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夜神月を異世界に転生させてみた-②
カタワレ
デスノートのネタバレが含まれます。
道を歩くたびに、鉄の鈍い音が鳴る。周りに見られている。
ドサッ
切り株に腰掛ける。
ラ「くそっ!やられた!こんな屈辱は生まれて初めてだ!僕は…僕は新世界の神になる男だぞ!僕は騎士などではない!」「ライト、随分と悔しそうじゃないか。」聞き覚えのある声だ。声がした方を見ると、リュークがいた。ラ「リューク、いたのか」リ「ああ、宮殿から居たさ。」ラ「僕にリュークが見えるということは、僕はノートを持っているのか?」リ「少し触らせたぞ。とりあえず、お前のはこれだ。」リュークが「DEATH NOTE」と書かれた黒いノートを出す。
ラ「リューク、面白いものを見せてやる。必ずな。」リ「ああ、期待してるぞ。」腰を上げ、再び道を歩く。
リ「ライト、目の取引はしないのか?」ラ「ああ、しないさ。」道をしばらく歩き続けると、宿に着いた。その頃には、日は暮れており、全身に汗をかいていた。リ「そんな疲れてるようじゃ、魔王を殺すのはノートしかなさそうだな。面白!」ラ(黙れ、リューク!)オーナー「どの部屋に泊まりますか?」ラ「あ、開いているところで。」オーナー「かしこまりました、ではこちらの部屋へ」オーナーに渡された鍵を見て、その部屋へ向かう。
トントントン。階段を上る。
トントントン
*トントントントン!*
後ろから恐ろしく早い足音がする。その猫背の男は、足早に駆けていった。Lに似ている…いや、Lはデスノートを使って効果を試したいと思っていたが、触るだけに留まった。転生はしないだろう。部屋の扉を開ける。
ラ「なあ、リューク。デスノートを使わずに、触っただけでも転生するのか?」リ「さてな。俺はまた楽しいのを見たいからライトを無理矢理転生させただけだからわかんねえや。そのリンゴ、食っていいか?」リュークがシャキシャキとリンゴを噛み砕く。
ラ「さて、デスノートの力、試すか。」*天音 板色*これは道中にいた村人が悪人だと話していた人間の名前だ。ついでにもう一つ書く。*Kuria=Anl*これも同じだ。スペルが合ってるかはわからないが、これで発動したら大丈夫だろう。顔は、村人達に怒鳴りつけていたのでよく覚えている。
翌日
「午前8時のニュースをお伝えします」どうやらこの世界にも電化製品は存在するらしい。しかし、銃火器などはないのだろうか。
「天音板色容疑者と、クリア=アンル容疑者が同時刻に心臓麻痺で死亡しました。」
ラ「は、はは…はははははははは!!はははははははは!!やはり…間違っていなかった…デスノートは殺人兵器でもない…キラは大量殺人犯でもない…キラは罪人に裁きを下す者、デスノートは裁きの道具なんだ!」快く、部屋から出る。途端、後ろから手を肩に置かれる。誰だ。一体。
「昼神陽、生まれた瞬間に雷が落ちたため、神の子と見なされ、今は魔王の討伐の旅に出かけている勇者様。」ラ「なんだ?」「今朝のニュースは見ましたか?」
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「ペキグルシア王国各地の村は、この事件を、摩訶不思議な力を持つ『キラ』の反抗として見ています」
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「もし、誰にも話さないと言うのであれば、キラ事件に関する重大なことをお話ししたいと思います。」
「ああ、なんだ?」
待て、これ、どこかでー
**「私はFです」**
…F?
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前日の夜
「この事件について、村の警察は」その瞬間、ノイズが走り、画面が切り替わる。
「私はFだ」そう言った男が映し出されている。Fは村人の話にも出ていた、恐ろしい程に賢いが人前に姿は出さぬ探偵だそうだ。
「キラ、もしこの放送を見ているのであれば、私はお前に宣戦布告をする。」名札がある。
*リンド=F=テイラー*39…29…23…12…6…5…4…3…2…1…
「うっ」Fは、死んだ。
Fは、死んだのだ。
そうか、やっと思い出した。
Lも同じことをしてきたな。