優しくて運動神経よくて勉強できる口悪い美少女がブルーロックで奮闘する話だと思ってて。コメディになっちゃうから。
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目次
幼馴染が覚醒してるとか知らないよ?! 1
世一が、、、覚醒?!え、それマ?!
ブルーロック、、、イカレテル、、、身長十センチ頂戴、、、
初めまして、文才ゼロの中学生です。初めて書くので駄作、キャラ崩壊するのはお許しください。皆様に楽しんでいただけるよう、努力いたします。どうかお見守りください。ちなみに話は堅くないのでご安心を!
主人公
絵心 瑠歌 高校二年生
サッカーが得意で、女子では世界一レベルの腕を持つ少女。絵心の姪。黒髪ロングで目は深い緑色のイメージです。お口が悪い。
好きなことはサッカーと歌、嫌いなことは否定されること。少々子供っぽいがいざとなると頼れる
瑠歌side
ただひたすら、ボールをけって、走り抜ける。先輩は唖然としてて、幼馴染には称賛された。
けど、言われてしまった。
「そんなものに意味はない」
瑠歌「っっっ!なんだ、、、ただの夢かよ、、、」
こんな夢一生見てやるかよ。クソが。今何時だろ、、、5時、、、うーん微妙だなw
瑠歌「ランニング、、、行こう、、、」
暇すぎて頭おかしくなりそう。ランニングといっても往復一キロくらいである。そんな長くない。
瑠歌「行ってきます」
まだ静かな住宅街を走る。世界にたった一人になってしまったような寂しさと不思議な高揚感とワクワクに包まれた。
瑠歌「ボール、、、蹴りてえ、、、」
いまだに「サッカーがしたい」と無性に思うことがある。そんな時は河川敷だ。私は河川敷に向かって全力疾走した。
瑠歌「えっと、こうしてっこうっ!」
最近見た試合での激ヤバシュート。やったの誰やっけ、、、あ、ノエル・ノアさんだ。そうだった。
瑠歌「それっぽいかもなあ、、、え、時間何時?what time is it?」
なんで英語になってんだ私。あほかいな。
瑠歌「六時ね、、、帰ろ」
次は家まで全力疾走しました。全力って言っても体力はさすがに残すけどさ。
瑠歌「ただいまああああ!」
母「お帰りwおはよう、瑠歌」
瑠歌「おはよ、母さん」
爆音で悪かったな。疲れるといつもこれなんだよ。
母「ほれ、朝飯食って学校行って来い!」
瑠歌「うい。いただきまーす。父さんは?」
母「まだ寝てるよ。起こしてきたら?」
瑠歌「無理。今ご飯食べてる」
母「お父さーーーん!起きてーーー!」
母さん声デカすぎワロタ。どうやったらこんなに声出るんだろう、、、いや、三分前に私やってたやんかそういえば
父「おきたあ!!!」
起きた報告いらんねんベットから出てこんかい
瑠歌「ごちそうさん。おいしかったわ」
母「ほーい着替えておいでー」
瑠歌「合点承知の助」
古いって?こっちのけん○さんの死ぬ○!やぞ
瑠歌「やっぱ制服のほうが似合うな、私。」
自意識過剰とかじゃないの。私まっっっっっじてセーラー服似合うの。みんなが想像する紺のやつあるでしょ?あれの深緑版。可愛いんよ。うちの学校の制服は。
瑠歌「行ってきまーす!」
母・父「いってらっしゃーい!」
流石は我が親。元気すぎる。
潔「おはよ、瑠歌」
瑠歌「おはよう世一。聞いてよ、ノアさんの激ヤバシュート打てるようになったかも!!」
潔「マジ?!お前やっぱえぐいって、、、」
瑠歌「私が男子だたらよかったのになー、、、今頃U18呼ばれてたかも、、、」
潔「あー、確かに。」
瑠歌「ま、いっか!私がいないと世一がさみしがるから!」
潔「確かにさみしいけどそこまで露骨に言うなよ!」
瑠歌「認めとるやんかw」
もうなんかどうでもいい会話やな。
瑠歌「っていうか、世一学校違うのにいつも送ってくれるよね。そういえばだけど」
潔「瑠歌に変な虫がつくのが普通に嫌だ」
瑠歌「めんどくさい彼氏見てえだわ」
潔「ひどくない??」
瑠歌「まあ、私美人だもんね!」
潔「そうだけどそこまで自信持たれるといいにくいわ」
瑠歌「なんで?遊びに行ったら絶対ナンパされ、ひとりで学校に行けばモデルとか女優とかアイドルのスカウトを受け学校では毎日百合に巻き込まれかけてるのに?」
潔「な、なんかすごいな、、、お疲れ様、、、」
ふふん。すごいだろ。自信持てるわ
潔「おまけに勉強も運動もできるとか優等生じゃんか、、、口悪いけど」
瑠歌「最後の言葉いらんねん」
潔「重要ワードを抜こうとするなw」
瑠歌「一ミリも重要じゃないの笑えるわ」
モブ(距離遠め)「あ、瑠歌様!」
瑠歌「ここまででいいよ、世一。後ろにうちの学校の子がいるから。付き合ってると勘違いされると後が面倒くさい。」
潔「遠すぎるだろ、、、まあいいか。変なこと巻き込まれんなよ!じゃあな!」
瑠歌「また明日!」
うーん。変なことには巻き込まれないわけがない。
瑠歌「ああ、くそだりぃ」
テクテクテクテク
学校つきましたよ。いつも通り私がついた瞬間に人垣作るんなんなん?やめて。早速ですが変なことに巻き込まれたよ。世一。
瑠歌「はぁ。走るか。」
私は今日一番の速度で下駄箱まで走った。どう思うかな、みんなは。学校一のマドンナが人垣作られた瞬間ダッシュで逃げるって。私だったら大声で笑います(失礼だけどね)
瑠歌「おはようございます!!!!」
夏凛「おはよ、瑠歌。朝から元気だねw」
瑠歌「我が愛しのりんりんよ!朝からジョギングしてノアさんの激ヤバシュートを模倣して遊んでたんだよ!!」
夏凛「ほんと元気だね、朝からすごいわ」
この子は私の学校の中で一番仲の良い友達、夏凛。いっつも一緒にいるからよく付き合ってると勘違いされる。夏凛自身が見た目男の子っぽいから一緒外歩くと美男美女カップルと間違えられる。そのおかげでナンパはされずに済むけどね!
夏凛「瑠歌、今日も彼氏と学校来たの?」
瑠歌「世一は彼氏じゃなくって幼馴染だって、、、何回言えば理解してくれるのさりんりんよ、、、」
夏凛「はいはいごめんって、あの男の子結構かわいいよね~」
瑠歌「世一はツッコミもうまいけど傷つけないから優しいんよ。そして私的には世一の双葉がお気に入り。」
夏凛「よく抜きたいって言ってるよねwあの双子葉植物の子葉w」
瑠歌「それ言うなwwww」
もうかわいいからいいや。瑠歌は 思考を放棄した!
キーンコーンカーンコーン
わあお予鈴なっちまったぜ
瑠歌「んじゃ席に着くわ。」
夏凛「また中休み~」
瑠歌「うーい」
クラス違うんよね、私ら。悲しいよ、、、
なんで悲しいかって?
みんなに話しかけてもらえないの!高根の花だから(らしい)!
HA・VU・RA・RE・TA☆(違う)
みんなのイメージおしとやかな優等生でしょどうせ。真逆よもっとなれなれしく接してほしい(切実)
まあいいか、ポジティブ大事。
もういいや、授業さぼってやる。
瑠歌「すみません、、、おなか痛いので保健室行ってもいいですか?」
先生「ああ、わかった。」
私天才。いけた。あと呼び出しフォンがないから職員室で話すしかないんよね、先生も。金あるのに何に使ってるのやら。
2000文字
授業よ、消えろ☆
瑠歌の学校編。ブルロキャラ出す。
本編だあ!
瑠歌「授業は滅ぶべき。」
保健室の先生「瑠歌ちゃんは授業が嫌いね、どうして?」
瑠歌「だって分かりきったやり方と答えを提示されるなんて、人生にレールが敷かれていくみたいじゃない?みんな途中まで同じ、少しでも脱線したら怒られる。それで個性を出せなんて、無理に決まってんじゃん。できる範囲の個性なんてない。レールから脱したもん勝ちの人生。そんなのおかしい。みんなが好きなものを好きって言えないのはおかしい。嫌いなものを嫌いって言えないのもおかしい。この世界は不条理の上に立った砂上の楼閣。ちょっとでも触れると崩れちゃうの。そんなもろいんだったらもっと計画的にやるべき。サッカーもそう思う。」
保健室の先生「サッカーも?」
瑠歌「うん。日本サッカーだけどね。スポーツマンシップは一流。それ以外は雑魚。ノエル・ノアはこう言ったの。味方にパスを回して勝つよりも、俺一人で戦って三対四で負けたほうが気持ちいいって。自分でゴールを決める快感を日本人は忘れてる。エゴが足りないんだよ。今、日本サッカーは滅びるべき。今のままじゃワールドカップ優勝なんて夢のまた夢。」
保健室の先生「本当にサッカーを愛しているのね、瑠歌ちゃんは。私もそんな時期があったわ。」
瑠歌「私は、言いたいことを言ってやりたいことをやってるだけだよ、先生。授業なんて受けなくても教科書読んどけばどうにかなるもん。」
保健室の先生「それはあなたg」
???「足首ひねった、痛い痛い」
保健室の先生「あら、黒名くん、ひねったのね。ちょっと待ってね」
ふーん。黒名くんね。可愛い系か。三つ編み似合うな~、ギザ歯もかわいいな。
黒名「あの、、、」
瑠歌「ん、ああ、ごめん見すぎたねw」
黒名「名前は?」
瑠歌「絵心瑠歌だよ。黒名くんの名前は?」
黒名「蘭世蘭世。よろしく、瑠歌」
瑠歌「お、これマジで私のこと知らないやつか」
黒名「いや、名前知らなかっただけだ。この学校一の美少女だろ?」
瑠歌「あ、そなの。まだそのあだ名あったんだ」
黒名「?違うのか?」
瑠歌「なんか今は美の神様らしいよ。ダサいよねw」
黒名「ダサいダサい」
瑠歌「黒名くん何年生?」
黒名「一年一年」
瑠歌「可愛い後輩を持ったよ私も」
黒名「敬語のほうがいいか?」
瑠歌「私敬語嫌いだからいいよ。何部なの?」
黒名「サッカーサッカー」
瑠歌「おぉー!私もサッカー好きだよ!最近ねーノアさんのシュートを模倣するのが好きw」
黒名「レベチレベチ」
瑠歌「なんでw?」
こんな感じの会話をぺちゃくちゃと話し
きーんこーんかーんこーん
あ、やべえ、戻んなきゃ
瑠歌「せんせー!そろそろ教室戻るねー!」
保健室の先生「はーい!またおいでー!」
黒名「俺も治った。ありがとうございました」
保健室の先生「はーい!」
黒名「瑠歌はよくここに来るのか?」
瑠歌「あんま大きい声で言いたくないんだけど、私授業受けなくても点数いいタイプなのよ。家でさらっと読むだけでいい感じ。あとあの授業の先生が嫌いだし。保健室の先生は一番好きかな。よき理解者」
黒名「尊敬尊敬」
瑠歌「やめてよこんなかわいい子に尊敬されたら私溶けるよ?」
黒名「??」
瑠歌「黒名くん嫌いな科目とか暇な科目ある?」
黒名「水曜日の六時間目」
瑠歌「おけ。じゃあ第一週間目と第四週間目に屋上おいで。鍵開いてるから」
黒名「なぜなぜ?」
瑠歌「暇なら一緒に話そうよ!私比較的どの授業もさぼって大丈夫だから!」
黒名「いや、何で屋上の鍵開いてんだ?」
瑠歌「あー、先生に英語の鬼畜問題一緒に考えさせられて、なんかの報酬欲しくて圧掛けたらもらえたよ?」
黒名「尊敬尊敬」
瑠歌「ありがと☆」
漫画でしか出てきていないキャラ出しちゃったの、なあぜなあぜ?
マジでごめん!めっちゃ可愛い子だから、ぜひ検索してみて!
ちょっとのトラウマ
この馬鹿主がああああああああああああああ大遅刻してえええええええええええええええええええええごめんなさいいいいいいいい
その日を境に、水曜の六限は黒名くんと会っていた。それだけだと怪しいから、たまにほかの日にも会ってたけど。他愛のない、普通の話。今日のパンがおいしかったとか、この歌が好きとか。こんな話は世一とりんりんとしかできなかった。こうやって後輩と話せるのが嬉しかった。とある日、黒名くんはこんな質問をしてきた。「瑠歌は、サッカーもうやらないのか?」返答に困った。「うーん、やりたいと思うこともあるよ。でもね、ボールに触れない。無理。怖くなっちゃってさ。」「トラウマか?」「うん。七年前のことだけどね。」私は目を閉じるとその日のことを話し始めた。
あの日は、秋だった。秋トーナメント決勝の日。私は少年サッカーチームのキャプテンとしてボールを持ってフィールドを走っていた。一枚、二枚とディフェンスを抜いた。最後の一枚も抜いて、ゴールキーパーと一対一。三メーター横に仲間はいた。出せって騒いでたからよく覚えてる。でも嫌だった。ゴールのためだけに走ってきたんだから。一番美味しいところをやるもんかと右足を振り切った。ボールは弧を描きながらゴールネットに突き刺さる。それと同時に試合終了の合図があった。4対5。最後の最後に点を決めた。私たちのチームが勝ったの。でもみんなそんないい顔をしてなかった。理由は簡単。全部私が点を決めたから。誰がどう見てもこのフィールドの王者は唯一の女子である私。それが気に食わなかったらしい。試合後の話の時に、コーチは私に言ったんだ。「君はこのチームにいないほうがいい」って「ワンフォーオールが大事だ」って。その瞬間、私はこう言ってた。「それで世界に通じるとでも思いで?」と。「海外サッカーなんて中心人物とその他。たった一人のヒーローで成り立ってる。そのヒーローになるためにみんなが努力してるのでは?正直、日本サッカーなんてスポーツマンシップ以外は二流、もしくはそれ以下です。」その頃はエゴイズムなんて言葉知らないからね。「ちょっと悪い言い方かもしれないけど、フィールド上では自己中心的にならないと。優勝どころか順位は下がるばかりですよ。それともサッカーは趣味で、本当は優勝なんて目指してないとおっしゃりたいのですか?ほかの方法で金なんて集められるから。金さえあればいいわけではないんですよ。命かけてんですよ彼らは。」そのあとが最悪だった。メンバーに殴られたんだ。コーチにも一発お見舞いされた。母さんはその少し後にきて、泣いてる私を見てすごく怒ってた。何でうちの子が努力したのを認めないんだって。コーチはこう言ったよ。日本的なサッカーじゃないってね。でもね、母さんすごくて。私が学校から帰ったら毎日河川敷とか近くの広場で有名サッカー選手のゴールとか、ドリブルとかを真似して、毎日笑顔で今日はこんな練習したんだよって言ってるって反論したの。コーチびっくりだよ。だってチームにサッカーを習いに来てるんじゃなくて、披露する場所。独学でやってるって知っちゃったんだもん。こんなん誰もやってない。その日からコーチもチームメイトも私を腫物のような扱いをした。反吐が出そうになったよ。それからボールを触ろうとすると、足の力が抜けちゃうんだ。黒名くんは誰も向けてくれなかった目を向けてくれた。哀れみでも、同情でも、共感でもない。何て言えばいいか探している。それでも私を見つめ続けてくれていた。嬉しかった。私の話を聞いた人は、たいてい私を見世物にするかのような目で見てくるから。泣きそうになって空に目を移すと、あの日と同じような青空が広がっていた。
書き方変えました!これからこれで行きます。