ、、、本当、、、?
あたし、猫ちゃんの役に立てた?
笑わせれたかなぁ。へへ。」
「う、うん。そうだよ。すごい!ありがとう。
けど、次からはさ、もうちょっと安全な方法をしてほしいな。
あと、、、もう私の家から出ないで。外出したいなら一緒にだよ?
わかった?」
「うん。へへへ。役に立てた。よかった。」
「、、、。」
破滅編でした。
yummy!
次回は過去の出会い編。
攻め子ちゃんと猫ちゃん。九話から十三話。
過去の出会い編。+おまけ付き。
第九話
いつかの過去
「迷った。」
マスクを着用している厚底スニーカーの女が駅の近くで茫然と突っ立っている。
頭を抱える。
「ここまであたしが方向音痴だとは思ってもいなかった。」
日本地図をなんども読み直す。
本当にわかるのか?
「う、みんなの匂いがきつい。酔うぅ。」
しゃがみ込んだ。
後ろから、声をかけられた。
「体調悪いですか?、、、何かお困りでしょうか。よければお手伝いしますよ。」
どちゃくそ美人じゃねぇか。大当たり。しかも石鹸の匂いしかしない。
「!!女神ですか?ありがとうございます!!」
「実は、道に迷ってしまって。ここがどこかすらわからないんです。」
「おぉ。それはそれは。ここは愛知県名古屋市の名古屋駅です。どこが目的地ですか?」
「青木ヶ原樹海です。」
「早まるな。
まだ早いです。私が相談に乗ります。」
青木ヶ原樹海は、自殺名所として有名だ。
「早まるとは?あ、相談には今乗ってもらってますよ。道の相d
「一旦話し合いましょう。」
「は、はい。」
第十話w
道に迷ってる女を美人女が話しかけて助けに来たよ。
道迷い女の行先は青木ヶ原樹海らしいよ。
かくかくしかじかーー
道迷い女は美人女に経緯を説明している。
「なるほど。ただ単に観光としていこうとしてたわけですね。」
「あ、そうです。」
「だとしても青木ヶ原樹海とか、センスがすごい、なんか、、、。
いや、すみません。話がそれましたね。
学校の行事でもサークルでも部活だとしても、一人ですか?はぐれたんですか?」
「いえ。もともとはあたしを含めて3人で行動する予定だったんですが、当日ドタキャン。
体調不良らしいです。あの二人はいつも仲が良くて、風邪とかがうつったんでしょう。」
「、、、。」
「何考えこんでるんですか?」
わぁ、イケメソw美人ー。写真撮りたいw
美人女は切り替えた。
「あ、そうだ。お互い名前、、、は個人情報ですし、そこまで深い仲じゃないですよね。
呼びにくいので、あだ名でも何でも。」
「あだ名。そうですね。なんかあったかな。」
道迷い女は道案内女をチラチラ見て、挙動不審。
道迷い女は様子をうかがって口を開いた。
「、、、あなたは、猫ちゃんとか。
すみません!失礼ですよね!いやでしたよね!聞かなかったことにっ!」
「あぁー!ネコ。言われてます。猫ちゃんで構いませんよ。」
「言われてる?(確かに猫っぽくてかわいいかも。)」
「ほんじゃ、私がネコなら、あなたは攻め子ちゃん。」
「ほへ?なぜ猫ちゃんなら攻め子ちゃん?
う、うぅん。まぁ、猫ちゃんがつけてくれた名前だからうれしいですけど。」
第十一話
※エr注意
道迷い女こと攻め子ちゃんが道案内女こと猫ちゃんに出会ったよ。
行先は青木ヶ原樹海だってさ。
観光しに行くらしい。
「ほんじゃ、一緒に行きましょうか。私、今日暇だからさ。ついてくわ。」
「助かるぅ!いいんですか?お言葉に甘えて!ありがとうございます!」
カタン、タタン、タタタタン
電車nowー!
座席の攻め子ちゃんのお隣に座る猫ちゃん。
「ネコの反対って知ってる?」
「え、急に。うーん、犬?」
「まぁ間違ってはない。攻め子ちゃんも犬みたいだし。」
「正解じゃないんですか。」
「ネコの反対は、タチ。」
猫ちゃんは攻め子ちゃんの反応をニヤニヤ見ている。
「、、、へぇ。知りませんでした。あたしバカだから。
ありがとうございました。」
「え、なんだ。面白くない。あなたノンケ?」
「ノ、ノンケ?(なんだそれ。今どきの流行り?う、失望されたくない。)
は、はい。ノンケです!ノンケに加入してます!」
「ノンケね。加入って何なのよwノンケはノンケって言葉知らないからノンケね。」
「うっ。(ノンケノンケ言われてゲシュタルト崩壊してきた。)」
ゲシュタルト崩壊とかいう最近覚えた言葉を使う攻め子ちゃん。
「まぁ、ネコが受けで、タチが攻めってこと。」
「う、受け?攻め?」
「なんだか悪いことをしている気分になってきたわ。」
カタン、タタン、タタタタン
気まずい沈黙
「受けっていうのが、女役。いれられるほう。
攻めっていうのが、男役。いれるほう。」
攻め子ちゃんはうんうん頷いている。
「ネコ=受け=女役。
タチ=攻め=男役。
、、、何の話ですか?」
攻め子ちゃんのバカ頭にしては頑張ったほうだろう。
猫ちゃんは微妙な顔。
ひきつった笑顔にして、
「完全に理解しなくていいわ。というかできないでしょう。」
「さらっとディスりましたよね。さらっとしすぎて春風かと思いましたよ。」
「ちょっと何言ってるか分からない。」
二人とも理解ができていない。噛み合っていない。
ここで先陣を切る、頼れる猫ちゃん。
「つまり、私が猫ちゃんっていうことは、ネコ、私が受け。
攻め子ちゃんがタチ、攻め。つ・ま・り、、、!!(要約の要約)
あなたが私を襲う側、私があなたに襲われる側ってこと!!」
猫ちゃんは結構キレている。
猫ちゃんはめっちゃ息が荒い。大丈夫かw
「、、、?どういう。、、、あっ。!そういうこと?
え、じゃ、え。えぇえーー?!」
猫ちゃんは顔真っ赤にキレている。
攻め子ちゃんは顔を真っ赤に照れている。
カタン、タタン、タタタタン
第十二話
プシュー
電車が到着し、ドアが開いた。
「あ、乗り換えようか。」
「あ、そうですね。」
ギクシャクギクシャク
階段を上がり、違う電車に乗った。
カタン、タタン、タタタタン
「あ、私がセクハラしたって言わないでね。」
「あ、はい。」
「あ、次だよ。また乗り換えだから。」
「あ、わかりました。」
あ、あ、あ、あ。ずっと言ってて、カオナシかよ。
お酒の勢いで一線を越えてしまった同僚同士の次の日くらい気まずい空気。
数時間後。
なんやかんやで着いた青木ヶ原樹海。
木!木!木!森という名前の成り立ちに少し納得ができた。
無表情の猫ちゃんと、わくわく笑顔探求心バーゲンセールの攻め子ちゃん。
「、、、吹っ切れたわ。これが賢者タイムってやつかしら。」
「知りませんよ。お互い女子ですし。」
「そうだったわね。忘れてた。」
「忘れる要素ありました?」
カシャッカシャッ
「どんだけ撮るの。」
さすがの猫ちゃんも少し引いているようだ。
「あ、猫ちゃんも!ピースしてください。」
「なんで私、、w」
スマホのカメラを内カメにして。
「笑ってー?はいチーズが決め手クラムチャウダー」
「ブフッ何その掛け声w」
カシャッ
「あ、ちょっと私絶対変な顔だった。」
「おおぉ、、、かわいい。全然変じゃないですよ。」
「、、、え?何それ。いや、消して。」
「はい。大丈夫です!バックアップも取りました!」
「全然大丈夫じゃない!」
青木ヶ原樹海に楽しそうな女子が二人。
騒ぎ声がこだました。
第十三話
現在。
攻め子ちゃんが危なっかしいから猫ちゃんはおうちから出させないようにしたよ!
「攻め子ちゃん。携帯貸して。」
「なんで?いいけど。」
攻め子ちゃんの携帯が猫ちゃんの手に渡った。
「この前外の人に会ったって言ったじゃん。どうやって連絡とったの?」
「普通にマチアプ」
「、、、はぁ。ここまでバカなのか。うん、消して。」
「え、でも。」
スマホの画面をタップする。
ロック画面、壁紙は、あの時の青木ヶ原樹海で撮った写真だ。
あぁ憎らしい。
こんなに笑っていて、私も攻め子ちゃんも何も知らなかった頃が
そのまま写真として保存されている。
「ダメな理由ある?もう攻め子ちゃんはお外でないでしょ。
私がいるでしょ。」
「、、、猫ちゃんが迷惑じゃなければ。」
イライラする。
何なんだこいつは。
前まであんなにグイグイきたのに。
「いいよ。早く消して。」
「うん。」
ポチポチ
スマホのロックを解除した。
パスワードを盗み見た。
これで安心。
赤色のゴミ箱マークを押した。
「消したよ。」
「、、、!えらい。ありがとう。」
よしよし褒める、なでる。
そうすれば、ほかの人のところに行かない。
「えへ、猫ちゃん笑ってる。うれしい。」
写真もいつか消さなきゃな。
攻め子ちゃんが見てない隙に、
消そう。
「今日のごはん何?」
「今日はね、**クラムチャウダー**。」
「え、、、。」
気づくかな。
「それだけ?足りなくない?スープだけかぁ。」
あらら。
てぇてぇのか、、、?
次回はデート編。
攻め子ちゃんと猫ちゃん。十四話から十八話
今回はデート編です。
第十四話
「今日ねぇ猫ちゃんに似てる猫ちゃんがいてさぁ。」
「へぇ。」
猫ちゃんのスマホに通知が来た。
連絡を確認している。
「え、何。あたしが目の前にいるのにほかの女の子と考えてるんだ。」
「まぁそうだけど話は聞いてるよ。」
ボコッ
ガッ
バシッ
腹パン顎クイビンタ炸裂
「ねぇあたしがいるときだけでもいいから、あたしを見てよ。
お願い。」
「ケホッ、カハッ、はぁ、はぁ、、、。(痛い。けど私を見てくれている。)ごめんね。
攻め子ちゃん好きだよーー。ふふ。」
「ごめんね、ついカッとなっちゃって。
あたしも猫ちゃんのこと好きだよ。ごめん、嫌いにならないで。
嫌だった?ごめんね。」
私が嫌がると、攻め子ちゃんが違う人のところへ逃げちゃう。
どうしようか。
「、、、うれしいよ。こうやって、殴ってきてもさ、
うれしい。」
「え?お、おかしいよそれ。あたまおかしい。あたしのために嘘ついてるんでしょ。
いいよ嘘つかなくて。あたしのこと嫌なんだ。あはは。」
「うーんとね。なんだろう。この傷痕、攻め子ちゃんがつけてくれたってことでしょ?」
「まぁそうだけど、、、。」
「攻め子ちゃんが見えなくなってもね、どこか行っちゃったとしてもね、
この傷が、攻め子ちゃんがいた証として残るでしょ?
傷は、愛の証。心配しなくていいよ。」
「、、、????殴られるの嫌じゃないの?え?なんで?
どういうこと?あたしは殴らないといけないの?殴らなかったらあたしはいらない?
わかんないよぉ。あたしバカだから、、、うぇーん。」
「おバカさんはね、私から離れなければいいってこと。」
「、、、?わ、分かった。それならわかる。」
「いい子ですね。」
「そうかも。」
第十五話
猫ちゃんは毎日違う匂いをさせて帰ってくる。
お仕事だから仕方ないけどさ、猫ちゃんのいい匂いが汚されてるようでなんかやだ。
あたしのおうちはここ。
猫ちゃんのおうち。
お外に出てはいけないから、お仕事ができない。
もともとやってなかったけど、ちょっと不安。
こんなあたしを何が悲しくて面倒を見てくれてるのかな。
あたしは、猫ちゃんにとって、本当に必要?
わからないよ。バカだから。
猫ちゃんもあたしをバカだっていう。
間違ってない。
今日も同じ生活。
猫ちゃんの家でゴロゴロダラダラ
「バカだからなぁ、、、。」
猫ちゃんはお出かけしている。
「暇。」
ピンポーン
「誰か来た。居留守しよう。」
ピンポーン
ピンポーン
ピピピピピンポーン
クッションで耳を塞いだ。
「うるさい。大きい音嫌い。」
ピンポーン
誰だろう。
この匂い、この気配。
知らない。
「、、、インターホン。」
インターホンで外の景色をうかがった。
「なんだ。宅配便か。」
ピッ
インターホンの通話ボタンを押した。
「、、、どちら様ですか?」
「宅配便でーす。」
猫ちゃんにお外出ちゃダメって言われたけど、宅配業者のお兄さんもわざわざ来てくれてるから
どうしよう。
「え、えっとぉいまぁおかぁさんいないからぁわからないですぅ。」
よし。完璧。声も高くした。完全に幼児。
お兄さんは固まった。
「通信制限、、、?インターホンで?」
「あ、すみません!でしたらまた時間をおいて後程お伺いします!」
ペコッ
ザッザッザッ
ブロロロロロ
お兄さんはトラックに乗って帰っていった。
「何だったんだろう。」
冷蔵庫からアイスを取り出して食べた。
カチャカチャ
ガチャッ
「ただいまーマイハニーいい子にしてた?」
猫ちゃんが帰ってきた!
「おかえり!!!いい子にしてたよ!」
タッタッタッ
玄関まで迎えに行く。
「、、、なんか、この匂い。」
なにかの花の匂い。
嗅いだことがある、、、なんだっけ。
「あ!宅配業者、、、!」
「え?」
「おんなじ匂いがする。」
ここに残った匂いじゃない。
明らかに猫ちゃんからする。
「今日どこ行ってきたの。」
「怒ってる?普通にペットショップ。」
「ペットショップゥ?なんであのお兄さんとおんなじ匂いがするのさ。」
「お兄さん?お外出たの?勝手に?攻め子ちゃんが?」
「え、出てない出てない。インターホン越しに会話しただけ。」
「、、、話してるじゃん。」
「ダメ、、、?」
「うっ、うぅん。んん。まぁ許してあげる。」
「へへ。」
バカな攻め子ちゃんは、すっかり匂いのことは忘れたようだ。
「明日、久しぶりにお出かけしようか。一緒にだよ?」
「デート!デートだ!」
「あながち間違ってはないわね。」
「おやすみ。今日は早く寝なさい。」
スヤスヤ
「早いわね。いいことだわ。」
チッチッチッ
静かな部屋に
時計の秒針の音が響く。
「おやすみ。」
第十六話w
眩しい光。
朝が来た。
「おはよう。」
「おそよう。」
、、、遅いって言われた。
モグモグ
猫ちゃんは先に起きて、もうご飯を食べたようだ。
服を選んでいる。
「ねぇ攻め子ちゃん。こっちとこっち、どっちがいいかな。」
「もぐもぐ。どっちでもいいと思う。」
「ははは。だっる、それが一番めんどくさい。」
「うっ。でも本当に、猫ちゃんはかわいいから、何でもに会うと思うけどね。」
「そんなこと言って。
ん、、、。
け、結局何も言ってないのと同じでしょ。」
「へへ。しらね。」
ペタペタ
カタカタ
トントン
「よし。行こう!」
靴を履いて、ドアを開けた。
「うっ。眩しい。」
「サングラスでもかければ?けど、マスクにサングラスに帽子は、、、。
不審者ね。」
「不名誉。我慢します。」
サングラスは掛けなかった。
スタスタ
トコトコ
「どこかで草刈ってるのかな。」
「あら、道草食べたいの?」
文字通りだ。雑草バイキング。
「そうじゃなくて、葉っぱのにおいがする。」
「、、、そうかしら。どうでもいいけどね。」
カランカラン
「ペットショップ?」
「そう、昨日話したでしょ。」
第十七話
猫ちゃんと一緒にデートに来たよ!
ペットショップだった!
「、、、人、多い。」
攻め子ちゃんが猫ちゃんの服の裾を引っ張る。
「私たちがリア充として爆発させられそうで怖いわ。」
「、、、リア充?へへ。」
店内を見て回る。
攻め子ちゃんははしゃいでいる。
「猫ちゃんだよ!猫ちゃん見て!」
ややこしい。
「ややこしいわね。」
それなー。
「でも何でペットショップに来たの?
ペットは確かにかわいいけどさぁ、猫ちゃんの愛情がほかの子に注がれるのはちょっとやだ。」
「安心して。ペットが欲しいわけじゃないわ。
ペット用品を買いに来たの。」
「そうなの?よかった。」
でもなんでだろう。猫ちゃんはペット飼ってたのかな。
あたしの知らないところで?
「、、、このワンちゃん、攻め子ちゃんに似てるわ。」
「こんなあほ面犬に?あはは。」
バカがバカと言っている。
馬鹿だ。
「あっち行きましょう。」
ペット用品売り場のほうへ行く。
「へぇこんなのあるんだ。」
ピユ!
プピュウーー
変なおもちゃ。
押すと音が鳴る。
「へっへ。おもしろい。」
犬だ。
「あれは、、、完全に犬ね。」
犬だね。
「ここは、、、リードと首輪ね。」
「いろんな種類があるね。大きさもバラバラ。」
「何色が好き?」
「猫ちゃんからの質問ですね!
どんないろーがっ好き?白!白い色が好き!一番最初になくなるよー白ーいクーレヨン。」
急に歌いだした。
「白ね。この白色のリードと首輪にしましょうか。」
「ん?買うの?まぁそのために来たのか。」
猫ちゃんは大型犬用のでけぇ首輪とリードを買った。
猫ちゃんの名前を首輪に刺繍してもらった。
「よし。」
首輪とリードを手に持った猫ちゃん。
カランカラン
外に出た。
「はい。つけて。」
「、、、だれに?」
「鈍感ね。」
「、、、?」
第十八話
ペットショップにデートしに来た。
白色の首輪とリードを買ったよ。
猫ちゃんは誰かにつけてほしいみたい。
「もういいわ。」
「えっ待って待って。
あたしの勘違いじゃない?」
「勘違いじゃないわ。」
目がキラキラ攻め子ちゃん
「、、、てことは!」
「やっとわかったかしら。」
カチャン
「え。」
攻め子ちゃんは猫ちゃんの首に首輪をつけた。
「待って待って私?私なの?」
「違う?」
「い、いや、これはこれでありか。」
「はいじゃぁ猫ちゃん。行きますよー。」
カチカチ
リードを首輪につけて
リードを攻め子の手に巻き付けて引っ張る。
「、、、今度交代してね。」
「リバってやつ?」
猫ちゃんから聞いたワード。
なんて言葉を教えてるんですか。
攻め子ちゃんは立ち止った。
「トイレ。」
「いつも通りで安心したわ。
ペットショップのトイレ借りなさい。」
「行ってきます。」
リードはガードレールに巻き付けられて
猫ちゃんは放置。
「ほんとにペットとして見られてるわ。」
カランカラン
ペットショップにまた入店。
さっきかっこつけて帰ったのに恥ずかしい。
「トイレ借りまーす。」
パタン
「、、、ふう。
ん?」
この匂い。
配達員と猫ちゃんとおんなじ匂い。
「えぇ、、、トイレと同じ匂いとかやなんだけど。」
匂いの根源を探す。
「あ、芳香剤。なになに?えーっと、桜の香り?」
そんなのあるんだ。知らなかった。
ジャー
手を洗って店を出よう。
「あ。」
昨日の配達員さんがいる。
なんだ、ペットショップのトイレを使っただけなのか。
「戻ってきたぜ、猫ちゃーん。」
「遅いわ。?機嫌いいわね。」
「へへ。じゃ、行こうか。」
「そうね。」
次回最後。
偽りの日常編。
攻め子ちゃんと猫ちゃん。十九話。完結。
最終回偽りの日常編。
第十九話
攻め子ちゃんは燃え尽きたようだ。
「あーーーーー鬱だ。」
「精神科通院してたっけ。薬は?」
「行ってるわけないじゃん。ていうか黙って。
頭に響く。猫ちゃんを嫌いになりたくない。」
「そう。じゃ、出かけてくるから。」
パタン
「、、、ひどいこと言っちゃったな。
治ったと思ったのに。ここ数か月すっごい元気だったのに。
元気すぎたかもw」
攻め子ちゃんは布団から動けないようだ。
ポッケー
「何かしなきゃ何かしなきゃ。」
何もしてないのに心だけ追い詰められていく。
「うるさい!何分かった気で話してんの?
誰もあたしの本当をわかってくれてない。」
、、、そうとう滅入っているようだ。
「黙れって。」
誰もお前のことなど見ていない。
「うるさい。やめて。」
猫ちゃんも気を使ってお前にやさしくしているだけだ。
「そんなことない。黙れ。猫ちゃんはあたしが好きだから、、、。」
なぜそう言い切れる。
哀れだなぁ哀れでかわいそうな攻め子ちゃん。
「うるさいうるさいうるさいうるさい。」
ははは、幻聴か?イタイね。病んでるアピールいたたたww
「病んでない。イタくない。」
「、、、苦しい。」
お前が苦しんでいいのか。
苦しむ価値があるのか。
お前より悲しい、つらい人はいっぱいいるだろう。
「うーーーー黙れ黙れ黙れ!」
手で耳を塞ぐ。
意味はない。
バカだから、意味のないことをする。
「あ、あ、あ、あ、、、、、う、うぁ、、、。」
外からの音が消え、鮮明に聞こえる声。
「早く帰ってきて、それかもう二度と帰ってこないで。」
嘘つきな攻め子ちゃん。
汚いね、醜いね。
「、、、あ、まただ。」
分からなくなってしまった。
「愛って何。
あたしって何。
猫ちゃんにとってのあたしって何。
生きてる意味って、何。」
呼吸が荒くなる。
うまく息が吸えていない。
「はぁはぁはぁっ、、、はぁっ。
息ってどうやって吸うんだっけ。
分からない。
意識してしまってさらにわからなくなった。」
息が詰まる。
呼吸ができない。
吸ってるはずなのに、少ししか酸素が届かない。
肺がずっと張り詰めている。
足りない、酸素が足りない。
「はぁっ、、、はっ、、。
い、いっそ、このまま、死んじゃえばいいのに。」
バカか。
バカだったな。
死体はどうするんだ。
猫ちゃんが今までお前に使ったお金は?
投資を、期待を、裏切るつもりか。
死んでも猫ちゃんに迷惑をかけるつもりか。
「う、、、ごめんなさい。」
ポロポロ
涙がこぼれる。
泣いたところで変わらない。
バカだから、意味のないことをする。
「死にたくないよぉ。怖い。
猫ちゃんと一緒に笑って生きていたい。
死にたくない。怖い怖い怖い。」
怖い。
怖い。
怖い。
死にたくない。
死ぬのが怖い。
生きたくない。
生きるのが怖い。
怖い。
「あっ、、、はぁっ、、、あぁっ。」
涙でおぼれそう。
顔はびちょびちょ。
汚いなぁ。
「はっはっはっはっ、、、っあ、はっ。」
浅い呼吸。
意味のない呼吸。
酸素がもったいない呼吸。
するべきでない呼吸。
「うるさいうるさいうるさいうるさい。」
おっと。この声は、すべてお前の中の声だ。
汚い言葉だろう。
お前が考えたことだ。
「うーーーーーーーー!あぁぅあぁ!!!」
ハハハハ!幼児か。お前は幼児のようにかわいらしくはないがな。
「うぅうあぁーあーああー。」
バカになってしまったか。
もともと?あはは!!
しばらく泣いた。
時間もわからずに泣いた。
今、何をしているのか。
あたしはあたしなのか。
猫ちゃんは本当にいたのか。
簡単な事すらわからない。
ボー
ボーっとしている。
生産性のないバカ。
うんこしか生産できないバカ。
ゴミみたいな言葉しか出せないバカ。
「、、、何やってんだろう。」
冷静になった。
体は動かない。
動けない。
時間が進んだ。
時間の無駄。
時は金なり、金の無駄。
地球の無駄。
「、、、。」
ムクリと起き上がった。
「あ、、、顔が痺れる。」
ピリピリピリ
大丈夫かな。
どうすればいいのかなぁ。
やさしく、やさしく。
「、、、えらいえらい。」
あたしのピリピリピリほっぺに手を当てた。
「おぉ、、、収まった。」
ペタペタ顔を優しく手で押さえる。
顔も綺麗に洗った。
お布団も片づけた。
笑顔を作る。
ニコニコ
「今日も元気な攻め子ちゃん。
あたしは元気な攻め子ちゃん。」
バカバカしい。
これがあたし。
元気な攻め子ちゃんを保つ。
一つ、壊れてしまったら、すべてが崩れる。
元に戻りましょう。
あたしは元気な攻め子ちゃん。
ガチャガチャ
「ただいまー」
猫ちゃんが帰ってきました。
「、、、おかえりー!」
「元気そうで良かった。
お土産あるよ。」
「やったー!」
ペタペタ
いつもと変わらない足取り。
いつもと変わらない笑顔。
猫ちゃんは、気づいたでしょうか。
これが最終回?今のところね。
ま、暇だったらもうちょい作るかも。