閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
Prolog 義兄弟は有名人
#一人称#は|奏谷《そうや》#名前#。
父と暮らしています。
今日は父が義母と義兄弟が家に引っ越してくると言うので、ゆったりしています。
暇だな……。よし!#らいはもの曲を聞こう!
「♪~」
ピンポーン
「は~い!」
「こんにちは。香織さん」
そう、父が言った。
香織さんというのは#一人称#の新しい母だ。
「こんにちは。#名前#。こちらは今日から家族になる朱留と愛唯、彩良、京華よ。ほら、挨拶!」
「初めまして。朱留です。よろしくね」
「僕は彩良。よろしく。」
「僕は愛唯!よろしくぅ!!」
「私は京華よ。よろしくね!」
「あと、学校の寮で生活している茶依もいるわ。仲良くしてあげてね。」
なんか、既視感あるんだよなぁ……。
まぁ、気にしなくていいや。
そう思って、その場を離れた。
そのときは思わなかった。
彼等は有名人だったことに
---
奏谷 #名前#/夢主
私立音風学園中等部一年
#らいはものファンで一家の末っ子。京華と同い年。
奏谷 |彩良《さら》/Sara.
#らいはものSara.。一家の長男。現役のボイストレーナーで、新卒の23歳。歌うまお兄さん。青色の服しか着ないんだとか……。(ブルベだよby彩良)
奏谷|朱留《ある》/アルモニ
#らいはものアルモニ。兄貴質で、一家のまとめ役。頼りがいがあり、その声は森のごとく美しいんだとか…。
奏谷|愛唯《めい》/雪白無名
#らいはもの雪白無名。一家の次男で
高校一年で高音な声でノリがよい。現役の配信者らしい…
奏谷|京華《きょうか》/星夜ティナ
#らいはもの星夜ティナ。一家の長女。
中学1年で一家のお姉ちゃんで落ち着きのある人。
フルートが演奏できるとか……。
奏谷|茶依《ちゃい》/ちゃい
#らいはものちゃい。現在は学校の寮で暮らしている。
その正体はベールの中に包まれている。
これ、夢主が○○するまで、終わらない気がする…。
夢主と義兄達
side 夢主
こんにちは。こんばんは。#名前#です!
「どしたん?#名前#。話聞こうか?」
こう聞いてくれた彼は
彩良という#一人称#の義兄だ。
バチバチに働いているボイストレーナーらしい……。
「さらにいそんくらいにしときなよ。」
「愛唯…。」
愛唯と呼ばれた人も#一人称#の義兄なのだ。
「#名前#はさ、どこの学校通ってるの?」
「私立|波音《なみと》学園です。中1ですよ。」
「敬語やめてよ~。家族でしょ?」
そういってくれた彼女は、 京華姉さん。
#一人称#と同年齢らしく、フルートが演奏できるとか……。
「波音かぁ……。いい学校だよね~。」
この人は朱留兄さん。
本当に親しみやすくて、コミュ力のない#一人称#にとっては、すぐに仲良くなれる人だった。
「もう寝ろよ~?明日は五人みんな、仕事や、学校だろ?」
父さんにそう言われ、#一人称#らはすぐに各自室で寝る。
---
「おはよ~!起こしに来たよ」
彩良兄さんの声。
仕事だろうから、出発は遅いのだろう。
「やべえ!遅刻だ!」
すでに時は8時。もう家を出なければ…。
学生チームはすぐに家を出る。
「「「いってきま~す!」」」
「いってらっしゃい。」
今日は父さん母さんがいなくて良かった。
遅刻したら怒られてしまうからね…。
そう想いながら足を急がせる。
---
学校にはギリギリで着いた。
「HRはじめんぞ~!」
そんな先生の声が響く。
「今日は転校生が来ている。入れ 奏谷。」
ガラガラガラ
そこにいたのは京華姉さんだった。
「…!初めまして!奏谷 京華です。よろしくおねがいします!」
姉さんも私に気づいたらしい。
「席は―。#名前#の隣でいいや。京華~?#名前#の所に行け!」
「はい」
スタスタ
驚きが隠せなかったが、その後の授業もちゃんと受けて、二人で家に帰った。
---
side 彩良
---
僕はある会社でボイストレーナーをしている。結構有名だ。
今日の仕事は、会社の宣伝にもなる歌見た動画と予約のボイストレーニングか…。
でも、予約の名簿に《《違和感があった。》》
そこには、奏谷と書かれた予約。
まさか、#名前#じゃないよね……。
そう思いながら、歌見た動画を撮影する。
準備完了。今日はHIMEHINAさんの「愛杯ダンスホール」だ。
『パパッパッパッパパ パイ!♥パイ?
愛包あいぱい!愛一杯!で惚れ惚れよ
蕩けった少年 甘酸っぱい感情レモン
求愛人類♥パイ満杯だい
完敗!完全に惚れ惚れよ
ミルフィーユみたいね愛ほろり
頭んなかパッパラッパッパー
艶なまやかな脳内の脳裏のジョンレノンも愛包家
イマジンオールザピーポーの祭典
ダンスホールじゃ暇人もヒーロー
乾杯ね 今日はボレロ
交わって人類 馬鹿んなって笑って
おかわり欲しいでしょ?』
撮影が終わる。
そして、ボイストレーニングの部屋へと向かう。
---
side 夢主
---
#一人称#は今、習い事のボイストレーニングに行っている。今日から、新しい先生だ。緊張するなぁ……。
タッチパネルで
受付を済ませる。
そして、指定された部屋へ向かう。
ギィ
扉を開く。
そこにいたのは―
「こんにちは~。Saraです~。よろしくね」
彩良兄ちゃん?らしい人だった。
「こんにちは…。よろしくおねがいします。」
別に相手も驚いていないから、違うのだろうか?
「君…。名前は?」
「#名前#です。」
「…。じゃあ、喉の運動からね~」
「…。はい…!」
相手の事を気にせずにレッスンを進め、家へ帰った。
---
レッスンの帰りは今日は彩良兄ちゃんが迎えに来てくれた。
ここで働いているらしいが……。
てか、格好が不審者すぎる。
黒いバケットハットに黒いマスク、それに白いパーカーだ。
明らか過ぎない?
そんなことは置いておいて、#一人称#は気になっていたことを聞いた。
「ねぇ、彩良兄ちゃん。」
「なぁに?どしたの?」
「#一人称#のボイトレの担当、彩良兄ちゃんでしょ?」
「……。なんのことだか…。さっぱりさ。」
やっぱり勘違いなのだろうか……。
次もあの人に予約してみよう。
面白そうだから。
そうやって、家へ帰る。
---
side 彩良
---
仕事終わり、#名前#を迎えに行く。
ここで働いているからこそ、すぐに迎えに行けるのだ。
てか、危ない…。危なかった。
#名前#に正体バレるとこだった…。
てか、僕の服装、不審者すぎる…。
そして、#名前#が口を開く。
「ねぇ、彩良兄ちゃん。」
「なぁに?どしたの?」
「#一人称#のボイトレの担当、彩良兄ちゃんでしょ?」
まずい…。バレたか……?
でも、僕はポーカーフェイスを出来る。それを使い、こういう。
「……。なんのことだか…。さっぱりさ。」
#名前#も、もう気にしていないのか、それ以来、これを聞くことはなかった。
---
#らいはも LINE
---
「やばいかも…。」>彩良
京華<「どうしたの?」
「レッスンの担当が#名前#だった…。」>彩良
愛唯<「勘づかれなかった?」
朱留<「それな」
「あぶなかった……。次はないだろうから……。大丈夫。」>彩良
京華<「それなら良かった~。」
朱留<「うんうん!」
愛唯<「次予約はいってたら気をつけて~。らいはもの名義でやってるんだから、彩良は。」
「きをつける…。」>彩良
---
次はないな…。と思いつつ、僕と#名前#は家に着いた。
あるむめペアの配信
side夢主
こんにちは!#名前#です!
今日は推しのアルモニくんとむめちゃの配信の日なんですっ!
「ん~?あっ!#らいはもさんじゃん。知ってるの?」
彩良兄ちゃんが話しかけてくる。
「うん!推しなんだ~!」
タメ口を使うのにもなれる#一人称#。
「なんかね、#名前#の担当の同僚から、『奏谷さんの妹さん、#らいはもの難しい曲やろうとしてて……。』って相談受けてね~。「Different writers.」やろうとしてたでしょ~」
「えっ!?あれって難しい?」
難しいのか…。
「あっ!始まった!」
そんなこと思いつつ、配信を見始める#一人称#。
彩良兄ちゃんも仕事しながら見るみたいだ。
「わ~!#らいはもじゃない~!」ていうか、京華姉さんいつの間に?
特大テレビ、買っといて良かった。
『『こんはも~♪』』
『雪白無名だよ~!』
『アルモニですっ!』
『今日はなにやるの?アルくん』
『今日は歌わくだよ~!』
『まずは、これ歌わないとね!』
『せ~のでいこうか』
『『せ~の!』』
『『Different writers.』』
『__探してたんだよ_
__僕らを見つめてくれる人々を_
__出会ったことが奇跡さ!_
__僕らはそう_
__#writer.harmony._
__分からなかったはず。分からなかったのに_
__僕らは探していたのさ_
__その|答え《道》を_
__いっしょに探してくれた君に_
__届けるよ。この歌を_
__僕らが生きる|時代《とき》を超えて』
---
『んじゃあ、今日はこの辺で!』
『『おつはも~!』』
さっきのあと、何曲か歌い、そこで配信は終わった。
えっと。今の時刻…。
9時。良かった……。明日は幸いにも学校は休み。
ボイストレーニングの会社のLIVEに招待されているから、明日はそれに行かなきゃ!
そして、眠る支度を終わらせて、#一人称#は眠りにつく。
---
「やべ~!遅刻するっ!」
そんな彩良兄ちゃんの声で起きる#一人称#。
そうか、彩良兄ちゃんも行くんだった。(会場の手伝いね。by 愛唯)
「いってきま~す!」
ん?てか、#一人称#もやばくない?時間。
そうして、#一人称#はすぐに準備をして、会場に向かった。
てか、何で家に誰も居なかったんだろ……。
---
side 彩良
---
僕は朝から忙しく動き回っていた。
何故なら、勤めているボイストレーニング会社のLIVEにお呼ばれしたからだ。
LIVEのリハーサルや、歌詞の確認、ファンサの練習など、
それはもう忙しかった。
何てったって、#名前#が来るんだからね!渡しておいて良かった…。チケット。
「もうすぐ時間ですよ~?」
「はいっ!」
そうして、本番へと足を動かす。
---
side 夢主
---
#一人称#が会場に着いた頃。
京華姉さんが先に会場ついていた。
なので、#一人称#は、姉さんと一緒に見ることにしたんだ。
曲は―?
1. Different writers.
2.右肩の蝶
3.ずうっといっしょ!
4. ニホンノミカタ
5.テトリス
6.青と夏
7.空と僕らの関係性
確か、推しのsara先生の出番は、1と3、4、7
だ。
楽しみ~!
そうこうしているうちに、
開演していた。
LIVEと謎のバンドマン
side 夢主
ピカッ
眩しい光と共に出てきたのは
「キャァァァァァァァア」
start music社のボイストレーナー達。
『こんにちは~!』
『やっほ~★』
こんにちは~!と彼はRuto。Ruto先生だ。そして、やっほ~★と言ったのはsara先生。sara先生は#一人称#の担当だ。(どちらも#一人称#の推しっ!)
二人が出てきた、その後に十九人のボイストレーナーが順に出てくる。
そのうらには STARSというバンドが演奏をしている。
このSTARS、start musicからデビューしたバンドだ。よく、startのイベントに出演している。
STARSの中だと、ギターの流亜さんが好きだ。
『まず一曲目ぇ!!Different writers.!』
---
そして、Ruto先生の出番。
『二曲目ー!右肩の蝶』
『長いまつげ 三日月アイラインまぶたに乗せて 光るリップ』
Rito先生と言う先生もいる。
『右肩に紫蝶々 キスをしたこの部屋の隅で
切ないという感情を知る 響くピアノ
不協和音』
Ruto先生とRito先生のこうたいこうたいの歌
『『雨の中で濡れた 髪が異常に冷たくて
寂しさをトイレに吐き出して 震えて待ってる
追いかけては逃げるから それ以上で返して
真剣だから笑うと 痛い目に遭うよいい?
赤い爪と 安物の指輪 傷付く度増える』』
最後のパートに差し掛かったとき、会場はざわつき始める。何故なら、低音で知られるsara先生が高音でラストスパートを歌っていたからだ。
『抱き寄せて 歪んだ体 埋めるのはあなたしかいない
そうでしょう? わかってるくせに 境界線とっくに越えてる
後悔は死ぬほどしてる その分だけ快感を呼び覚ます
狂いだした私を止めて 一瞬でラクにしてよ』
曲が終わった瞬間、会場は歓声に包まれた。
---
side 流亜
---
まずい…。まずすぎる……。
バンド『STARS』の仕事でstartLIVEに出ているのに……。Saraだっているし、#名前#だって、ティナだっている!
ギタリストとしては、出演できることは嬉しいことだけど、家族に秘密で始めたバンドを見つけられてしまうことはとってもヤバイ……!
どうしようかな…。
でも、一幕薄いカーテンがあるからまだ、大丈夫、きっと大丈夫。
そして、Saraの歌声が聞こえた。
saraの番じゃないはずだ。
『抱き寄せて 歪んだ体 埋めるのはあなたしかいない
そうでしょう? わかってるくせに 境界線とっくに越えてる
後悔は死ぬほどしてる その分だけ快感を呼び覚ます
狂いだした私を止めて 一瞬でラクにしてよ』
曲は終わり会場は歓声に包まれる。
今思い出したけど、僕、今黒マスクに白いバケットハットだからばれることはない。
その後、安心した僕は、演奏を続けた。
亜流って誰なんだろね。
((おい作者
ファンサだってぇ!?!?
side夢主
LIVEは後半、4曲目
『ニホンノミカタだぜ~!!』
これは、れ~と先生(#一人称#の前の担当)とsara先生、真乃先生(この人のインスタ良く見ちゃう!)の出番だ。
『『『wow wow wow wow…』』』
『だけど MI・KA・TA…
サムライはどちらで会えますか?』
『MI・KA・TA
大和撫子十七変化』
『この国にユメがあるのですね?』
『『『PAO!PAO!PAO!PAO!PAO!PAO!PAO!PAO!』』』
__『バーン』__
えっ?ファンサだってぇ!?!?
しかも推しのSara先生!?!?
れ~と先生もじゃん!
撃ってって団扇に書いといて良かった…。
そうして、時間は過ぎ、終わりが来てしまった。
(ニホンノミカタの順番
sara→真乃→れ~と→全員)
---
side Sara
---
「ふぅ…。楽しかった………。」
僕はそう呟く。
「さら、お疲れ~」
「お疲れ、れと」
こいつは黒髪のサラリーマン、れ~とだ。
「お前の妹きてたじゃんけ」
「そうだね~。」
「#名前#ちゃん可愛かったね~」
「「いつの間にっ!?」」
「真乃~!居るなら言えよ~」
「ごめんって★」
こいつは真乃。僕の同期で同じ所で働いている。
「れ~と、真乃、sara!この後撮影いける?」
Rutoだ。
「え~?れと、この後個人配信しようとおもってたんだけどなぁ…。いいや!行く~」
「私も~」
「え~?じゃあ僕も行くっ!」
そうして、動画撮影へと向かう、れ~と、真乃、僕であった。
---
side 真乃
---
私はLIVEの終わったあと、行きたいと思った場所へ行く。
そう、Saraの所だ。
今日の部に妹の#名前#ちゃんが来ていて、その報告に行くためだ。
「さら、お疲れ~」
「お疲れ、れと」
「お前の妹きてたじゃんけ」
「そうだね~。」
そんな会話が聞こえる。