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2人きりで貴方と補習🚀【如月弦太郎】
占いツクールで投稿したものを少し改善したもの!
今日は大好きな本の続編が出る。
かれこれ続編に1年もかかって、今日は早く帰って絶対それを見るぞ!
数日前からそう誓ったのに──
「如月とお前は補習だ!」
「「えっ!?」」
ホームルームで補習宣言されてしまった
「な、なんですか先生!俺は別に──」
「別にじゃなぁい!お前前のショートテスト何点だったか覚えているか?あ?」
如月君が「なんで!」と反論するのに対し、大杉先生がテストを見せながら叫ぶ
テストには『13点』。普通の人なら受験が心配になるほどの低い点数だ
あの城島さんも「うわぁ…」と引いているし、朔田君と歌星君は必死に反論する如月君に「やれやれ」と呆れている
「……え?じゃあ先生私は?」
「お前は点数はいい。だが、だが!」
「毎回お前は居眠りしてる!先生傷づくんだぞ!それ!」
はぁ?と喉まで出てきたのをなんとか押さえる
正直大杉先生の授業は退屈すぎては困る。いつの間にか寝ることがほぼだ
「けど点数がいいなら──」
「と に か く !如月もお前も2人とも居残りだ!いいな?」
如月君は「えぇ!けど……」とまだ反論しようとしたがチャイムがなった
如月君はわかるけど、私は理不尽すぎる。
はぁ、続編が遠のくぅ……
✳︎✳︎✳︎放課後
「う〜ん…」
如月君が隣で頭を抱えながら問題用紙と睨めっこしている
問題の内容は地学だ、地学担当なだけはある。
私は得意科目は地学、歴史だからまだマシだが、如月君は全教科ギリギリ二桁か一桁ぐらいだ
だから、分からなかったら
「な〜#名前#〜。ここってなんだ?」
「ん?これは──」
と聞かれる。まぁ数学以外は自信はあるから教えるなんてお得意だ。
……と言っても歌星君や朔田君ほどではないが
彼は友達になったその場から、いや、友達になる前から下の名前で呼んでくる。最初は「(人たらしか)」と思ったが、一緒にいるうちにそんな考えもなくなった
それに、教えるのは大変だが、如月君と勉強するのは楽しい、如月君は元から熱血で元気のいい子。話していてストレスも感じない
「あー!なるほど!サンキュ!#名前#」
「はいはい、とりあえず早く解かないと。部活行かないとなんでしょ?」
彼は部活に入っている。何回か何部に入ってるか聞くが曖昧な返事をされてしまう
一回言いかけたことはあったが、歌星君が如月君の口をばっと塞いで、朔田君が「いや、なんでもない。ね、弦太朗」と無言の圧をかけられているのを見た
その後、しばらくの無言の後、隣からペンの書く音が止まり、唐突に聞かれた
「……そういえば#名前#って、ど、どんなタイプが好きなんだ」
………
え?今如月君なんて言った?好きなタイプ?あの鈍感残念なイケメンな如月君が?
恋愛なんか絶対興味なさそうな残念なイケメンが?そんなまさか……
「たっ、タイプ?いつものことだけど唐突だね…」
う〜ん。タイプって言われてもなぁ。まぁやっぱりイケメンで、元気で、話しててもストレスが感じなくて──
そうこう考えてるうちに思った
「(……まさか私って如月君のこと意識してる!?)」
気づかなかった。如月君のことを鈍感残念なイケメンなんて言ったが自分もそうだった!
自分だって鈍感だったとは……今まで「好きな人?いないよ」と友達に言っていた過去の自分を一発ぶん殴りたいぐらい…
確かによく考えたら意識してたかも……そう思いながら答える
「……例えば、如月君。みたいな感じの人とか?」
「そうかそうか……えっ?今なんて…」
「…ん〜?別にぃ?イケメンな子かなぁ」
「え」という表情をした如月君が愛おしく見えてパッと嘘を吐いてしまった
いや、嘘ではないな、間違ってはない
そう思いながらふと横顔を見ると
「……あれ、如月君?おーい?」
呆気を取られたように目の前をガン見したまま固まっていた
「(……恋愛初心者か)」
ついでに主は弦なで派なので書いた後に、「……あ、いや弦太朗はないな」となりました(遅い)