リレー開始者:みぃみぃ。@ほぼ無浮上
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話数 3 / 20
恋愛小説を、みんなで書きたい!!
どう発展していってもOK!
合言葉は、「予測不能の恋愛小説」です!
書く場合は、設定、登場人物のところを絶対見て!!
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「澪〜!!」
「優雨、!」
私は|鮎川《あゆかわ》 |澪《みお》。
話しかけてくれたのは、親友の|有永《ありなが》 |優雨《ゆう》。
「あのさ、澪、智樹のこと好きだったじゃん?」
「え、あ、うん、そうだけど…」
私は|小鳥遊《たかなし》 |智樹《ともき》くんのことが、好きだ。
小鳥遊くんは、運動神経がいいんだよね。…羨ましい。
「なんと私、ビックニュースを手に入れました!」
「な、なにっ!?」
「智樹には、好きな人がいないのよ!」
「え…」
これが、失恋っていうのかな。
ショック。
「ちょ、ちょっと澪〜」
「優雨…」
「そんなショックを受けないでよ!私が言いたいのは、まだチャンスがあるってこと!」
「そ、そうだね、確かに…」
でも私は、ショックだった。
---
〈智樹視点〉
「ねえねえ智樹〜」
「どした、悠斗?」
コイツは|東雲《しののめ》 |悠斗《ゆうと》。
まあ、一言で言えば、“バカ”。
勉強できるわけでもできないわけでもない僕がいうことじゃないけど。
頭、めっちゃ悪いんだよな。
テスト赤点常連。
「オレさ〜優雨に頼まれたんだけどさ、好きな人とかいるー?」
「え、いないけど…?」
「そうなんだな!伝えてくるわ!」
一体なにをしてるんだ…?
てか、優雨さんってめっちゃ頭いいやつじゃん。
澪さんの方がいいけど。
アイツでも優雨さんと仲良くなれるんだな…。
---
〈悠斗視点〉
「おーい、バカー」
「オレのこと?ひでーよ優雨!」
「まあまあ。ちょっとお願いがあるんだけどさ〜。」
「なに?」
「澪さ、智樹のこと好きなんよ。」
「ま、マジか!?智樹を!?」
オレは好きな人は、澪さんだ。
オレ、失恋!?
でも。
オレ、本当に、澪さん好きなのか!?
「でさ。智樹に好きな人いんのか聞いて欲しいんだけど。でも、澪が智樹のこと好きってことは伏せてね、絶対。うちから頼まれたことは言ってもいいからさ、お願い〜」
「わ、分かった!!」
この“分かった”には二つの意味が含まれている。
一つは、このお願いに対して、OKを出した、“分かった”。
もう一つは、オレが本当に好きなのは、優雨ってことだ。
…優雨とはもう長い付き合いだ。
いわゆる、“幼馴染”ってやつだ。
でも、本当は優雨が好きなんだ。
でも、優雨がオレのこと好きになるわけがない。
頭も顔も悪いのに。
でも、優雨が、好きだ。
次誰視点から始めるかは次の人に任せます〜
質問あったらここか私のリクエスト箱に送ってください!
2
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書かせていただきます。
僕は小鳥遊智樹。
クラスメイトの藤野実乃莉さんのことが好きな、普通の男子だ。
「ね、ねえ、智樹くん!」
ある日の学校でクラスメイトの鮎川澪さんが話しかけてきた。
澪さんはクラスで1番勉強ができるらしい。
興味もないけど。
「どうしたの?」
頬を赤く染めながら思い切ったように澪さんは言う。
「今日、一緒に帰らない、、?」
もし澪さんと一緒に帰っているところを実乃莉さんに見られたら、勘違いをされるかもしれない。
僕と澪さんが付き合っている、と。
「あー、いいよ。」
しかしここで断ったら周りからのイメージが悪くなる可能性がある。
そのため、仕方なく頷いた。
---
やった、やったやった!
智樹くんと一緒に帰れることになった!
私は鮎川澪、たった今好きな人と一緒に帰ることが決まった。
智樹くんから離れて友人の有永優雨の元に向かう。
「帰れることになった!」
「嘘!よかったじゃん!」
優雨は自分のことのように喜んでくれた。
そして、あっという間に放課後___________。
どうなるのでしょうか。
3
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失礼します。
[|鮎川 澪《あゆかわ みお》 |side《サイド》]
放課後。|智樹《ともき》くんと帰れることがうれしすぎて調子に乗りまくっていた私は、重要なことに気づいてしまった。そう、それは、どこで待ち合わせをするのかを決めていなかったこと!である。。。。。。約束はしたものの結局待ち合わせできずに帰れませんでした。。。。。となったら、私は何度後悔してもしきれないくらいの痛みを背負うことになるだろう。
っというわけで、HRが終わって教室を出ていったは智樹くんを尾行することにした。智樹くんが靴を履き替えて土間を出るというタイミングで、、、、、
「ごめんね。ちょっと、忘れ物しちゃってて、遅くなっちゃった」
嘘ではない。塾の問題集を忘れそうになったことを教室を出るあと一歩前で思い出し、慌てて鞄の中にいれたのだ。
「いや、全然待ってないけど。それより澪さん、靴、履いてないけど大丈夫?」
しまった!智樹くんが視界に入ったタイミングで注意力がすっかり抜け落ちてしまっていた。けれど、そんなことを言えるはずがない。
「今日の私、ボケてるかも。ごめんね」
という冗談風のことを言ってごまかす。こんな短時間で「ごめんね」を2回使うなんて、なにやっているんだろう。と思いながら靴箱に手を伸ばす。
私の手が、いや、体全体が固まってしまった。
「えっ?私の靴、ない?」
「どした?澪さん?」
彫刻のように固まって動かない私が気になったのか、智樹くんが話しかけてくる。
「私の、靴が、ない……?」
なんで?なんで?
「嘘。なんで、澪の靴がないの?」
この声は優雨だ。さっき、「お手洗いに行ってから帰る」と言っていたので今、やってきたところなのだろう。このような状況を前にしても、私は冷静だった。
理由は明白だった。私と智樹くんが帰ることに嫉妬した誰かが、靴を盗んだのだろう。
「犯人の目星はついている」
私はそう言い切った。智樹くんと優雨が愕然という表情を顔に貼り付けている。
あの会話をしたのは昼休み中の教室。教室にいた誰かが、あの会話を聞いて、嫉妬した盗んだ。それ以外ありえない。そのことを仮定すると、あの会話を聞いてから、現在の時刻まではおよそ3時間あった。その間に、私の靴を盗むことは十分可能だ。だけど、この3時間の大半は授業だ。
5限目は数学、6限目は社会だったので、移動教室ではないからその間に盗むことはできない。途中で退出した者もいなかった。となると休み時間に盗むしかなくなる。あの会話を聞いた途端に嫉妬心が燃え上がり、急いで盗んだのだろうか。いや、ありえない。私が会話した時刻は、昼休みが終わるギリギリだった。
チャイムが鳴るギリギリというのは、生徒が行動することを最も嫌う時間帯だ。なぜなら、チャイムに間に合わず、遅れて教室に入ると、教師からこれでもかというほど叱られる。生徒は叱られることを嫌う。
そして、遅れて教室に入ると目立つから、クラスメイトから何をしていたのかと問いただされることもあり、犯人だということがばれる可能性が高い。だから、わざわざその危険を冒してまで、盗む理由がない。
放課後に盗んだことも考えてみたけれど、わざわざ人がごったがえっている時間帯に盗む必要もないだろう。さあさあ皆さん、見てください、今から靴を盗みますよ、と言っているものじゃないか。
以上のことから5限目の後の休み時間に盗んだことになる。けれど、この5限目の休み時間に不審な動きがみられた人物を探すというのも、なかなか難しい。
まあ、私に嫉妬するという時点で、女子の可能性が高いから、女子に絞るしかない。
社会の先生がかなりイケメンの先生なので女子から人気があり、よく授業前に大量の女子と話しているのはよく見る。私はそんなことはしない。そもそも、あまり、社会の先生を好きだとは思わない。(結果的に、社会の先生のおかげで推理が楽になったことについては感謝しているけれど)
今日も気持ち悪いなと思うような話をしていた。あの時話していた女子はアリバイがあるから犯人ではない。
そういえば、今日はいつもなら「せんせーい、チョーかっこいい!」とか言っている、藤野実乃莉は社会の先生と話していなかったな。話しかけられていたけれど「今、用事があるので!」とか言って足早に去っていったような。すごく急いでいるような感じがした。
って!決まりだ!
犯人は、そう、藤野美乃莉――――
中途半端になってすみません。ありがとうございました。