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悪役の定番の動機

2023年の相棒22にて。 初回・第二回拡大スペシャル「無敵の人~特命係VS公安」の一部文字起こしになります。 こちら、悪役における定番の動機をやってます。 悪役側が、危険性があるとみなした団体・危険性の高い者において、今はそこまでの暴威ではないが、我々の敵となると判断して、あくどいことをしていきます。 のちのちめんどうだと判断できるし、今のうちに潰しておこう的なノリで部下を派遣し、潜入調査を行うも、当初の想像より平和だったので、火のないところに煙を立たせて都合の良いことを仕込み、それを基に摘発するというやり方をします。計画段階ではノリノリだった感じが想像できますね。 この悪役側が「危険性があるとみなす」ところがポイントで、過去に相手が何かしらやられたこと(歴史などから)に対して、もう二度と反旗を翻してこないよう、完膚なきまで叩きのめすという奴です。証拠がなければこちらで証拠をでっち上げればよい。 そういえば転スラもこれやってきたし、ファルムス侵攻とか、これが理由だったような。
組織のトップ(公安)が腐っているなら、それ主導で大胆なこと(短時間で出来過ぎた状況の構成)ができるので……、といったあたりが世界の闇感、箱庭感漂う国民の生活を篭絡し傀儡する悪役感が漂います。 トップであれば権力により誰にも邪魔はできません。つまり武力行使となります。 あるいは、組織のトップが無能で裏から操っているタイプは、すべてが発覚したらそれらの責任を負わせ、トカゲのしっぽ切りをすることができる、みたいに途切れることなくシフトできます。主人公側は「やはり、お前が関係してたか……」となって因縁感も演出できます。 使いまわしやすい、いい設定です。 相棒22 第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃~」より
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