この物語は
一人の少女が
一人の少女によって
心を、決められるお話。
(打ち切りになる可能性大)
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目次
混ぜるなキケンは混ぜてはいけない
初めまして
よろしくお願いいたします。
今、|私《アンダ・カラ》は私ではなくなった
__好きなのに、好きと言えなかった__
「द्यपि मम रोचते、मम रोचते इति वक्तुं न शक्तवान्!!」
これは、
自分を偽ってきて、大切な人をも
**騙した**私への神様の罰だ
真反対の私たちが近づいたから
だから、神はお怒りなんだ
ごめんなさい、ライブッ!!!
名前にも伏線ビシビシ張っております
ちなみに謎の言葉はサンスクリット語です
っていうかこの話の大本はサンクスリット語ですねww
だからといってサンスクリット語勉強しなくていいですよ!?
最高神エルドと一人の彼氏
初酒 それは神の成人式に近い
初酒 それは初めて酒を飲むことだ
初酒 それを済ませると、闇属性の神は光属性の神と交わってはいけない
逆に、光属性の神は闇属性の神と交わってはいけない
---
まったく。
神の世界は洒落くさい
わざわざ成人式のことを初酒なぞ、言い換える必要がどこにあるのか
馬鹿馬鹿しい
「|तत् हास्यास्पदम्《馬鹿馬鹿しい》!!!」
叫んでやったわ
ハッハッハッwww
「うるさいぞ、アンダ!」
ハッ!
面倒なのが来た
逃げるが勝ちじゃ
べー、じゃよ
「アンダァァァァ!!!待ちやがるのじゃあああ」
待てと言われて待つ輩なぞおるのかのぅ
`最高神エルド`
初酒を済ませればこやつに逆らうこともできなくなるのか
「|संरुणद्धि!《黙りやがれ!》」
言ってやったわ!ハッハッハッwww
前を見ずに走っておったからだ。
誰かとぶつかってしまった
**ドンッ**
「あっ、すまん」
「カラじゃないか。またエルド様と喧嘩してるのかい?」
「ら、ライブ・・・。けっ、喧嘩じゃないわ!」
初酒は嫌だ
初酒を済ませれば、ライブと話すことができなくなってしまう
好き同士なのに
好き同士が一緒にいられんなんて
掟に縛られて
まったく、神の世界は洒落くさい
初酒とディア・ステラ
「ライブさま、子ネズミと話してるわよ・・・」
「ライブさまが汚れるから近づかないでほしい~」
・・・
子ネズミ、か
「ライブ、またな。私はこれから初酒だ」
もう、またな なんて言えんけれど
一生の___
さようなら、だけれど
わざわざそう言ったって
何も変わらない
自分の部屋に戻ると酒があった
監視役で私の親友のステラがいた
それをぐいっ、と煽る
グピグピ
不味い・・・。頭の中がもやもやするわ
「アンダ・カラ、初酒を済ませたことをここに誓う」
シュッ、と、指を切る
ぺたり。
血判を押せばもう
成人だ
---
「カラさん、おめでと~!」
「ありがと」
「どないしたん?珍しく元気ないやん」
言い忘れてたけれど、ステラはお墓の神だ
ちなみに私は__「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」どうした!?
「|शान्त भव ! एतावत् उच्चैः अस्ति यत् अहं किमपि श्रोतुं न शक्नोमि!《落ち着け!うるさくて何も聞こえんわ!》」
伝わるはずのない言葉で叫ぶ
「落ちつきぃや!エルド様に言いつけるでぇ!」
その言葉を聞いた瞬間、みんながピクリと固まった
エルド様に言いつけられるのは成人したら死と同じだからな
そう考えるとあの頃は命知らずだったんだな・・・
・・・あの頃?
あの頃って、どの頃?
まぁいいか
それより、何に悲鳴を上げていたんだろうか?
「よ~やく子ネズミが成人したんですって!」
・・・そのこと
心がツキッと悲鳴をあげる
何故??
分からない
何もわからないのに心が痛い
助けて、、、、
ラ・・・ステラ・・・
・・・酒が飲みたい
「ス、テラ、酒。。。」
「へ?お酒ならさっき飲んだやろ?」
「ちがう・・・のみたい…」
何か
大切なものを忘れている
「ステラ~・・・とってきて・・・わてし・・・の・・・彼女・・・でしょ・・・・?」
ステラは褐色肌の青い髪だよ~
結構私は好き・・・さてさて今回はカラがおかしいですねぇ。へへへ
伏線回収が楽しみだ☆ライブではなくステラを呼んだ訳は!?
へへへ
更新遅くなってごめんなさい
記憶の断片 ~番外編~
ステラ視点の話です
勘のいい人は気付くかも…?
え~、タイトルは話に関係ありません
記憶なんていらんと、うちは思っとる。
人間は記憶に左右されて性格が変わってしまう
ほんまに、記憶なんていらんわ。
---
今日はカラさんが初酒や。
カラさんもついに初酒かぁ
ふひひっ
カラさんが初酒を済ませたら…
あのうるさい太陽神が離れてうちがカラさんを独り占めできるんや!
もう楽しみで楽しみでしゃーないわぁ
そして初酒は終わり
「カラさぁぁあぁっぁぁっぁあぁぁぁぁぁん!!!!!!」
可愛い可愛いうちのカラさん♡
はぁ・・・
好きやわぁ
うちはもう使わん小瓶をそっと振る
もう用済みの小瓶は
ぱりっ、と音を立てて
ごみ箱の闇へと溶けていった
今宵のモノガタリ
ちなみに
この話は
今回の話と
次のssで終わります(続きを考えるのがめんどくなりまヂタァ)
あの日から
もう三十年がたった
---
「カラさま。俺はカラ様みたいに強い死の神になれると思う?俺は思うけど!」
彼女はルーア・スペニー。
とても優秀な私の弟子だ
「ええ。なれるわよ。私の教えに従えば、ね・・・♡」
「こらこら、カラさん、虐めすぎんなや~」
うぐっ
ステラ・・・
そうそう、私はステラの彼女であると共に、ステラにサンクスリット語を教えている
そして私はステラに薬学を習っている
交換条件のようなものだ
「そういえば、ステラぁ。薬作ったよ!」
「お!ほんまに!?飲ませて!」
の、飲むの!?
失敗してたら永遠の眠りにつくんだよ?
私たち神は死ぬことができないから・・・・
「ええねんええねん。」
そういうと彼女は薬(失敗してたかも…)のにおいを嗅ぐ
そして、彼女は笑う
「धन्यवाद। उत्तमं औषधम्!」
本当の出来事と、言葉の意味(ショート)
言葉の意味が分からない人は自分で調べてくださーい
もうルビめんどいでーす
やった・・・
よかった。
成功してたんだ!
そして、彼女は一瞬フッと顔を曇らせ、こう言った
「क्षम्यताम् मा・・・」
え?
「किमर्थं क्षमायाचसे ?」
「असत्यं वक्तुं कठिनं जातम्」
う、そ・・・?
嘘…って?
「 त्वां विषं पिबितवान्」
は?毒?
・・・サンクスリット語がまだハッキリと覚えられていないのかもしれない
「ステラ、神語で話して。」
「わかったで。」
「うちは、、、、**カラさんに、毒を飲ませたんや**
うちはカラさんが大好きやった。
殺してしまいたいほどに
でも、、殺してもうたら
ライブっちゅう最高太陽神がうちに怒る
やから、
うちはカラさんに過去の記憶を消す毒を初酒に盛ったんや。
ほんまにごめん。
**`うちのことは妬んでええから!ほやけど、、うちがおらんくても!カラさんは幸せな人生を送ってほしいっ`**」
そう言って、彼女は私の作った薬を煽った。
**ガシャン!**
そう音を立てて
フラスコが割れた
そうか。
彼女は、全部、分かっていたんだ。
どうやら、、
作った薬は失敗していたようだ
私にも
少しぐらい残してくれてもよかったのにな。
そう呟いて
私は常備していた毒を飲んだ