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#1 悪魔の世界?
この世界に地球は2つある。
1つは人間界でもう1つは悪魔の世界。
さぁ、悪魔の世界へ飛び込んでみませんか…?
**この世界は2つある**
小さい頃、パパが言ってくれた。
「この世界はね、2つあるんだよ」
「えー?なんでなんで?パパも行ったことあるのー?」
「もちろんあるよ。いつかルキアも行くと思うよ」
「じゃあ、パパ!一緒に行こうね!」
「うん。絶対行こう。約束だ!」
数年後、パパは亡くなった。私が6歳の時だった。
パパが亡くなる前私に行った。
「この世界は2つあるって言ったの覚えてるか?」
「うん、もちろん。」
「もう1つの世界にはな、悪魔がいるんだ。」
「悪魔!?悪いの?」
「全然、ちっとも悪くない人たちだよ。いいか、ルキア」
「ん?なに?」
「これ、あげる。」
パパに渡されたのはネックレスだった。星が付いていた。
「いいか、10歳の誕生日になったらこのネックレスの星を開けるんだ。それまで、絶対に開けるんじゃないぞ。約束だ。」
「うん、わかった。10歳の誕生日まで待つよ。」
やっと、10歳になった。今日が私の誕生日。
「パパ、行ってきます。」
仏壇の前で手を合わせてから家を出た。
「ルキアちゃん、おはよー!」
「おはよー。って、ちゃん付けやめろよ。」
「もー!ルキアちゃんったら、ほんと男の子らしいんだから〜!」
「うるせっ!早く行くぞー」
俺の友達の、穂希(ほまれ)だ。穂希はずっと、俺といてくれる。こんな、俺に…
「あ!そうだ!」
「ん?忘れ物か?」
「ううん、違うよ。ルキアちゃん、誕生日おめでとー!」
「あ、ありがと。////」
「照れてる〜?」
「照れてねぇよwほら、行くぞ。」
そう言って、教室へ向かった。今は小5で俺も、穂希も5年4組だ。
「ーーーーこれで、朝の会を終わります。」
「はぁーーーーーー。朝の会ってほんと長いよねぇ」
「それなー。がち長すぎだろ。」
朝の会は嫌いだ。長過ぎる。
「どした、ルキア?」
学校で穂希はちゃん付けをしないでくれる。
「__なんで、俺といるんだろ。__あ、なんでもない。」
「なんでだと思う?ていうか、なんで思うの。」
「き、聞こえてたのか。だって、俺本当は女子だぜ?なのに男っぽくしてさ。キモいって思わないのかなぁって。」
「キモいって思わないよ。私はルキアといて楽しいもん!ていうか、今の時代こういう人だっているよ。私は個性だと思うなぁ〜」
「そっか、ならいいんだけど。」
キーンコーンカーンコーン
「それじゃあ、授業を始めます。ほら、席についてー」
「やべっ、準備してねぇ。んじゃ。」
ねみぃ。国語は長い。45分授業なはずなのに。
「ルキアさん、ルキアさん」
「はっ!」
「おきてください。それでは、ココ読んで。」
「はーい。」
クスクス
**チッ**
このクラスはだいっきらいだ。俺のことを笑いやがって。
音読し終わり、席に座った。その後俺は伏せた。
はぁ、早く終わんねぇかな。
キーンコーンカーンコーン
「はい、じゃあ終わります。次の時間の準備をしておいてねー」
『はーい』
「ねぇ、ルキア!ちゃんと起きてなきゃだめでしょ!」
「**うっせ!国語は寝るためにあるんだよ。くそが。あっちいけ。**」
腹が立っていた。なんで寝ちゃいけねぇんだ、なんで笑われねぇといけねぇのか。
「ルキアさん、ちょっとおいで。」
はぁ、またか。
「うーい。」
ルキアは一体なにを言われるのか。