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#6 真反対の自分
🍗「…っ、ん…?」
冷たい感覚で目が覚める
重い瞼を開けるとそこは、
🍗「…なんだ、ここ、?」
黒いビル、白い植物、灰色の空
色のない世界だった
🍗「…あ、皆んな!」
横たわっている皆んなを起こしに回る
次々に目を開け、この世界に言葉を失う
🎸「灰色の世界、?」
🌷「灰色というよりかは、色がないような…」
🍪「ここが鏡の中の世界ってことですか、?」
鏡の中にこんな世界があるなんて思いもしなかった
人の気配もなく、ただ俺たちはぽつんとそこに立つ
?「おやおや??」
突然人の声がして振り返ると
そこには白髪に青いメッシュの青年が立っていた
⚡「誰や!?」
?「皆様ここでは見ない格好と顔ですね…」
?「もしや、いやまさか…でも、、」
🐑「一人でぶつぶつと何言ってんだ?」
その青年は分厚い本をパラパラとめくり、
何かを見つけたような表情をした
?「おぉ……あぁ……!!」(チラチラッ
🍗「なんでそんなに俺を見てくるんだよ」
?「やはり貴方様はわたくしのミラー個体でございますね!?!」
🍗「ちょちょちょなになに!?!?」
いきなり抱きついてきたかと思えばミラー個体?
なんだそれ??
🍗「とにかく1回離れろ!!!」
?「おっと失礼つい興奮してしまい…」
🐸「あんた名前は?」
🌫「申し遅れました。わたくし、ウツロと申します」
🌫「この世界の案内人を務めさせていただいております。以後お見知りおきを」
👓「色々と聞きたいことがあるんだけど…」
もふくんがそう言うとウツロは辺りを見渡した
🌫「わたくしも皆様に聞きたいことがありますが…」
🌫「皆様のようなカラフルな服はここでは少々目立ちます」
🌫「場所を移して服を変えましょう」
ウツロはそう言うと俺たちを人気のないビルへと案内してくれた
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🍗「へぇ…ここではこんな服が一般的なのか、」
俺らの世界で言う牧師やシスター服がこの世界の一般的な服らしい
❄「ちょっと、可愛いですね…」
🍫「ねw」
🌫「皆様の服は第二級階と言って、この世界で2番目に位の高い服となっております」
👓「俺らそんな位高くていいの!?」
🌫「いいのですよ!ここの世界は、そちらの世界と違って鬼畜な世界ですので…」
ウツロは暗い顔をして俯いた
🌷「鬼畜…って、」
🌫「差別等があります、」
そういうことか、
🌫「普通の民は白の神服装と呼ばれるものを着ます」
🌫「第二級階の民や貴族は皆様のようなシスター服、牧師服を」
🌫「第一級階の者はわたくしのような神官服を着ます」
わたくしのようなって、ウツロめちゃくちゃ位高いんじゃん
⚡「敬語使った方ええか、?」
🌫「いえいえ!わたくしは敬語は苦手なのでそのままで結構でございますよ」
🌫「さあ、ぜひおかけになってください」
ウツロに言われた通り椅子に座り、話を聞くことにした
🐑「それで、この世界って……」
🌫「ここは鏡の世界。皆様の住む現実世界の真反対に位置する世界と言われています」
🦊「真反対、、」
🌫「現実世界ではカラフルな世界なのですが、鏡の世界では真逆の色がない世界なのです」
🐸「つまり、俺らの住む世界とは全てが逆になってるってこと、?」
🌫「全てではありませんがほとんどが逆です」
🎸「ほとんどが逆って言われてもなんか想像できねえな…」
確かに、俺らの世界と逆と言われても具体的に何が逆になってるのかよく分からない
🌫「食べ物が1番想像しやすいかもしれません」
🌫「皆様の世界で甘いと感じるものは、この世界ではほとんどが苦いと感じます」
🍪「てことは、お菓子も……」
🌫「普通の人は苦くて食べれませんね」
女子組「うわぁぁぁああん!!!т_т」
🌫「逆に皆さんの世界で美味しくないと思うものはここではとても美味しく食べられています」
🌫「例えば……野菜はセロリ、ゴーヤ、ピーマンなどですかね?」
🎸「苦いもんばっかじゃん」
🌫「こんな感じでほとんどが逆になっています」
🍗「じゃあもう1個質問、さっき俺に向かって言ったミラー個体って何?」
🌫「それの説明もしなければですね…」
🌫「例えが難しいのですが、現実世界にAさんという人がいれば、鏡の世界にもAさんという人物がいます」
🍫「つまりドッペルゲンガー…?」
🌫「確かに似てる人はドッペルゲンガーと言いますが……」
🌫「現実世界のAさんと鏡の世界のAさんは全く似てません」
🌫「なんせ、真逆の人物なのですから」
真逆の人物…?
ってなんだ?俺馬鹿だから分かんねえや…
👓「つまり、現実世界のAさんが虫が苦手で運動は得意だとすると、」
👓「鏡の世界のAさんは虫が得意で運動は苦手……でもこの2人は同一人物、みたいな感じ?」
🌫「そういうことでございます!」
🍗「あー……そういうこと?」
🌫「そして、わたくしとゆあんくんはミラー個体でございます!」
🌫「現実世界での私はゆあんくんなのですね!!」
🍗「え……じゃあ、もう1人の俺ってこと、?」
⚡「すげぇ……全然似てない」
🍗「俺ゲーム得意だけどウツロは苦手なの?」
🌫「え…わたくし唯一できないのがゲームなのですが……」
🍪「綺麗に真反対ですね……w」
🌫「ですが苦手なゲームの中でも得意なのは建築ゲームです!」
🍗「うっわ、、」
🌈🍑「wwwww」
なんか面白いけど変な感じするな
こいつがもう1人の俺って信じらんねえ
🌫「この世界くまなく探せば、皆様のミラー個体も見つかりますよ」
🎸「まじで!?なんか気になるー!!」
❄「るなのミラー個体は……るなが天才だから馬鹿な人なんでしょうか?」
🍗「るなのミラー個体はガチの天才だろ」
🦊「会ってみたいなー!」
⚡「……あ、そうや。こっちにじゃぱぱってやつが来なかったか?」
わいわいと盛り上がる中、たっつんが言った
🌫「じゃぱぱ?……んー聞いたことないけど、?」
⚡「そうか…」
🌫「探してるのかい?」
🌫「だったらわたくしがこの世界を案内してあげよう!」
🌫「くまなく探せばそのじゃぱぱって奴も見つかるさ!」
ウツロはニコッと笑って俺たちを見た
ウツロが協力してくれるなら心強い
🌫「そういえば言ってなかったが、ミラー個体は性別も真反対なのだよ!」
🍗「え?でもお前は男……」
🌫「いつわたくしが男だと言ったかね?」
🍗「……は?え、えぇぇぇえええ!?!?」
多様性の時代だよな(?)
おつなこ!!!