リレー開始者:なつ
#愛情 #テーマ
最低100文字/最大3000文字
話数 4 / 15
自分が参加させてもらって、とても楽しかったので自分でも開いてみました。
暇な時に是非参加してみてください!
合言葉は「あいじょう」です
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1
大男と少女のおはなし
私は小さな生き物を拾った。
最初は怯え、抵抗してきたが、それも生きているということを実感し、愛らしささえも感じていた。
一度頭を撫でてやると、大粒の涙をぽろぽろとこぼしてきた。
コートが汚れてしまうぞ、だから泣き止んでくれ。
それでもずっと、私の胸にすがりついて離れようとしなかった。
私は仕事に向かおうとした。
その生き物が、いつも怪我を負いながら帰って来る私を心配してか、ずっと「行かないで」という視線を送ってくる。
それでも無理やり向かおうとすると、車に居座ることがあるから困ってしまう。
大丈夫、私を信じて、とその生き物が落ち着くまでなんども言い続ける。
いつか独り立ちしてくれると良いのだが…
私達はこっそり遊園地にきた。
その生き物はいつもの倍笑顔を見せた。
パフェ、チュロス、ポップコーン、アイスクリーム、フランクフルト…
……財布が悲鳴を上げて、とてもまずい状況だが、目の前の生き物が喜んでいるので私も嬉しい。
乗り物にも乗った。
ジェットコースターは身長制限で乗ることが出来なかったが、全力でコーヒーカップを回して楽しんでくれたようだった。
ずっと危惧していたことが起こってしまった。
それは暑い夏の日だった。
生き物が敵対組織に誘拐された。
交換条件は私、だそうだ。
仲間たちに、なんども説得された。
「お前が居なくなったら困る」「お前のほうが命が重い」「何故そこまであの少女に執着するのか」「お願いだからここに残ってくれ」「前はもっと冷酷だっただろ」「俺たちを見捨てないで」「仲間だろ」「感情なんてお前になかっただろ」「行かないで」「一緒に戦ってきただろ」「お前が犠牲になる意味はない」「まだやるべきことがある」「頼むから冷静になってくれ」「あの少女のために全員を危険に晒すのか」「そんな選択、間違ってる」「それでも行くつもりか」「裏切らないでくれ」「俺たちのリーダーだろ」
私は、
今は光の当たらない部屋にいる。
交換当日に見た、あの生き物が泣いてこちらに手を伸ばしていた光景が脳裏に焼き付いている。
あぁ、もうあいつが泣いてなければ良いのだが。
ふと、大きな物音がした。
突然、真っ暗なこの部屋に光が入ってきて、私の傷だらけの手が見えるようになった。
--- **「** お父さん!!!! **」** ---
なんでもこんな感じでなんでも大丈夫です!
皆様のご参加待っています
2
愛情をもらっていないと自覚し始めたのは、いつ頃なんだろう。
弟にすべてを取られ、両親は、子供は弟しかいないと錯覚している。ご飯は残飯を食べて、お風呂は数日に1回だけ。
とにかく愛情がほしかったんだ。
愛情さえもらえれば、何でも良かったんだ。
---
「…貴方たちが悪いから」
わたしは家出することにした。お金を盗んで、公園へ向かった。スマホはお古のを盗んできたので、マップなどは使える。児童養護施設に行けばいいんだろうが、充電がなくなるのは惜しい。うろ覚えの脳内地図を開いて、わたしは歩いていた。
「着いた…」
どれぐらい歩いたかわからない。ただ、目の前にわたしの目的地が広がっている。白くて清潔そうな、児童養護施設。ここがわたしの家となるのだ。
ぼーっとしていると、職員らしき人がわたしに駆け寄ってきた。誇張も盛った説明をした後、面倒くさい手続きをした。両親にも電話はいったらしい。でも、育てる気はなさそうだった。だから、わたしは児童養護施設の子どもとなった。
それでも、愛情はもらえない。児童養護施設はわたしのためだけの施設じゃない。困っている子のための施設であって、わたしはその『困っている子』という一括りの中のひとつだからだ。
満足がいかない。最年長だからと、ずっと小さい子の世話を手伝わされてきた。そのくせ、愛情は小さい子のほうがもらっている。
---
「…貴方たちが悪いから」
何回目かもわからない一言を残し、わたしはまた抜け出す。
新たな愛情を求めて。
3
むーちゃ
あめちゃん?なにそれ?美味しいの?
あたしイルミス…5歳…ご飯は…草。ある日でっかい男の人があたしのそばに来てくれた。あったかかった。
え…もう行くの?まだいてよ…そうだ!この鉄の馬(車)の中にいれば…やっぱり!連れて行ってくれた!
---しばらくして ---
今日はゆーえんちっていうところに来たの。でっかい男の人はいろんなたべもの?をくれた。
おサイフが悲鳴を上げているって!面白い!
---またしばらくして ---
知らない人たちに知らないところに連れてこられたよ…怖いよ…男の人…助けて…あ!助けに来てくれた!え?どこ連れてくの?男の人がいるんだよ?ねえってば!
---XX年後 ---
男の人…いや、あなた。先にいなくなっちゃって。私はあなたと結婚したの。大好きよ。ずっと。今からそっちに行けるわ。大好きよ。ずっと…
《永眠》
何かとつながっているかもしれません…!
4
愛情なんてわからない
「愛されている自覚がないからでしょ?」「貴方のことを愛しているのに!!」
そんなこと知りません。わたしは愛情がわからない。
ここは、、?
起きたら知らない場所に居た、昨日は家にいて、
そうだ!追い出されたんだった。
ここは、、森?でも木がない、
「うっ、何この匂い、、」
今までの何かとは違う【いい匂い】
いつもの地下室の生臭い香りとは違う匂い
慣れていないからか、鼻が痛くなった
「あら!まだ寝ていいのに」
突然部屋に入ってきた、女性?が、そんな事を言った
「、ここはどこですか?」
そう聞くと、新しい人が部屋に入ってきた
「ふぉふぉふぉ、ここは、わしらの家だよ」
そういった声は、老人だろうか、手に何かを持ちながら歩いてきたその人は腰を少し曲げている。
「私を拾ってくださったんですか?こんな汚い私を」
そう言うと老夫婦はびっくりしたように私を見てきた
「そんな!汚い子だなんて!!そんなわけ無いでしょう!」
わたしはびっくりした。そして、少しあとに視界が狭くなった。
老夫婦が抱きついてきたのだ
あの家族ではしてもらえなかったことをしてくれた。
これが愛情なんだ。わたしにもわかるよ愛情
「ひぐッ、ぐすッ、ありがどう、ございまず、」
思わず泣いてしまった。すると、老夫婦は、慌ててふきんと、ご飯を持ってきてくれた。
そのご飯もふきんも暖かく、初めて安心できる場所ができた。
「貴方がよかったらだけど、私達の子にならない?」
そう女性が言った。
「もぢろんでずッ、なりだいです、」
泣きながらそういった。
すると、お父さんは微笑みながら涙を拭いてくれた
優しい。これが愛情なんだ。
わたしはここで過ごしていく。このわたしが安心できる場所で。
〜数年後〜
私はあの時から背はあまり伸びなかったが、大人になってきてはいた。
老夫婦は、まだ元気に過ごしている。
今日は森に散歩をしに行く。毎日の日課と言ってもいいだろう
私は今も愛情をもらいながら幸せに生きています。