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文房具物語。それぞれの波乱もありの文房具生。
私の出番って本当にあるのかな…。
赤ペン…もはや丸付けしか活躍できない存在…。
あ。
「…あんたさぁ。」
「?どしたの?赤ペンちゃん。」
別の赤ペンがオレンジペンに話しかけてる…。
「役に立ってるとか役割があるとか思わないでね?丸付けはオレンジじゃできないんだから。」
「う〜ん…生意気!気に入らないな〜。」
シャシャシャッ
「赤シート!」
…消えた…?嘘。
シャシャシャッって音の時、オレンジペンが赤ペンにオレンジ色で適当に塗りつぶして…赤シートで見えなくした…?
そして、存在ごと見えなくして、消した…。
実はオレンジペンって、最強なんじゃ…早く逃げなきゃ。
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なんか誰かいた?
まあいっか。
見られてたとしても、消せばいいだけだし。
私は赤シートをずらす。
「…っ、何するの!?」
「そんな怒んなくていいでしょ?一回消しただけじゃん。」
「…もう怒った…。あんたの存在自体、×にするから!」
「そんな暇もなかったね。」
赤シートをパパッと私は元の位置に戻した。
は〜あ、つまんないな〜。
誰か強い子来ないかな〜。
しかも、私はノートいらないしね。つまり、私が悪くなるシーンは一度もないってこと!
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「はぁ⁉︎あのさぁ、これ私が丹精込めて書いた字なんだわ。近くで消さないでくれる⁉︎」
「で、でも消すのが私の役割で...。」
なんかまた被害に遭ってる...。
「役割とかしらない!あんたは私の役割を消してまで役割を果たしたいの⁉︎この、自分のことしか優先できないクソが!」
「...は?それ言うならあんたもだろ。役割を消してまでって言うし、自分のことしか優先できないとか言ってるけど、それお前じゃねえの?私が消さなかったらこの文字間違ったままだぞ?それでいい?いいわけないよね?あんたは私の役割を邪魔してまで自分の文字を守りたいの?お前の方がクソじゃん(笑)」
うへぇ...すご。なんであんなはっきりいえるんだ...。
「あとさ、私近くで消してるってだけでお前の文字一ミリも消してないんだわ。消してから言ってくれる?」
すご..いつかわたしもあんな感じでズバッと行って見たいな。
「あ、ごめん滑って消しちゃったw...言う?言ったら?ほら、「あんたは私の役割を消してまで役割を果たしたいの⁉︎この、自分のことしか優先できないクソが!」って。ってか、消されたくないんだったら努力しろよ。筆圧強めに書くとか。自分で何もしないで人のせいにしてんの馬鹿みたい。草生えるわー。」
なんか、見てるだけなのにスッキリしてきた...。消しゴムちゃんに惚れそうになったわー。
はっ、これがギャップ萌えってやつ⁉︎
恋のキューピットのり、出動の予感⁉︎
「消しゴムちゃん、こいつ、修正する?」
「えーいやいやいらんいらん。こんな阿呆に修正テープちゃんが役割する必要ないって〜。こいつの存在自体「ないわ〜」って感じだし?後さ、お前の分のシャー芯、そろそろないよね?しかも、こんなところ目撃されたらさらに減るかもね?頑張って生きてね、クソ間抜け。」
け、け、消しゴムちゃん...惚れた!
あんなズバッと言えるなんてすごすぎるって!セリフとか反論とかも考えずに淡々と言えるのまじすご!
決め台詞も私にもシャープペンシル(クソ)にもちゃんと刺さった...!
いやー、なんか楽しみになってきたw
私の観察対象、消しゴム!
名付けて、消しゴムの論破反論、ズバッと観察日記!
ふふふ...。
ここからどんな日記がスタートするのかな?