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ネットの名文引用
小説名文引用のネット匿名版です。
名言ではなく名文認定(個人的)なもの。
意外とするする読めるなっていう感じ。
私的利用の延長なので、詳細な引用先は忘れました。Twitter、5chがほとんどです。
1 洗い髪芯まで冷えて睨みつける女。鏡の世界。
2 恵体と言われてもいいだろう。スポーツ選手のように胸や腕は大きく発達していて、
3 まるで脳みそを搾られるような激しい頭痛に|苛《さいな》まれる。
4 この事は秘密でもなんでもない。それが見えないとしたら、思考停止しているか、相当ぼんやりしているに違いない。
5 質問の解像度をあげていくと、
6 うちも糖質のやつと話したことあるけど、言葉のサラダみたいになってて意味わからんかったわ。警察に監視されてるとか、ナンバープレートが誰かに改竄されたとか
7 そうめんに働く、厄介な物理法則が発動した。つゆが飛んだ。
8 「精神病者から見ると自分以外の存在は、人間でも、動物でも、風景でも、天地万象の一切合財がみんな影法師か、又は動く絵ぐらいにしか見えない場合がある」
9 こんな深刻不可思議な事件を、一寸した証拠や、概念的な推理で判断するのは絶対危険の大禁物である。
0 軒を連ねている。
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1 落ち葉をずしりと踏み締めると、朝の澄んだ空気に土の香りが溶け出す。
澄んだ空に染みるような朝の光が朝露を輝かせる。
2 私の胸の部分をドロッとした感情が撫でるのが解る。言い表しにくい、負の感情でもない、不安定な何か。
3 その女性は、年の頃は俺と同年代位に見えるが、年を経ても失われることのない類いの美しさを備えており、所謂〝技師〟が持つオーラを放っていた。
4 友人は一体どうしたのか。頭がよほど気の毒なのか、ピュアなだけなのか。
5 私はfじyhcfj。名前を放棄し、忘れられた存在。
6 まばゆい空を雲が泳いでいる。
7 一見なんの変哲もない風景を、芸術にして写しとれた若い絵師がいました。
8 あなたは年がら年中ずっと眉間に皺寄せていて、眉間に砂が詰まっていそうですね。
9 少しずつ心臓が小さくなっていってる感覚
0 夕焼けが煮詰まるまで遊んだ。
7 過敏になっている人は多くいるが、ネタをネタとして楽しむことができない人が多くいることにも、疑問の声が集まってしまっていた
8 小さな誤情報から大袈裟なデマに移り変わるまで、複数のバージョンがあった。人から人へと伝わるうちに少しずつ切り取られ、付け足されるなどして変化するところはウイルスそっくりだ。最終的に一般人のツイートだったものは、医者など医療関係者の助言だとシェアされ、拡散されていく。SNSを通じたデマの拡散性は、ウイルスの感染力より遥かに強力だろう。
このような感染症への誤った対処法の情報拡散のことを、インフォデミック(情報感染症)と呼ぶ。過度な情報があふれる中、正しい情報と誤った情報が入り混じって人々が必要な情報を選別するのが困難な状況のことを特に指す。
9 感染拡大や臨時休校などの対策が演出的でインパクトが強く、買い占めのきっかけを与えた可能性がある
0 障害者の遺族が(我が子を殺したあいつが)死刑にされて良かったって言ってるけど本当にそう思ってんのかね? 施設の費用ってバカにならんと思うし死んだ瞬間は悲しくても後々打算的な考えが巡るだろ。遺族年金と障害者年金が同時にもらえるんだから、うん百万は転がり込むんだ。毎月宝くじが当たってるようなもの。一生働かなくて済むと嫌でも気づくはず。
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1 ハールマンが同性愛に目覚めたのはその直後、25歳の時だった。彼は闇市で知り合った中年男に犯された。それからの彼はやぶれかぶれ。墜ちるところにまで墜ちて犯罪者の仲間入りをした。
2 根拠という大それた物は特になく、ただふと頭をよぎっただけにすぎないのですが――。
3 様々な策を巡らす老獪で食えない人物である
4 普通、知らない人間の名前を尋ねられると、その人はどういう人物なのか聞き返すはず。なのに、彼は知らないと言下に言い切っていることから、接触したことを隠してシラを切っていると確信したのです。
5 彼女の服は、元は上品なドレスだったのだろうが、ぼろぼろになるくらいに着倒した灰色の布切れになっていた。(着倒す=着古した)
6 力を持てば、人はそれを振るわずにはいられない。力を力で返しても、擦りあって新たな火種を生むだけ。
7 怒り、嘆き、悲しみが混ざりあって鉾となり、別の誰かを傷つける……繰り返され、連鎖する光景。一方で広場では子供たちが駆け回り、希望に色づく青い空を見上げる光景もありました。やり場のない怒りや悲しみを抱え、大空に思いを馳せるように。
8 GHQ焚書図書を見れば、日本の歴史も完全に書き換えられてることが判るだろう。日本人は骨の髄から人種差別や奴隷制を嫌悪し、白人を信用せず、鎖国に踏み切った。これが隠された事実だよ。
9 彼女はテレビでも流血淋漓の場面では眼をつぶってしまうくらいでしたから、事件現場に遭遇して、ほとんど腰を抜かさんばかりだったようです。
0 マナーが悪いとか、世間を騒がせたとか、不快な思いをさせたとか、化粧してないとか、サンダル履いてるとか、誰にも実害がないのに、『正義』を振りかざす人はネットでは増える一方の昨今。
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1 憶測からの個人批判を生むだけになっている。転載された動画や元々の視聴者ではない人間による批判や意図的なデマを参考にして報道しているメディア、まとめサイトも散見されます。これらは「公序良俗に反してでも目立ったもの勝ち、儲けたもの勝ち」な現在のYoutubeとネット社会を象徴しています。
2 一般人がプライベートを晒すことになるネット配信では特定やストーキングを避けるために年齢住所プロフィールを偽ることは極普通の文化です。
3 血しぶきが夜を濡らし、引き裂かれた肉の華が咲き乱れる
4 放流された稚魚が泳ぐように
5 規則を弾力的に運用していく方針だ
6 年輪を刻んだ足。
7 悪質投稿を悪びれない本人を擁護する側になびく群衆心理の恐ろしさ。私はネット社会に定着化した常識、例えば自分の名前や子供の顔写真、マンション名などの個人情報を、さも悪口を私語くようにしてネットに載せていたことに言いしれぬ恐怖を感じた。手に入れた情報を隠し持つこともなく、また強請ろうとすることもない。公然と垂れ流す行為が整然と行われ、犯罪を芽吹かせようとする種子の温床となっている。どっちに転ぶか、芽を出すまで判らない。
8 他人を怒っている最中、自分は正義の味方になれると思い込んでしまう。怪獣をやっつけるためならビルを壊して周りに迷惑をかけてもいいというように、正義の名の下だったら何をしてもいいのです。そもそも正義というもの自体が移ろいやすく、一概にどれが正しいと言って振りかざせるものではない。
各メディアでは、政治家の汚職や芸能人の不倫問題など、人の怒りをあおるような話題が大きく取り上げられる。これもまた、人々に「怒り癖」を植え付け、節穴にさせる要因である。
9 死してなお、生にしがみつこうとする人間。これは人間の傲慢さが生む思想そのものだ。そんなミイラを研究だと偽って墓を暴き、周知させる。これも傲慢さの象徴ではあるまいか?
0 欲に目がくらんだものたちを焚き付け、即席の斥候として戦地に向かわせたが、誰一人として戻ってこなかった。
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1 現在であれば大問題である行動も当時の社会では特段珍しい事ではないというのは頭に入れておく必要があります。
2 男は女性の輪郭を至近距離でなぞり、何度も目配せをする。
3 『余命宣告』は特に若い医師に多いようです。だいたい短めに言って脅し、不安にさせ、救いの手を差し伸べる。心の余裕を患者に与えないために、あえて短めに言うんです。
4 ウサギ小屋とザリガニを足した臭いが充満している。
5 自分たちが気に入るものはOKだが、気にいらないものは毒だとか差別主義者だと言っても大丈夫だという価値観をフェミニストの人たちは持っているのではないか。中には“男女平等”ではなく、女性の権利を獲得するには男性が差別されても構わないというタイプのフェミニストもいる。それは単なる差別主義者だと僕は思う。そして、そういう差別主義者を攻撃せず、フェミニスト同士は仲良くしようと受け入れてしまう部分もあると思う。日本には“保守”と“ネトウヨ”がいるが、本当の保守は“あいつらはネトウヨで差別主義者だから保守じゃない”と攻撃する(フェミニスト)
6 SNSには、テレビで映し出されたものだけが「事実だ」と認識してしまう視聴者がいる。
7 会社からは気がついた日に社長と部長がきてくれて、社長が「お前が帰ってくるのを待ってるから、何かあったらすぐ対応してやる」と言ってくれた。
部長は相変わらずハゲが眩しかったのは覚えてるが、顎がしゃくれてるので何言ってたかは聞き取れなかった。
8 元々神は怒らせたら自然災害させるから人身御供とか何か肉付けしたりしてなんとか怒らせないように接してたんやぞ。あれ、これって完全に悪魔やんけ。
9 郷に入っては郷に従えというのは国際社会の常識です。
0 いつまでも過去に生きてるってのも悲惨な連中だけど、輪をかけて悲惨なのは連中が見てる過去がそもそも実在しないってことなんだよな。虚構の中で生きてるから現実の話をしようとすると全く話が通じなくなる。
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差別
1 日本人はお前らみたいに特定の人種にターゲットを絞って差別をしない。外国人はみな平等に差別する。日本人か日本人ではないか、犯罪者か犯罪者ではないかだ。
白人よ、お前らだけ日本人と同等に扱われると思うなよ。
黒人よ、日本では差別されないと思うなよ。
俺たちは日本人ではないから普通に差別するんだ。日本語喋らなかったら無視するぞ。俺達には何言ってるか解らないんだから。
少しでも嫌だと感じたら肌の色関係なしに母国に帰れ。我慢もできねえ器の小さい奴には、日本っていう平和な国にいたら居心地悪くてすぐに逃げ出すぜ。それが文化の違いってもんだろ。
2 復讐に駆られ、怒りを原動力にする人間は戦場で使い物にならない。視野狭窄。周りが冷静に見渡す事のできない今の君は欠陥品。欠陥の兵士は使えないんだよ。
3 まったく知らない人が心ない言葉で人を追い込む……加減がわからないから相手の未来を千切るまで中傷は終わらない。ネットの悪い風習だよ。
4 今夏には――が実効支配する島の奪取を想定した上陸演習を計画中との噂もある。すでにかの軍の膨張ぶりは自衛の範囲を超えている。やっていることは、力を背景に自らの都合の良いように既存の秩序を変えようとする行為に他ならない。このままでは、軍拡競争に陥るとの懸念が周辺国のなかに生じてしまう。
5 その女の顔は腐乱したようにただれ、髪は抜け落ち思い出すだけでも恐ろしい容貌だった。
6 ベソをかく私を見下ろす瞳は、まるで路傍の石を眺める通行人のソレだった。
7 自分の個人情報を私に握られたり法的に裁かれるのはここまで恐れるのに、加害することには躊躇いがない。
8 凄惨なシーンを含むアニメは「分別のつける大人」になってから視聴出来るようにすべき。
9 腹立った民衆の混乱に乗じて、放火・破壊・略奪する。
0 片手で握手して片手で殴りあっている状態。
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1 話し合う値打ちの無い相手と対話して……時間をムダにすれば、寝首をかかれることもある。
先手必勝だ。相手を駆逐するためには、先に一撃でしとめないといけない。それが「終止符」と呼ばれるものだ。
2 文学は歩く。文学の道を歩みながら、季節の変わり目ごとに一肌脱いで成長していくように、ぼくらは一歩ずつでも歩み出さねばならない。
3 僕は折り紙で作る輪かざりが好きだった。いろんな色を使って、長く長く作ると、きれいな虹みたいになるからだ。
4 昨夜降った雪が、路辺に打ち捨てられた発泡スチロールになっていた。
5 今度はイギリスの貴族だ。華やかな衣装をした女性の前に、着古した子供大人の集団が十人以上。女性の後ろから使用人と思われる人物がかごを持ってきて手渡すと、はとに餌をやるように、下々の民にパンくずを投げる。一回、二回、三回と、勿体ぶるようにわざとらしく遠くに投げる。女性は笑顔だ。
イカれてる。あの光景を目の当たりにすればどんな感情にさいなまれることだろう。だが、なんと言ってもこれが動画として、歴史的価値があると現代までに残存していることがおかしい。誰かが撮影したということだ。
6 「一度勝った程度で調子に乗るのはおやめなさいな。器が知れるというものですわ」
「ふむ。なるほど。確かに、一度負けただけでは格の違いがわからぬということもあるだろうな」
7 あたしは祈った。神に願い、それこそすべてを捧げたっ! だが、なにもかもを投げ打ったというのに、あたしの子供は助からなかった。なぜ、あの子は短命種で生まれてきた? なぜ、神とまで呼ばれた者が、命一つ救うことができない?
ただ人並みの寿命を生きることが、そんなにも大それた望みだったのか? あまつさえ、神父は言ったのだ。信仰が足りなかったのだと、祈りが乏しかったのだと。そんな、馬鹿な話があるものか!
8 あんたらの『可哀想』は難病持ちからすれば煽りでしかない。同情心が芽生えたなら、法改正に協力を。
9 戦争って土木や建設、工芸技術も多く扱われていたし、そういう人夫も沢山参加して、エンタメ小説や漫画よりもっとゴチャゴチャしてたんだよね。交差点に生首などの遺体を埋めて、人が行きかうことで踏み鳴らして二度と出てこないようにするという意味合いの信仰があったし。
0 エレベーターを降りると、そこはもう海の底だ。厚いガラス張りの展望室になっていて、窓の外を泳いでいく魚たちの夢のような美しさ……。いや、この話はよそう。いくら口で言っても無駄だ。海中公園のすばらしさは、行ってみたものじゃないとわからないよ。
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1 うちの庭って広いじゃない。木がいっぱい茂ってるじゃない。だからガラス戸を開けると……さわやかな風が緑の香りを乗せて吹き抜けていくんだよ。ゆっくりしてっていいよ。狭い家に帰りたくないだろう?
2 街の明かりが、矢のように窓の外へ過ぎ去っていく。星空の中を走っていくようだった。
3 鉄は打てば硬くなる。剣は振れば鋭くなる。