自然は全て魔法使いの仕事だった!?
ひょんなことから魔法使いの見習いとなった少しドジなららの
成長ストーリー。
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目次
 
    
        魔法使いの見習い #らら編 《プロローグ》
        
            今回は、魔法使いの話にしてみました。
こっちではデビュー作とは全然違う新しい世界だよ!
ララワールドの世界をこれからも作っていくから付いてきて!
        
        
        《プロローグ》
私、天川らら。
今日は高校の入学式です!
どうしても、合格したくて必死に受験勉強をした甲斐あって、見事合格!!
なんでそんなに入りたかったのって?
そ•れ•は、この学校が全寮制の共学だから!!
あと、私が住んでいるとこは島。
少し都会のとこにあるからわくわく!、
ずっと、寮生活に憧れていたのです!
あと、私を知っている人たぶんいないから…
実は私、ちょっと抜けてるとこがあって、よくそれを馬鹿にされてたんだ。
私は気にしてなかったんだけど、大問題になちゃってね、
だから、だ〜れもいないこの学校に入学したかったの。
制服もちょーかわいいの!
見てみて!
クルッと回ってみる。
ってもうこんな時間!
入学式に遅れちゃう!
私は慌てて自分の部屋を出た。
あ、でもでも今日はこの家ともしばらくバイバイの日。
だから、家族にお別れしないとね。
「ママ、パパ、るる、いってきます!」
居間で大きな声言うと、
「いってらっしゃい!」
と言われた。
「え、それだけ?」
「もう、今日が最後の日ってわけじゃないんだから!
 向こうでも電話できるし、1年に一回は帰ってこれるんでしょ?
 それなら安心よ! 楽しんできなさい!」
「そうだぞ! なにかあったらすぐ帰ってきなさい!」
パパも元気付けてくれた。
「お姉ちゃん! 羽目を外しすぎまいでね!
 いつもは私がフォローしてあげてるけど、今回は付いていけないから!」
「わかってるって! るるもお姉ちゃんがいないからって、
 夜寝れなくならないでよ!」
「ちょっと、それは言わない約束でしょ」
ほっぺを膨らませる。
るるはいつもは私に小言ばかり言ってくるけど、夜は私が一緒にいないと、
寝れないかわいい子だ。
私は玄関で3人が見守り中、
「いってきます!」
と大きな声で言った。
学校までは、船で。
1時間半、船で揺られながらのんびり行きます。
眠くなってきちゃう…
デッキの上で気持ち良くなった私は眠ってしまった。
〜夢。inらら〜
ここはどこだろう。
風が吹いている。
え、私浮いてる!?
私の前をピンク色の何かが通り過ぎている。
何だろう。
桜だ。
すると、その瞬間桜吹雪の中に吸い込まれた。
「らら…らら…」
誰かが私を呼んでる?
「私はららだよ! あなたは誰?」
「らら…世界の平和を願って…」
「あなたは誰なの…」
さっきの声は聞こえない。
その代わりに
「おい、お嬢ちゃん起きろ。」
〜現実。〜
「ふぇ?」
「終点だぞ。降りねーのか?」
「あー!降ります。降ります。降ろしてください…」
あわてて船を降りると、そこは活気溢れる港街だった。
「うわー、地元とは地元全然違う!
 あれは何だろう?」
遠くにある塔らしきものを見て呟いた。
あ、そんなことしてる場合じゃない!
「あのー、天空学園ってどこにあるか知ってますか?」
道行く人に聞いてみた。
私ってば、方向音痴だからパパに説明されてもわかんなかったんだよねー
あはは、でもパパはわかんなかったら近くにいる人に聞いとけばなんとかなるって言ってたし。
「あー、あの塔の所だよ。」
「塔?」
その人が差したところは私がさっき興味津々だったところだ。
「ありがとうございます!
 って時間やばっ!」
私は足早に港町を後にした。
        
            どうかな?
実は、『魔法使いの見習い』はララの所属グループ。
すしすきーやってる人はわかるかもね。
今後メンバー出てくるかも…?
感想待ってます!
誤字ってたりしたら言ってね?
ファンレター欲しいな(*´꒳`*)
        
    
     
    
        #1 桜吹雪で会った君は。
        
            ついに、1話です!
デビュー作はシリアス展開を迎えましたが、こっちはのほほんとしています!
温度差ありすぎですねww
それでは、お話の世界へレッツゴー!
        
        
        
今の時刻はなんと8時10分。
入学式が始まるのは8時15分。
ここから学園まで10分。
遅刻確定じゃん。
どーしよ…
その瞬間、桜吹雪がサーっと吹いた。
「ん? その制服、君も天空学園の新高1?」
突如、桜吹雪の中から(?)自転車に乗った男の子が現れた。
「え、今どこから…」
「そんなこと話してる場合じゃないよ!
 乗って!」
「え、ちょっと…」
私は強引にその男の子の後ろに乗らされた。
猛スピードで学校に向かって行く。
急すぎて、何も思わなかったけどものすごくイケメンだ。
そんなことを思った。
キキーっ。
自転車が止まる。
「セーフ!」
「アウトです。」
後ろから怖そうなメガネをかけたおばさん(と呼んでいいのか?)に告げられた。
「二人とも、学園長室に来なさい。」
入学早々、怒られるなんて…
「俺がどうにかするから、お前は隙を見て逃げろ」
小声で言われた。
「え、どうにかするって…」
「着きました。入りなさい。」
席に座らせられた。
「二人乗り、危ないスピード、遅刻、どういうことですか?」
「あわわ、すいません、私が遅刻しそうだったのを彼が助けてくれたんです。
 私、今日初めて島を出て右も左もわかんなくて…」
「ですが、遅刻は遅刻です。本来ならt((」
トントン。
「失礼するよ。」
「ここに天川さんはいるかな?」
「私です!」
「お〜。よく来たね。さぞかし遠かっただろう。
 みんな心配しているよ。
 入学式に戻ろう。」
「学園長、お言葉ですがまだ話が終わっていません。」
「いや〜、言い忘れていたよ、この子は家が遠くて間に合うには6時に家を出なければならないんだ。
 だから、少し遅れてきてもいいよと言ったんだよ。」
学園長先生が私にウインクして続けた。
「それに、桜庭くんは助けようとしてやったことだろう。
 多めに見てあげなさい。
 我が学園の教育目標にもあるだろう。
『友の助けにはできる限りのことをするべし』と、
君のご先祖様の言葉じゃよ。」
「ですが、二人は初対面です。友達ではありません。」
「同じ学び舎の生徒じゃ、もう友達じゃよ。
 じゃ、入学式に行くぞ〜。
 そろそろわしの出番もあるしな。」
 そう言うと、学園長先生は私と桜庭くんを学園長室から連れ出した。
学園長先生がいなかったからなのか入学式はストップしていた。
校庭で桜が舞う中、入学式は再開した。
私も指定された席に着いて、先生たちの祝辞を聞いた。
すると、小さな声で
「あなた、初日から遅刻っておもしろいわね。
 後で話しましょ。」
 と、声をかけられた。
え、まさか怒られる!?
そんな〜(泣)
同い年の子に怒られるとか私ってばそんなに問題児なの?
        
            桜庭くんみたいな彼氏欲しい…
かっこよすぎて書いてるとき、頭の中沸騰(?)してたンゴ
感想待ってます!
誤字ってたりしたら言ってね?
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        #2 自然の秘密
        
            夢っていいよね(?)
夢からのスタートです!
それでは、お話の世界へレッツゴー!
        
        
        
〜夢。in らら〜
ここはとある秘密の花園。
ららと動物たちしかいないとってもメルヘンな場所なのです。
今日もみんなでお花を愛でます。
「らら…らら…」
「だ〜れ?」
私は動物さん達と話す時と同じように聞き返した。
ららは花冠作りでまともに話していない。
「やっと、安定に通信できましたわ。
 私は魔法界の女王兼、魔法科学校の校長です。」
「へ〜、、、え!?」
その瞬間、花園が消えた。
その代わりに水面に写ったとても美人な人が現れた。
「初めまして、らら。
 先ほど言った通り、
 魔法界の女王兼、魔法科学校の校長です。」
「魔法界…? 魔法科学校…?」
「始めてのことで戸惑いもあるかとおもいますg((」
「え、私選ばれたの?? イェーイ!
 やっぱり、魔法は本当にあったんだ!
 どういう系? 世界を救うってまさか魔法使いプ⚪︎キュア展開?
 いや、おジャ魔女⚪︎レミ的な?
 どれも最高だけど…どれなの?」
ららの目はキラキラしている。
「全て違います。というかなんですか魔法使いプ⚪︎キュアだの、
 おジャ魔女⚪︎レミって…
 とにかく今は危機的状況なのです!
 学園長からは話ありましたよね?」
「話?
 なんのこと?」 
ポカーン…。
「全く、あの人はこれだから…」
ん? なんか怒ってる?
何か手違いがあったのかな?
「仕方ありません、私から話します。
 ららは“自然”が何か知っていますか?」
「自然? 人が関わっていないものだっけ?」
「人間界ではそう伝われていますね。
 ですが、全て選ばれし魔法使い達による魔法だったのです。
 人間が誕生するより前から魔法界は存在していました。
 魔法使いは人間と違って毎年亡くなった数だけ誕生するようになっています。
 ですが、ある年の子供の数が一人多かったのです。
 しかも、生まれながら必ず持っている魔力をその子供は持っていませんでした。
 もちろん、その子供の親は魔法使いです。
 これは緊急事態です。
 偉い魔法使いの会議で別の世界を作り、そこで暮らせることに決まりました。
 これが人類の誕生です。
 ですが、さすがに何もないところでは住んでいけません。
 親の魔法使いが住めるように姿を隠して魔法で援助していました。
 そして、今の人間界が出来上がったのです。
 そう、自然に起きていること=魔法ということになります。
 でも、さすがに何億年も親は長生きできません。
 なので、長い間『魔法使いの見習い』という学校でそのもの達の育成をしてきました。
 そこで、来年の候補生であるららを呼びに来たのです。」
「人間である私関係なく無い?
 それに、今はこの学校に通わないといけないし…」
「いえ、そのことは大丈夫です。
 この天空学園は姉妹校なので魔法使いに選ばれたものは自動的にこの学校へ入学です。
 公には出せないため、ららは天空学園を卒業したことになりますが」
「でも、私魔法使ったこと無いし魔力も無いって。」
「そんなことはありません。
 今は発動していないだけである…ない!?」
「え?何?」
「いや、ららの魔力を測定したら“ゼロ”って数値が出て…」
「ほら、やっぱり私は人間だよ?
 魔力なんてあるわけないよ〜」
「そんなはずは、確かに水晶に出たのに。」
「壊れてんじゃない?」
「そんなはずはないです、魔法界では壊れることなんて歴史上ありません。」
ものすごく、慌てている。
「せっかく、一年もかけてこの学校に来させたのに〜(泣)」
え、どうしよ泣いてる。
「でも、私は候補生なんでしょ?
 なら私以外の人かもしれないじゃない。
 その[自然の魔法使い]は。」
 まだ何人かいるはず。
「ダメなんですぅ(泣)
 水晶に出たことは絶対。
 掟破りなことはできません!
 とりあえず、魔法界に来てもらいます。」
「魔法界!? 」
 わくわく!
「遊びに行くわけじゃないんですよ!
 あと、このことは人間には内密に。
 とりあえず、夢を解きます。」
「ぁま…ぁん、天川さん!」
〜現実。〜
「天川さん、起きて!」
「はっ!ここは?」
「入学式に寝るなんて…
 やっぱりおもしろいわね。
 私、花園かれんよ。
 よろしく、あなたは?」
「え、私は天川ららです。
 怒らないで( ;∀;)」
「怒る? なぜ?」
「寝てたからだよ。問題児なんでしょ?」
「私は怒る立場じゃないわ。
 怒るとしたら先生よ。
 ってみんな寮の説明に行ったわよ。
 私たちも行きましょ。」
「うん、これからよろしくね!
 かれんちゃん!」
        
            かれんちゃんと同じ部屋でよかったね、らら。
いいな〜、ララも寮入りたい!!
誰か一緒に入ろ?
感想待ってます!
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        #3 花園の初めての友達
        
            ごめ、今描く時間が無い。
        
        
        「二人の部屋はここですよ。」
寮の管理人さんが鍵を渡してくれた。
「ありがとうございます!」
かれんちゃんと部屋へ向かう途中。
「私たち運命かもね!
 だって、入学式の席も隣で部屋まで一緒なんて。
 まるで魔法みたい!」
「ぎくっ…」
「どうしたの?」
「な、なんでもないよ〜アセアセ」
魔法って言葉に反応しちゃう…
私、秘密を守り切れるかな。
「ここね!」
私たちは、部屋の中に入る。
「うわ〜!」
おしゃれなベットや机。
それに、ドレッサーまである!
「私、島では自分の部屋が無かったから嬉しいんだ!」
「え、ららは島から来たの!?」
「そうだけど…?」
ま、まさか田舎者だと思われちゃった!?
「(爆笑) そりゃあ、そうね」
「え、なんで笑ってるの??」
「いや〜、アホらしくなっちゃって。」
「???」
「私のパパは都会で社長ですっごく有名で、偉いの。
 でも、不正取引とかよくないことが会社では多いみたいなの。
 だから、よく名前を言うとその話をされて差別されるから
 ららもそう言うのかなって。
 でも、ららはそんなこと言わなかったから
 いつ言われるのかビクビクしてたの。
 でも、知らないなら言われるはずも無いかってw」
「あわわ、知ってますよ!
 花園ホールディングスですよね、
 テ、テレビで見たことあるます(?)」
「ww そこじゃないわよ。」
「え、私何か変なこと言いました!?」
「ううん、ららはそれでいて。
 そのままでいてくれたらいいわ。」
「???」
ピンポンパンポーン
「新入生のみなさんは、至急天空ホールにお集まりください。」
「なんだろう?
 天空ホールってどこ?」
「らら、入学前に配布されたマップ持ってないの?」
「マップ?
 あ、家の机の上に置いてきちゃった〜」
「おっちょこちょいね、私のを見ていいわよ。」
「かれんちゃん、ありがとう〜!」
「友達なんだから、当然よ…。」
地図を眺める二人。
 「ここね。行くわよ。」