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極秘の奈落ゲーム ③1対1で直接バトル!
問題に不正解をし、ペナルティーでまきの分もと2倍の電気ショックを受けたさきは倒れた。そして、第2問…いや、第2ラウンドは、アイランと1対1の殴り合いバトルだった!
--- 5.どちらの勝利だ? ---
「もういい。早く始めよう」
「いいわよ」
そう言い、アイランはファイティングポーズをとった。
「………………………えっ?」
「1対1で、**殴り合いよぉぉぉっ!**」
アイランはまきにおそいかかった。
「うわっ!」
まきはとっさによけた。
「反射神経だけはいいみたいね。でも、《《この後はどうかしら》》!」
**「いやだああああああああっっ!」**
まきはしゃがみこむ。
「どうしたの?あきらめたかしら。じゃあ、ここで眠ってもらうわ。**さきと一緒に永遠にね!**」
「…__ま__…まって…**待って!わたしも戦う!**」
そう叫んだのは、さきだった。
「さき?寝てたかと思った。潔く帰るのかとも思ってた」
「そんなに簡単に帰ったりしない!」
さきはそう答えた。
「さき…」
まきはさきを見つめる。
「ああ、ここでドラマはやらないで。今見たいのは、灼熱のバトルなの。まあ、そっちが始めないようなら、わたしからやってやるわよ!」
アイランは再び、二人に襲いかかった。
「そんなの!」
さきもアイランに襲いかかる。
「くらいなさい!」
アイランはさきを殴ろうとする。
「よけれるよ!」
さきはよけた────が。
「────えっ?」
アイランはさきの首を絞めている。
**`「うっ…うう…」`**
さきは苦しみ始めた。
「アイランやめて!さきが死んじゃう!」
「失神させるだけよ、死にはしないわ」
「**それでも危険だよ!**」
「わたしは柔術の達人なの。信用しなさい」
アイランが澄ました顔でまきに答える。
__「.................................っ」__
さきは気を失う。
「ああ、ほら、寝ちゃった。のんきにお昼寝、楽しんでね」
アイランはさきを地面に放り出す。
「ひっ...ひ、ひどい!許さない!」
「わたしが許せないなら、かかってきなさい!」
まきはアイランに襲いかかる。
アイランはまた、首を絞めようとした。が、まきはギリギリそれをかわす。
**「ああ、イライラする!」**
まきは大声を出し、アイランに飛び蹴りをくらわせた。
「うわっ!」
アイランはたまらず倒れこむ。
「いったぁ...な、なにすんのよ!」
アイランは素早く立ち上がり、まきへ再び襲いかかる。
**「落ち着いて下さ────────────い!!」**
どこからか叫び声が聞こえた。
--- 6.奈落I区の者たち ---
アイランは急に止まり、後ろを振り返る。
まきも同じように声のした方へ振り返る。
「アイラン、乱暴すぎですよ」
色白で整った顔立ちの青年が言った。
「ああ、ユウヤ。偉そうね、I区のくせに」
「アイランに言われたくはありません」
ユウヤと呼ばれた青年は、顔をしかめてそうかえす。
「………………………ん…」
さきは起き上がる。
「さき!…いや、それより…なんなのなんなの!?」
まきは目を丸くして立ちつくしている。
「はじめまして、秘影さき、秘影まき。アイランがごめんなさい」
「えっ…え、はぁっ?あれっ、どういう状況っ???」
さきも目を丸くして聞く。
「ゲームはもういいです。疲れてますよね?早く中に入ってください」
---
「ここが『奈落Ⅰ区』なの?」
「はい、そうです」
さきはソファーにまきと並んで座りながら、青年に聞いた。
「自己紹介がまだでしたね。ぼくは**|山崎《やまざき》ユウヤ**。奈落Ⅰ区のリーダーです」
「わたし…秘影さき」
「知ってます」
「わたしは秘影まき」
「知ってます」
「何で知ってるの?」
「知っているからです」
ユウヤが意味不明な言葉をかえす。
「よくわかんない」
さきとまきは顔を見合わせる。
と、その時。
**ガチャ**
「あら、さきとまき。いらっしゃい」
七色の髪にアイドルのような衣装をした少女が入ってきた。