オタク社会人の僕が3年間推し続けているアイドル、空色きらり。ある日突然、事件は起きた…
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目次
プロローグ
久々の小説投稿お待たせしました!早速書きます
僕には、3年間推し続けているアイドルがいる。その推しの名は、空色きらり。初めて彼女を見た時、毎日辛いことしかなかった僕の人生がバック宙のようにひっくり返った。彼女を推してから、毎日彼女を見て、勇気をもらった。
そんな中で、僕はこんなことを考えていた。「もしも、僕がきらりと入れ替わったら、どうなるのだろう。」
もちろんそんなことは、叶うはずないと思っていた…。
今日はちょっと短めですが、次回から本格的に始まるので次回をお楽しみに!
第1話
「…!!」
目を覚ました僕は、驚いた。僕は今、知らない部屋にいる。女の子のような部屋だ。なぜ僕はここにいるのか分からない。そして、僕は本当に僕なのか。もちろん、部屋には大きな鏡があったから、僕は鏡を覗いた。そしてまたびっくりした。鏡に映るのは不細工な僕ではない。キラキラした、僕で世界で1番大好きな、空色きらりであった。
僕が3年前から思っていたこと、「空色きらりと入れ替わりたい」が叶ってしまった。なぜ僕が空色きらりになってしまったのか、理由は分からない。そんなことを考えているうちに、インターホンが鳴った。
「はーい」
「今からスタジオに行くぞ。準備してるか?」
す、す、スタジオ!?これはいよいよ現実かもしれない。
「すみません、私は本当に空色きらりですか?」
「何を言ってるんだ。俺はきらりのマネージャーだろ。さっさと準備しろ」
僕は今、本当に空色きらりとして生きてるんだ。僕は何が何だか分からないながらも、急いで準備をした。
準備が終わって、マネージャーという男の車に乗った。
「今日の予定を見てくれ」
と言われ、予定表を見せてきた。ぎっしりと書き込まれていた予定はざっとこんな感じだ。
10:00〜12:00 テレビ収録
12:30〜16:00 雑誌撮影
17:00〜21:00 ダンスレッスン
きらりはいつもこんなに大変な仕事をこなしていたのか。ダンスレッスンは4時間もある。アイドルはみんなこんな感じなのか。一瞬で僕は1人でこれを全てこなすのが不安になった。
テレビ収録と雑誌撮影は頑張ってやり遂げた。残るはダンスレッスン。これだけはできる気がしない。
レッスンスタジオに着いた。車から降りるとマネージャーにこう言われた。
「レッスンが終わったら、いつものように1人で帰るんだぞ」
マネージャーは収録や撮影中、ずっと僕のやっているのを観察していた。でも、ダンスレッスンだけは来ないらしい。
とりあえずスタジオに入り、練習をしようとした。すると、きらりの所属するグループのメンバーである、佐藤 氷河流は僕に言った。
「今日も遅刻じゃない!筋トレしなさい」
筋トレ…?他のメンバーは?言われるがまま、僕は筋トレルームに連れて行かれた。
腹筋100回、スクワット100回をさせられた。その間、外から漏れる音を聞いた。きっと踊っている。僕だけ筋トレをさせられている。そして、きらりは今日「も」遅刻した…?きらりはずっと筋トレをしているのか?僕は色んな謎が深まった。
なんとなく結末は決めたので、想像通りのものができるように頑張ります!