リレー開始者:Numa Goshiki
     #男主 #厨二病 
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リレー参加者
 
    
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            Numa Goshiki
        
        
        
        「おはようございます、ご主人様」
ん、朝か。
「本日より、ルーツという者が新しく来ます」
この見学に来ていた、真面目そうな奴か。
人手不足で大変だから、ありがたい。
事務仕事をやってくれたら1番だが、どうかな。
「本日よりこちらに勤めさせていただく、
 ルーツです。不束者ですが・・・っ左手が
 疼くっっ」
・・・?彼は、なぜか左手を抑えている。
「ふうっ、失礼しました」
        
     
    
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        まぁ良い。
真面目に仕事をしてくれれば良いのだからな。
やはり真面目そうな好青年だ。
事務仕事を体験させてみるか。
「うむ、よろしく。君には事務仕事を1週間体験
 してもらいたいのだが、できそうか?」
「クックックッ。その程度の任務、我に宿りし漆黒の力
 を持ってすれば造作もないこと…」
…これも若者語なのか?若者文化の勉強も、せねばならぬな……
        
     
    
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            Numa Goshiki
        
        
        
        私が幼少期の頃からいる執事、ルーファスに
聞く。
「なあ、ルーファス。ルーツが時々言う
 言葉たちの意味、分かるか?」
そう言うとルーファスは首を傾げた。
「わかりませんね。彼に聞いておきましょう」
「ルーツ、一つ頼まれてくれ」
「はい、なんでございましょう。この私の最強
の左手にあれば・・・ゴホンっ、お任せください」
ひた隠そうとしているが、大分出ている。
        
     
    
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        なぜ隠そうとするのだ?
若者語は一つの文化であって、隠すことでもないと思うのだが……
聞いてみるか
「ルーツよ。一つ聞いてもいいか?」
「なんなりとお申し付けくださいませ」
〚ルーツside〛
|今宵《今日》、我が君からとある|試練が課せられた《質問をされた》。
「なぜ若者語?を隠そうとする」
と。
        
            厨二言葉所々変ですいません
なんせ厨二病未経験者(のつもり)ですので
        
     
    
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            Numa Goshiki
        
        
        
        若者言葉・・・ああ、若者言葉。
「隠さなくてもよろしいのですか?」
そう言うと主様は頷いた。
前の職場ではこれが理由でクビになったから、
少し驚いている。しかし、いいと言うならいいのだろう。
「主様の課す試練、凡てをこなしてみせま
 しょう。改めて、よろしく・・・お願いします」
〈主side〉
・・・なるほど?こういうものなのか。
理解が及ばんな。まあ少しずつ勉強していこう。
        
     
    
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        そういえば先週の会議の報告書がまだだな…
丁度いい。力試しも兼ねてルーツに頼んでみるか。
「では、早速仕事を頼みたいのだが良いか?」
「我が君の五乗とあらば、我が命を賭して遂行いたします」
「うむ。では、先週の会議の報告書の作成を頼みたい。詳しいことはルーファスに聞いてくれ」
「はっ。我が右目に宿りし悪魔の力を持ってすれば、造作もないこと」