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【中古本】学習塾規制にタピオカドリンクで対抗?

ブックオフで110円で買ってきた中古本「知らないと恥をかく世界の大問題13」から、中国共産党による学習塾規制をもってきました。 中国共産党は中華人民共和国建国以降、一貫して中国を統治し、指導する存在です。 共産党のトップである習近平主席は2018年、憲法改正をして国家主席の任期を撤廃しました。 この「終身皇帝」となった習近平国家主席に、党や政府に批判的な意見が寄せられますが、それに対してさらなる言論統制や物理的なシャドウバン的な何かをしています。 中国は社会主義市場経済という、民主主義と社会主義の中間的な要素を持ちますが、民主主義経済のような自由な経済は許さず、政府の目をいたるところに配置し、数々の規制を敷くことで貧富の格差を許さない感じになってます。 その規制の一部に2021年に「学習塾規制令」を発表しました。小中学生の受験戦争が過熱する中国では教育費の高騰が問題となっており、共産党としては格差をなくすために学習塾を規制して、みんな公立の学校へ行って平等に教育を受けなさいということにしましたが…… 格差をなくそうとして「学習塾規制」など規制強化を敷く中国共産党と、その抜け道を探しだす中国国民。格差をなくそうと規制してさらなる格差を生むという、いたちごっこ加減が面白いなぁと思いました。
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