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目次
Prologue&1話 アンチ
私はリスナーさんにも恵まれている幸せ者だ。でも私はやっぱイラナイ
子かも。だって、誹謗中傷(アンチ)がいるからだ。他のメンバーも
居るよ。でもさ、やっぱりイラナイ子なんだって思ってしまう私が嫌。
StarLightPolarisのメンバーとして悩みを相談したいよ。でも出来ない。
だって私は『普通』じゃないから。
---
私はたった一人の女子メンバー。でも最近困ったことがある。それは
歌が下手で醜くって気色悪い私がメンバーになったことだ。スマホを
見る。そしてコメントは
🌈#ファンネ#です!
今回の歌みた最高!
🐷アンチとんかつ
いつもよりも下手wwwいつも下手だわwww
そんなこと分かってるよ!でも、自分の好きを貫く。それが私とれるちの
約束。歌が好きな私。それを好きにならなくちゃ。でも他の大切な
メンバーにアンチが行くぐらいなら一人で抱え込もうかな。設定は皆の
アンチを私に来るようにした。
「アンチこないねー!」
「な!」
「嬉しいね。(´~`)モグモグ」
「ふふっ。そうだね。」
皆嬉しそう。リーダーが溜め込んでたアンチコメント、私が全部受け
止めるよ。だから5人は楽しく活動して。それが私の願い。幸せになったら
いけない私の最後のお願い。いつか空から見守るから。
2話 異変
coe.でーす!最近違和感があってアンチ来なくなった!もちろん嬉しいけど、
#名前#の表情が暗いんだよねー!心配だなぁ。ここは社長!
「ないくーん!」
「どした?」
「すたぽらアンチ来なくなった代わりに#名前#ちゃんの表情が暗いんだよね。」
「社長の力で調べてあげるよ。」
「ありがと!」
電話を切る。一ヶ月その調子で歌も好きに歌えてそうだけど、何か辛そう!
すたぽら#名前#のお悩みグループ
🍓こえちむかわいい♡
〈#名前#の表情が暗い!ってなわけで
グループなう!
🎹天才作曲家
うっさいねん!でも辛そうやな。〉
☕こったろイカ飯☆
〈🦑飯旨
🍊うめぇよ
〈こた!話を聞こ!
🍭ゆうさんですっ!
〈最近スマホで辛そうな顔してる
🍓こえちむかわいい♡
〈ゆうくんnice!さすがちむのゆうくん♡
---
あれ?感情戻ったよね。感情消えかけちゃった。でもそっちの方が痛みを感じない。
痛みがないって嬉しい♡痛かったら泣いちゃう。泣いたら心配されちゃう。
ないくんが
「アンチとかかかえこんでない?」
って送ってくるから通知が五月蝿いしあの人はメンヘラだし。嫌だ。
「すたぽらをやめようかな。」
3話 嘘やろ
「すたぽらをやめようかな。」
れるは聞こえてしまった。思わず言及してしまった。
「なんでやめるん!6人ですたぽらやろ!」
「でもっ…、」
#名前#は声を絞り出した。
「私はもうすぐ…、」
れるはその後が聞こえんかった。でもこう言ったらしい。
「本当の星になるから。」
---
わたしはすたぽらをやめたくなかった。でもやめたら、私が辞めると
すたぽらはもっと良くなる。なら5人が苦しむより私一人で苦しむ。
そっちのほうが良いんだよ。本当に輝ける星になれたらどれほど良い
だろう。空で待ってるよ。私の大切なメンバー。
---
すたぽらファンの皆さまへ
このたび#活動名#は◯月✕日でStarLightPolarisを卒業することに
なりました。理由は、アンチによる精神問題、および個人の意見の
尊重です。#ファンネ#の皆様へはとても苦しいと思います。
そして、◯月✕日をもち#活動名#の芸能活動を引退します。
StarLightPolarismember
---
これでよかったんだよね。こうしたら悲しみも減るでしょう。
あのカフェに行かなきゃ。
4話 カフェでの話
私は満月の夜カフェに行く。
「#名前#さん。」
「Master。私は十分に幸せをいただきました。」
「そうですか。よかったです。」
「来月にはもう…、」
「一番星に?」
「はい。あと五つ一番星は必要ですけどねニコッ」
「それが最後の幸せ?」
「すたぽらメンバーが幸せなら別にいいの。」
「そうですか。」
Masterは寂しそうな顔をした。私はコーヒーを頼む。
暖かくでも少し苦い。そして私は配信を見る。
「すたぽらでーす!」
自分が居なくても盛り上がってる。嬉しいかも。仲いい人。
幸せになって欲しい人。助けてくれた人。すべてが織り混ざる。
悲しいとか感情は捨てる。母に義務付けられたこと。これを
守れない邪魔者。そんな人物は消えちゃいたい。
でもさ、ゆうくん、こったん、れるち、こえちむ、くにくん。
本当にありがとう。私みたいな底辺の星が輝けたんだから。
他の皆にもその笑顔で明るくしてね。私は幸せ者だったんだから。
「配信ですか。」
Masterはスマホを覗き込む。
「えぇ。この人達の幸せを私の命と取り替えて。Master」
「はい。最後まで人のために尽くしますね。」
「だって、大切な人だもの。」
「そうですか。」
Masterは笑顔を浮かべる。このカフェは願いを叶えるカフェ。
でも願いを叶える代わりにそれなりのものを差し出す。私は
幸せになりたい⇔私の命を取引した。取引の仕方は簡単。
だから私も迷わなかった。月光が降りしきる夜、世界に願いを。
それを今日の夜にする。
---
私はカフェを出る。その帰り道会いたくない人にあった。
「#名前#久しぶりね。」
「お母様…、」
私の母だ。私は連れ去られた。また、どうせ
『暴行されるんでしょ。』
5話 大丈夫?
夢主死ネタかも…、
母は暴行をしなかった。警察に怒られたからだ。でもすたぽら
メンバーがいた。今日の夜願いを星に捧げる。
「皆!」
私は笑顔で言う。皆は私を見る。まるで一等星を拝む星のように。
「私の願いは」
私は声に出す。
「みんなの幸せ!」
「#名前#…、」
れるちは泣きそう。
「でもその代わり」
取引のことも言って良いのかな?
「私は死ぬね。」
「え?」
皆驚いてる。
「私はたくさんの幸せをもらったの。だから私は対価交換をした。
その幸せをちょっとでも返せたら良いなって。」
だってそうでしょう?すたぽらにもVOISINGにもリスナーさんにも
だからさ、幸せになっちゃいけない私が幸せになる。いけないことだから
私は死ぬの。
「私は皆のこと一等星として待ってるよ!」
「え?」
「皆のために、分かりやすいように空で輝くよ!だからさ、ちゃんと
来てね。大切な人たち。」
「もちろんだよ!ちむ逝くからね!」
「逝く誤字ってない?」
最後に笑った。
「じゃあね。大切なすたぽら!」
「大好きだよ!」
私は死んだ。みんなの幸せを願いながら。
最終話 笑顔で居てね
私は死んでから5年たった。すたぽらメンバーはお墓参りに来てくれた。
いつもの笑顔で居てほしいな。私の幸せかも。
私は一瞬姿を表す。口パクで
「笑顔で居てね」
と伝えた。こえくんは分かったように明るくなった。
昔のすたぽらのように。一等星になってまっておくよ。
Masterも来てね。
シキ君。
春の桜が溶ける頃そう伝えた。
感情ってなんだっけ?