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第五話 魔法使いとの出会い
MENの回きた〜
**第五話 魔法使いとの出会い**
勇者きなこ。
格闘家ドズル。
戦士ぼんさん。
弓使いおんりー。
神宮おらふくん。
五人になった勇者パーティーは、
魔王軍の情報を追っていた。
そして。
初めて知る。
魔王軍には幹部がいることを。
**王都北部**
古代遺跡。
🐰「ここにいるんだね」
🍌「間違いない」
集めた情報によれば、
魔王軍幹部の一人がこの遺跡に潜伏しているらしい。
🦍「初めての幹部戦だね!」
🍆「無理はしないようにね」
⛄️「頑張ろう!」
五人は遺跡へ足を踏み入れた。
**だが**
予想以上だった。
魔物。
魔物。
魔物。
🐰「多い!」
🦍「多いね!?」
🍌「切りがない」
🍆「下がって!」
次々と現れる魔物。
しかも。
どこか様子がおかしい。
⛄️「なんか変だよ!」
🐰「え?」
⛄️「魔力が変!」
神宮であるおらふくんだけが気付いた。
いや。
気付けた。
この魔力は。
自然なものではない。
誰かが操っている。
**その時**
ドォォォォン!!
遺跡全体が揺れた。
🐰「!」
🍌「上だ」
視線を向ける。
そこには。
黒いローブ。
一人の魔法使い。
そして。
圧倒的な魔力。
🦍「あれが幹部!?」
🍌「違う」
🐰「え?」
🍌「魔族じゃない」
確かに。
角はない。
翼もない。
魔族ではない。
どう見ても人間だった。
ローブの人物はゆっくり口を開く。
🐷「邪魔だな」
低い声。
どこか不機嫌そうだった。
🐰「君は」
🐷「誰でもいい」
即答。
🦍「よくないでしょ!」
🍆「名前くらい教えてよ」
🐷「面倒だ」
⛄️「面倒なんだ」
🐷「面倒だ」
二回言った。
**しかし**
直後。
遺跡の奥から咆哮が響く。
ドォォォォォン!!
巨大な魔物。
そして。
その肩には。
魔王軍幹部。
🐰「!」
本物だった。
幹部が笑う。
「愚かな人間ども」
「ここで終わりだ」
🦍「うわ、嫌な感じ!」
🍆「同感!」
🍌「来るぞ」
戦闘開始。
**だが**
強い。
あまりにも。
🐰「くっ!」
勇者の一撃を防ぐ。
🍆「硬いね!」
🦍「全然効かない!」
⛄️「どうしよう!」
🍌「まずいな」
幹部が笑う。
勝てない。
それくらいの差があった。
その時。
🐷「うるさい」
全員が振り向く。
さっきの魔法使い。
🐷「騒ぐな」
そう言って前へ出た。
🐰「危ない!」
だが。
本人は止まらない。
そして。
杖を構える。
空気が変わった。
🍌「……」
🐰「なんだこれ」
🍆「魔力?」
🦍「すごい……」
⛄️「すごいね……」
生まれて初めて感じるほどの魔力。
幹部が顔色を変える。
「な、なんだ貴様は!」
🐷「知らん」
相変わらずだった。
そして。
杖が光る。
黒い魔法陣。
幾重にも重なる術式。
次の瞬間。
ドォォォォォォォォン!!!
世界が揺れた。
沈黙。
煙が晴れる。
そこには。
何もなかった。
魔物も。
幹部も。
全部消えていた。
🐰「……」
🦍「……」
🍆「……」
🍌「……」
⛄️「……」
全員固まる。
**しばらく後**
🐰「あの」
🐷「なんだ」
🐰「強すぎない?」
🐷「そうか」
🦍「そうだよ!?」
🍆「びっくりした!」
⛄️「ぼくも!」
🍌「規格外だな」
🐷「面倒だった」
それが理由らしい。
**帰り道**
🐰「名前」
🐷「?」
🐰「まだ聞いてない」
少しの沈黙。
そして。
🐷「MEN」
初めて聞けた名前だった。
🐰「MEN」
🐷「なんだ」
🐰「仲間にならない?」
今までと同じ。
真っ直ぐな誘い。
だが。
MENは立ち止まる。
しばらく黙る。
そして。
🐷「嫌だ」
🐰「え」
初めて断られた。
🦍「えぇ!?」
🍆「そっかぁ」
⛄️「残念……」
🍌「だろうな」
しかし。
🐷「魔王は気に食わない」
全員が顔を上げる。
🐷「倒すまでは付き合ってやる」
ぶっきらぼうだった。
でも。
それは。
仲間になると言っているようなものだった。
🐰「ありがとう」
🐷「礼はいらん」
🍆「優しいねぇ」
🐷「違う」
🦍「優しいよ!」
⛄️「優しい!」
🍌「優しいな」
🐷「お前らな」
その日。
勇者。
格闘家。
戦士。
弓使い。
神宮。
魔法使い。
六人が揃った。
後に世界を救うことになる、
伝説の勇者パーティーが。
ついに完成した。
文字数多くて読むのは楽しいんですが、私の指がどんどん疲労していきます笑