「x94uo」
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人ではない何かと結婚してしまう。
小さい女の子のおはなし。
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目次
やらなくてはいけない者。
2036/09/32.朽和県妖花村にて起こった。
血と涙にまみれた昔の話。
「ねぇ、おかあさん」
私が...5歳の頃。
「あれ、なぁに?」
不思議な人ではないナニカが。
突如として現れた。
それは人を襲い、人を傷つけ、自然を破壊した。
この日から"人"という生き物は、ゴミでしかなくなった。
私が住んでいたこの村「妖花村」には決まりがあった。
1.季節の花には近づくな。
2.外で声がしても気にするな。
3.村の約束には従うこと。
これを破ると、時空がゆがむ。と大人からは伝えられていた。
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近所で有名なガキ大将がある計画を練った。
「村の約束を破る。」
という計画を。
止めている同い年の子もいた。
でも、あいつは聞いてなかった。聞こうともしなかった。
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秋の日。
私は見てしまった。
彼岸花に近づいているあいつを。
「やめなよ!」
離れたところで声をかける。
「うるせーな!」
それでも、聞いてない。
大人を呼ぼうと、後ろを向こうとした、その時。
**ブチッ!**
さっきまで見ていた方から、繊維のあるものを無理矢理引きちぎる音が聞こえた。
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さっきまで青く綺麗な空が、一気に暗く、紫色に変化する。
「う、うわぁ"ぁ"ぁ"!?」
叫び声が聞こえた。
引きちぎった彼岸花から、普通のものではない。
人の血液がどくどくと流れた。
足元に広がっている血の海。
土が吸収するには時間がかかるはずなのに、もう終わりかけている。
「っ...!」
恐怖で体が動かない。
"大人を呼ばなきゃ"
動こうとしない自分の足を、必死に動かして、大人を呼んだ。
カレンダーを見ると、存在しない日付。
『9/32』
「(村が守らせようとしていたことって、本当だったんだ。)」
ずっと嘘だと思っていた。
だって、なった事がないから。
あいつが破ったことで、わかってしまった。
わからなくてもいいことを。
`その場面を見てしまったことで、やらなくてはいけなくなる代償のことも。`
短いですね。
はい。
ここからどうなるのでしょうか