とある女子中学生の日常を描きます。(フィクションです。)
1話1話が短めですが、気軽に見ていってください。
共感できる人もいるかと思います。メッセージも気軽にどうぞ〜。
リクエストも待っています。
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目次
当たり前のとある日常
当たり前のとある日常の朝
私は、今日も起きる。最近は、暖かくなってきたがまだ布団にこもりたい。さっさと着替えて、リビングに向かう。 一応中2になったばっかりなので、春休みのおかげで眠気がすごい。今日の給食は、、、魚か、やだな。と思いつつ洗面台に向かう。顔を洗い、髪の毛セット。前髪もちゃんとやらなきゃ。女子力ないけど、毎日頑張っているつもり。 今日の朝ごはんは、いつもどおりパン。ジャムを塗って食べる。ふつうに美味しい。 歯を磨いて、トイレに行って、自転車の鍵を取ったら、家を出る。雨降るかな?とか考えながら最初の一漕ぎをぐんと漕ぐ。
これが私の当たり前の日常だ。
当たり前のとある日常 2
当たり前のとある日常の登校
うわぁーーー。やっぱ雨降りそう。 そんな事を考えていたら、坂が待っている。きつい、きつすぎる。ギアは、1以下にもなんないかな。とか、くだらないことを考えていたら坂が終わった。 ちなみに私は、まあなんとなくわかると思うが、陰キャだ。なので、ボッチ登校。寂しくなんかはない。だってこれが当たり前だからね。 いつもの信号だ。ここが一番嫌だ。なぜかって?陽キャたちがワチャワチャと集まってくるからだ。その最悪の信号を突破し、学校に向かって自転車を走らせる。 ここの林の間を通るときが一番、安心する。心が落ち着く。 そして、とうとう学校に着いた。学校は嫌いじゃないけど、楽しくはない。そんな場所だ。 自転車を駐輪場に停めて、スタスタと教室へ歩きだす。
当たり前のとある日常 3
当たり前のとある日常の学校の朝
いつもの、とおりに靴箱で上履きに履き替え教室に向かう。 3階に教室があるので、そこまで階段で登っていく。まあまあ、きつい。周りの陽キャたちは、話しながら教室に向かっているが私は、(みんな分かると思うが)まだ1言もしゃっべていない。と、色々考えていると教室に着く。 「オハヨウゴザイマs…」すんごい小さい声で、挨拶しながら教室に入る。まあ、誰も挨拶を返してはくれない。うつむき加減に自分の机に向かう。 宿題を出しみんなはベラベラ喋って、朝の準備が5〜10分かかるところを約1分で終わらせ、お気に入りの本を読む。
そんなこんなで、私の学校生活が始まる。
当たり前のとある日常 4
当たり前のとある日常の1時間目【国語編】
ほぼほぼ、先生の話を聞かずに朝の会が終わった。 どうでもいいが私には1人しか親友、友達がいない(ヤバいと思うが気にしないでほしい。)その友達の名前は、一華(いちか)という女の子だ。私と同じく陰キャということだけ教えておきます。しかし、クラスが違かったのでほぼ話さない。 1時間目は、国語か。音読だけは回避したい、と思いつつ授業の5分前には座る。 キーンコーンカーンコーン。「「「よろしくおねがいしまぁ〜す‼‼」」」私は、陽キャたちの挨拶の10分の1くらいの声の大きさで挨拶をした。国語の先生は、すごく優しいので(?)陽キャたちがうるさくても何も言わない。それが私にとっては不愉快だ。しかし、これは先生が悪いのでは?と思っても、言えないのが現実。それを50分間耐えるのは、正直きつい。頭が痛くなる。 やっとの思いで、授業が終わる。しかし、休み時間はもっとうるさくなるので、意味はない。
そう思いつつ、水筒の水を口に流し込む。
ファンレター、たくさんありがとうございます。
リクエストも、お待ちしています。
当たり前のとある日常 5
当たり前のとある日常の2時間目【数学編】
第一回地獄の休み時間が終わる。 キーンコーンカーンコーン。「「「よろしくおねがいしまぁ〜す‼‼」」」1時間目と変わらない声の大きさで、私は挨拶をする。 数学は、基本的に嫌いじゃないので(ヤバくないよ?)数学があると、まあまあ嬉しくなる。先生は嫌いだが。(キレるとほんっとーにヤバいので…)だが、そのおかげで教室は静かだ。サイコーの気分である。しかもこの先生は、生徒を指名で指さない。みんなは寝るが、私はルンルンで授業ができる。 「「「あっしタぁ…」」」授業が終わった。みんな元気がなく、眠たそうだ。 しかしそれが続くのもつかの間、一気にうるさくなる。ルンルンじゃなくなる。最悪だ。
そう思いつつ、外の飛行機雲を眺めていた。
おかげさまで、5話まで書くことができました✨
ありがとうございます!
当たり前のとある日常 6
当たり前のとある日常の3時間目【社会編】
余裕を持って席に座る。しかし、いつもより1分早く座った。なぜかって?すごく言いにくいが、私は社会、特に歴史が好きだからだ。今日は、歴史なのでウズウズしている。周りにヤバい奴と思われたくないので、必死にこらえているところだ。 キーンコーンカーンコーン「「「よろしくお願いしまぁーすっ!!!」」」みんなは、いつもどおりのうるささの中、私はいつもより少しだけ大きな声で、挨拶をした。歴史の授業のために、少〜しだけ張り切ってみた。 今回は、戦国時代についてだ。ワクワクが止まらない。まあでも、みんなは興味がないと思うので、飛ばしますね。 「「「ありやとーございやしたぁー!」」」私も、少しこの声に混じって社会の授業が終了した。 もっとやりたかった気持ちを抑えつつ、トイレに向かう。しかし、陰キャの私にとっての最大の敵とも言えるのがこのトイレ。なぜなら、陽キャのパリピキラキラ女子軍団が、命をかけて前髪や髪の毛を整えており、すごい居づらいからだ。その、居づらさに耐えながら、急いで空気のようにトイレから去る。
陽キャのパリピキラキラ女子軍団と戦った1分37秒だった。
今日は、少し長めだと思われます。
リクエストも待っています。
当たり前のとある日常 7
当たり前のとある日常の4時間目【理科編】
グゥーーギュルルルゥー、、、お腹すいた時の理科が1番嫌いだ。今日の授業は、実験がないので教室でただただ話を聞いてるという状況におちいっている。 どうでもいいとは思うが、最初の挨拶がはぶかれているのは、みんな理科がダルいらしく静かすぎたからだ。なのではぶかせてもらう。 お腹を盛大に鳴らせないのは、みんなが寝ているからかな、とかそういえば宿題なんだっけ、とか眠いぃ、とか考えてやっと理科が終わった。しかも時間が少しすぎてしまったらしく、挨拶はしなかったのでみんなはまだ熟睡中の人がほとんどだ。 次は、楽しみでもないごく普通の給食の時間だ。
とりあえず、30秒間しっかりと手を洗った。
当たり前のとある日常 8
当たり前のとある日常の給食
給食は、班になって食べてる。話す人はいないので私は、黙食。 今日は、魚なのでテンションが上がらない。あと、個人的に嫌な野菜が、、、 それはさておき、手を洗う。みんなは、手を洗っているようで洗っていない人が多い。でも私は、しっかり手を洗う。そして、さっさと席に座り呼ばれるのを待つ。 呼ばれたので、普通に移動する。魚は小さいのがいい、、、と願いながらおぼんを持つ。結果、普通サイズの魚だった。そこそこってとこかな。
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「「「いただきまぁーす‼‼‼‼」」」 小学生かよ。と思いつつ、私はボソッと「イタダキマs…」とつぶやく。絶対に聞こえない。隣の席でも聞こえない自信?がある。 食べるのはそこそこの早さ。おかわりはしないけど、しっかり完食する。
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「「「ごちそうさまでしたーっ‼‼‼‼‼」」」 またまた、小学生かよ。と思いつつ、私はボソッと「ゴチソウサm…」とつぶやく。給食は普通においしいところがすごい(?)
早くも遅くもないスピードで、お皿を片付けた。
リクエストジャンジャン待っています。
当たり前のとある日常 9
当たり前のとある日常の掃除
キーンコーンカーンコーン
掃除の始まりの合図が鳴った。私は、教室掃除。 言っておくが、掃除は好きな方。陽キャのベラベラお喋りしている人たちに掃除がラクなホウキを静かに譲り、雑巾を取ってくる。雑巾を濡らし、いざ雑巾がけ。カドのカドまで丁寧に拭いていく。しかも、2回ずつ拭く。これが最高。 机を運ぶ。こういうのは男子がやれって思うけど全然運ぶ気配がしないので、私が机を大量に運んだ。残りの雑巾がけも、せっせと行う。そして、きれいに雑巾を洗う。それから、男子が運ぶ気配がしない、机ももとに戻し掃除が終了。ちなみにここまで一言も喋っていない。掃除は、まあまあの出来だけど、、、私の精一杯の自慢だ。
そして、、、反省カードにBを付けた。
「異世界転生のベテランユナさん」のキャラクター募集中です!
皆さんの参加待っています。
当たり前のとある日常 10
当たり前のとある日常の昼休み
キーンコーンカーンコーン
昼休みは、1人でいることがほとんどだ。まあ、この性格なのでね。
キラキラ陽キャパリピ人が来ない、図書室への逃亡劇のような、、、
廊下にいる、てぽてぽ歩いているキラキラ陽キャパリピ人が、気づかないように存在を空気にして、図書室まで、気配消し歩きを炸裂させる。
着いた。図書室なう。
いつもどおり静かに入る。別に難しい本は読みませんよ?
物語ですよ?小説ですけどね。ちなみに、ミステリーを読んでいる。
パラパラパラ、、、と永遠にめくっていたいが、、、
キーンコーンカーンコーン
あぁ、、終わってしまった。と思いつつ、その本を借りる。
そして、気配消し歩きを炸裂しながら教室へ戻る。
下手になった、、、?
「異世界転生のベテランユナさん」のキャラクターもまだまだ募集中です!
当たり前のとある日常 11
当たり前のとある日常の5時間目【英語編】
終わってしまった昼休みを後にし、英語の準備を授業5分前に終わらせる。
ちなみにいちばん苦手なのがこの英語なのだ。
だから、先生にさされないようノートに文字を書くふりを毎回している。
そろそろ気づかれそうだが、、、違う方法も考えようかな。
今日の英語は、テスト返しらしい。
はぁ。点数なんて見たくないわ。と思いつつ、名前が呼ばれる。
返事面倒くさいな。と思った。
「ハ.イ.....」一応返事をする。
う〜ん。表46点、裏38点、、、まあ、いっか。
別に陰キャだからって頭良いわけじゃないし。
そのテストをファイルにしまう。
無事?に英語が終了。さっさと教科書をオキベンする。
あと、1時間。耐える。
下手すぎて、笑えてくるわ。
当たり前のとある日常 12
当たり前のとある日常の6時間目【体育編】
あぁ。とうとう来てしまった。「体育」というものが。
見学も考えたが、やるしかないと思っている。
ちなみに今日は、なんだかみんなワクワクしている。
それはそうだろう。今日の体育はドッジボールだからね。正直言うと嫌いだ。
外野でも行こうかなと思っている。
体育館に集合。準備運動はラジオ体操第一。これは、定番だな。
もっと違うのがいいなと思いつつ、適当に体操している。うん。すごくダルい。
今すぐ見学したいという欲が出てしまっている。我慢しければ…。ダメだ。
ラジオ体操第一をしていると、欲しか出てこなくなってきている。
恐るべし、ラジオ体操第一。
そう思っている間に、クラス対抗戦のドッジボールが始まる。
外野がいいなと思っていたけれどあることを思い出した。それは、男女混合なのだ。
投げる技術がない自分は、ひっそり内野にいようと誓った。
そして始まったドッジボール。
、、、、、、、、、、ここからはご想像にお任せします、、、、、、、、、、
やっと終わったドッジボール。
男子のボールが速すぎて今日が命日かと思ったくらいだ。
そんなこんなで、今日の授業が終わった。
--- 水筒の中の氷が溶けた。 ---
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
低レベル過ぎて笑えるw
すんませんーーーw
フィクションですよー!w
当たり前のとある日常 13
当たり前のとある日常【帰りの会】
疲れた。さっきの体育で体力を消耗してしまったと思いつつ
カバンをとってくる。
窓を見ると、雲がどんよりと黒く染まっている…
これは、雨かなと思いカッパがあることを確認する。
当たり前のようにあった。ホッとしていると、プリントが配られてきた。
帰る準備をしている途中に配られてくるのは何なんだろう。
だが、ファイルにきれいにしまう。それが私。
それだから、マイペースと言われるんだろう。
そんな事を考えながら、きれいに帰る準備をしていく。
幸い日直ではなかった。
日直がどんなことよりも、嫌かもしれない。
そして、静かに席につく。椅子をひくたびに、
音がなる椅子じゃなくて良かったと思っていたら、
クラスのリーダー的存在の人が帰りの会を始める。
私は、明日の準備をしっかりとメモする。
忘れ物はしないようにしている。そのおかげで、去年は忘れ物0だ。
そんなこんなで、先生の話。これが超がつくほど長い。
早く帰れと言われるが、|先生《お前》のせいでしょといつも思っている。
明日もいつも通り、だそうだ。テストも今日みたいにないらしい。
そんなことなら、知らせなくていいと思うのは私だけか。
そろそろ|先生《アイツ》の話が終わりそうだ。
机を揃えたら、クラスのリーダー的存在の人がさようならと言った。
「サ、ヨォナラ…」とほぼ口パクで言う。
何の係でもないが、みんなの机を揃えるのがいつもの日課だ。
ちゃんと机を揃える係がいるが、やっていないので
代わりにやっている。誰も気づいていないが。
--- 教室の電気を消した。 ---
もうそろそろ最終回かもです。
小説書けましたー!やったー!www
当たり前のとある日常 最終回
当たり前のとある日常【当たり前】
帰り道。
人気が少ない廊下を一人で歩く。一人で。決して悲しくはなかった。
それに、朝より足取りが軽いのも当たり前だった。
階段を音を立てないように下りてゆく。部活もないから、皆帰るのが早い。
3階に私の教室がある、ということもあるが、何分かかっているの?
というほど、ゆっくりゆっくり下りてゆく。
|先生たち《アイツら》のキーボード音だけ残った玄関は、
静かで、涼しくてとても心地よい。
ゆっくり上履きを脱ぎ、きれいに揃えながら靴箱に入れた。
そして、半年以上履いている黒のスニーカーを手に取った。
毎週洗っているから綺麗だな、と心の中で自慢げに言う。
外を見ると、どんより雨模様。それも悪くない。
自転車置き場まで、早歩きで急いで屋根に入る。
自分の自転車まで着くと、隣にはもう誰もいなかった。
鍵を取り出し鍵穴にさす。
--- カシャン_ ---
この音は当たり前のように聞いている。
今日も雨が降っていた。カッパを着る。凄く面倒くさかった。
楽しくカッパを着るなんてことは今後あるのだろうかと思うほどだ。
かっぱを着ていよいよ学校とおさらばだ。自転車を漕ぐ速さは、至って普通。
陽キャの方たちと会わないように静かに帰る。
家が見えてきた。
何も変わらないいつもの家だ。そして、自転車の鍵を抜く。
カッパを脱がずに玄関の前に立つ。ドアを開けた。
--- なにもかもが変わらない毎日を今日も明日も。 ---
[あとがき]
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これまで見てくださっためっちゃ少ない方(は?)
ありがとうございました!!
最後はすこーしだけ「はてな」要素を足したつもりです♪
解説をしますと、ループしてるって感じですっ(?)
それに気づいてしまった女子中学生っていう感じになっちゃいましたw
これでとりあえず完結です!
ありがとうございました〜