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第三話 新たな客
「苦痛屋さん、ねぇ」
私はただの|青春不適合者《引きこもってしまっている醜い存在》。なんかネットサーフィンしてたらこの記事に辿り着いた。声に出して、行ってみたいと言ってしまったが、正直なところ信じてない。
「、、変なの。、」
”苦痛屋さん”最近話題の正体不明なお店。
「適当に、重そうな悩み言ったら金もらえるかな。」
そう、浅はかな考えが浮かんだ。お金という強欲があるのを気付かずに。
そのあとの授業は集中できなかった。
寝不足というのもあるのだろうか。バイトを掛け持ちしていて、学校でもいじめられて
、いじめられて、?
「っ!」
そうじゃん、苦痛屋さんに行ったときいじめられている話をすればいいんだ!
そうすれば家計は楽になるはずだし、ちょっといいものも食べられる!
「ふっ」
見ててね、お母さん。お母さんのお墓もちょっと綺麗になるよ、!
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「にしても、どうやって行くんだろう。」
周りが楽しそうに下校している中、独りだけポツンと歩いている
歩きスマホだ。ダメだとはわかっていても、ついついやってしまう。
「こら、!歩きスマホはダメだと言っているだろう、!」
「あ、うん。ごめんね、お義父さん。」
お義父さんは今頃どうしているのか。ここ最近、家に帰ってきてない。
それどころか、お義母さんも帰ってきてない。
「、暇だなぁ...」
そう言えば今どこにいるのだろう、
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「、...あ、あれ、?」
いつの間にか周りは明治時代にあるガス灯、レンガで出来ている建物で囲まれていた。
スマホの電池が切れている。
「、っあれが、苦痛、屋さん」
私は、意を決して建物の中に入った。
お義父さんも、ここに来たのだろうか。
「、女の子がいる」
大正のような袴に、黒くて長い髪の毛、背の小さい子供、カウンター席の後ろにある人形棚に見覚えのある容姿の人形があった。
「!おねえちゃん、いらっしゃい✨」
私は嫌な予感しかしなかった。
逃げよう
そんな考えが頭の中を支配する。
「あ、ごめんね、お姉ちゃん間違えってはいっちゃったんだよ、じゃあね!」
「え、ぁ、う、うん?」
急いで出て、頑張って苦痛屋さんの後ろから出る。
明かりが見えたと思ったのに
「っ、え、?」
自分でも思う、間抜けな声が出た。
だって、後ろから出たはず、出たはずなのに
目の前に小さい女の子と苦痛屋さんがあるのだから
普通に忘れてた☆
てぺ
後は新しい界隈にはまったのだよ
ごめんごめん