こちらの作品はどんな年齢でも見れますが、小学中級(3年四年)以上の方が見るのがオススメです👀
切なさもあれば嬉しさもある、、的な小説です。
♪♪
主人公は幼き行商人。まだ7歳。
孤独な人生に悲しみにふけていた主人公は、小さな魔術師と会う。
2人はすぐに大親友になるが、、、。
切なさと幸せが混じった複雑な気持ちになる話である。
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目次
満面の笑みが見たかった
「朝なんて来るなよ、、」
主人公の行商人はまだ7歳。名前は花音。(かのん)
「夜のままが良いのにな」
太陽がのっこりと顔を出した。
「また太陽が来たか、、」
いつまでこの孤独な人生は続くのだろう、、。
もういっそ死んでも良いぐらいだ、、!彼女の名前は花音。
幼き行商人だ。毎日毎日色々なところを歩き回っては、売る。そんなの飽きてきた。
あぁもうやだ。誰か私に気づいて。抱きしめて!
お願いよ、、。ねぇ、、。
現実は厳しい。自分の考えが、、思いが、、誰かに伝わることもなければ、実現することも少ない。
「ああ、、私の両親はどこにいるの、、?」
両親のことは忘れていた。でも、、
「またねまた会おうね」
と言う優しい言葉だけ覚えている。
一体あれは誰の言葉だったんだろう、、。
神様教えてください、、、、。
花音は重たい足をのそのそ動かすと早速売りに行ったのだった。。
「こんなの、、うったて、意味ないのに]
もう誰も私に気づかないんだから。
さて短かったと思いますが、続きをお願いします。
満面の笑みが見たかった
「あはは!君ひとりぼっちこの闇に彷徨う。魂のよう」
「はあ?」
変な出会いが始まりました。。
コツンこつん手前の石を蹴りながら花音は洞窟を歩いて行った。
(もう、、誰もいないところで餓死でもなんでもしてやるよお、、)
花音はもうやだよーーと言いそうな顔のまま崖沿いを歩いていた。
(誰もいないよね。よし。)
花音が思い切って崖から落ちようとした時。
「あはは!君ひとりぼっちこの闇に彷徨う魂のよう」
と言う笑い声が聞こえた。
「はあ?なんですか、、?」
くるっと後ろを向くと緑色のフードを深く被った、狼みたいな、、変な奴がいた。
「は?誰?何?なんかよう?」
「もう!君かわいそうだなと思っただけさ!」
「うるさいなぁ。誰だよ」
その子は一瞬天井を見上げると
「ボクは魔術師のクロミスカ。よろしくね」
その子は少しためらいがちな笑顔を向けた。
さて今回はどうでしたか?クロミスカが出てきました。どんな結末になるのか楽しみにしていてください。
満面の笑みが見たかった
クロミスカと花音。2人の出会いは全くの偶然。。。これからどうなるのか、、それを予想しながら
読んでくださいね。✨
クロミスカは少しためらいがちな笑顔を向けた。
この子、絶対心から笑ってない。私と一緒。闇に包まれてる人だ。
ていうか、今魔術師っていたよね、、。魔術師って本当にいたんだ。
「、、、な世界だよね、、!ちょ、話聞いてる?」
「えっ💦」
んー?さっきなんか言っていたみたいだけど、、。
「ハァ、、君、名前は?」
「えっ、、花音、、」
「フゥンかのんっていうの。」
フードからパッチリとした大きな瞳が私を疑わしそうにみてくる。
何?何?何その視線。何か怪しんでる?それとも私何かした?
「君と初めて会った気がしないなァ、、」
「え(*´ー`*)」
何言ってるのw初対面なのにw
「初対面だよwww*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*」
「本当?」
「本当でーす!」
この子人違いしとるなw w(⌒-⌒; )
「分かった。違う人ね」
「そうだよーん!」
2人は叫びながら一緒に歩いて行った。
今回は少し長めにしました🤏
どうでしたか?楽しかったですか?✅
満面の笑みが見たかった
「さぁ一緒に行こう」
そう言われて私の胸はとくん!とくん!手を繋いで私は息を深く吸った。
これからは毎日が楽しくなる、、。そう思っていた。。。なのに、、私はあることを言われてしまった。。
クロミスカは笑う。けど、、それは私が見たい満面の笑みじゃない、、。私は、、そんなのしたくないよ。
クロミスカ。。
テクテク。まだ私の胸はとくんとくんしてる。ドクンドクンじゃなくてね。
軽くとくんとくん。ってなってる。クロミスカは熊耳を狼耳をひょこんひょこんさせながら歩いてく。
(なんだか可愛いかも、、💖)
荷物が重くてしんどい。でもこれからは楽しい毎日が続くぞ。と思えばそんなの関係ないかもね!
でも流石にしんどい、。休みたいよ、、。
「休みたいよ、、」
「え?言ってよ休みたいって最初から」
あっ。。つい口に出してしまった、、。💦
クロミスカの大きな瞳が見つめてくる。しばらく沈黙が続くと、クロミスカが大きくため息をついた。
「仕方ない。でもその前にお願い事があるんだ❤️」
「ん?何?」
クロミスカは一瞬迷うと、
「あのね、世界中のみんなを、、いやこの全宇宙みんなを56してほしい。」
「えっ、、」
私の困りきった顔を見るとクロミスカは笑う。
「あはは。無理?でもお願い。お願いだよ🥺」
「、、、分かった」
するとクロミスカはニコリと笑った。でも。それは私の見たい満面の笑みじゃない。
嫌だ。殺したくない!
やだやだやだやだやだやだやだ!
や
だ
よ
満面の笑みが見たかった
全てを殺すことになった花音。それは大切な人も殺すこと。花音は、誰かを殺さないと花音がクロミスカに殺される事も知ってしまう。花音の人生に大きなヒビが入る。
~~~~~~
「お前が誰かを殺さないと俺がお前を殺す。分かったな?」
感じがとても変わったクロミスカ。
「え。」
「ささっとやれよ。あー早くしてくれない?俺、暇」
花音が手を伸ばす前にクロミスカは消えていた。
「どうしよう」
「アーー。どうしよう!!!!!」
そんな事無理に決まってる。でもやめたら殺されちゃう。
「もうどうしようもない。助けてよー」
「ん?どうしたの?」
「ゑ」
やば。目の前に綺麗な姉さんが居る。。どうしよう!これ殺すんだよね??無理無理!
命を奪うなんて絶対やだ!これまでいろんなものを体験してきただろうに!
「でも」
「ン?どうしたの?」
「ごめんなさい!)
私は1人を殺した。
あーあ。やっちゃった。いややっちゃったでは済まないんだろうな。
「私おかしくなったみたい。」
みんな私のことちゃんと心配してくれてた。って今わかった。
「こんなことしたくない」
またしばらく会うとカップルがいた。デート中。彼の、手には指輪の箱がある。
結婚を申し込むんだ。
「みささん!俺と、、」
「ごめんなさぁい!」
私は2人を殺した。目の前のミサさんという人は絶句して警察を呼ぼうとしていた。
「あ、私捕まっちゃう」
「そうはさせないよ!はははは!」
ヒュン目の前に一瞬クロミスカが現れミサさんを殺した。
「く、くろみすか、、」
あーあ!やっちゃったようだね!
バカだな!あはははは!
絶対許さない(満面の笑みが見たかった)
花音は全てを殺すことになった。つまりこの世は花音とクロミスカしかいないことになる!
花音はどうするのか。花音の選択は?貴方はクロミスカを許す??
~~~~~~
「どうしよう。いっぱい殺しちゃった」
私は花音。私はいろんな人を殺してしまった。理由はクロミスカに言われたからだ。
「いやどうしようでは済まないね」
私がくるりと背中を向けると、、にこりと笑っていたクロミスカがいた。
「く、くろみスカ、、」
「どうしたの?声が裏返ってる!あはは。なんかかわいそー」
「そ、そんな」
「いやかわいそすぎる!かわいそうだから。。君のことも殺してあげる。殺せば悲しくないだろ?」
「そんな事ない!」
「じゃどうするんだよ」
花音は言葉にグッと詰まった。
「ね、殺す以外ない」
「そんな、、私はみんなを殺しちゃったから殺されないんじゃ???」
「ヘ〜君は誰かが、、殺されたとしても自分は生き残ってればそれで幸せなんだ」
「ッ!」
クロミスカの顔に少し悲しい笑顔が浮かんだ。
「て事で!君たちが殺した人たちの野望と憎悪を使って、、クク!」
「君を殺す。クク!」
「て事で!君たちが殺した人の憎悪と闇を使って、、クク!」
クロミスカの指が私にビシッと向けられた。
「君を殺す。」
「そ、そんな、、」
クロミスカは手をXの字にすると、空中に何やら不思議な文字を書いた。すると、、どうゆうことやら。。
ものすごい闇の光がクロミスカを包み、花音も包んでしまうと、、。クロミスカは邪悪な怪物に変幻していた。
「そ、そんな、、クロミスカなの??」
「そうだよギギ、、お前をkill。(殺す)そしテ、、ぜーんぶボクのモノ二、、ガガ、、」
急に毒々しい光が花音に降り注いだ。花音は慌てて避けた。光が落ちたところには闇が広がっていた。
「チ。避けらレタカ、。マ、いいや。どうせお前は攻撃もデキナイSmall fry(ザコ)ナンだから」
バビューンバビューン 闇の色をした剣が落ちる。火花が散る。激しいバトル。
「なーんだか動きがニブクなったネ!クフフ!」
「ハァハァ、、」
「よっしゃ!今がチャーンス!」
クロミスカは指から包含を打った。
「あー。。もう終わりダァ、、)
花音は覚悟をした。しかし、、
カキーン目の前で包含を弾いた音がした。
「は、はあ??」
「残念だねクロミスか。。」
「おま、、シロミスカ、、!??」
「全部を闇にしようとしても無駄さ!」
そんな。バカな!(満面の笑みが見たかった)
「おま。。シロミスカ!」
「クロミスカ!お前の思う通りにはさせないッ!」
「どんだけボクの邪魔するの?それならいいよ!お前もザコと一緒に殺す!」
シロミスカ。それは白銀のフードを被った、うさぎのような子だった。色などが全く違う以外、そっくりだ。
「それはどうかな?僕は、、君を救いにきたんだからね!」
「は?何バカなことを言ってるの?」
そういうとクロミスカはシロミスカに襲いかかった。
カキーン!ものすごい音がする。シロミスカが攻撃を防いだのだ。
「チッ。お前もザコのクセニ!」
「、、君が目を覚ますまでこの戦いは終わらないよ!」
キンキンキンキン。鉄がぶつかり合う音。荒い息。
「体力が減ってきてるヨウダナ」
「それは君もじゃないの、、?」
キンキンキンキン。ガッ
「うっ。。」
「クロミスか、、目を覚ませ」
シロミスカがクロミスカを叩きつけようとした瞬間。。
「ゔあ''っァァ!」
すごい竜巻がシロミスカを吹き飛ばした。
ガシャーン!!!!!鉄の柵におおあたり。
「死ねぇえー!」
「、、、、ッッ!」
カコーン
「は??」
「、、、?」
「まさか!!ザコが攻撃できるわけ、、」
クロミスカが見たのは攻撃をしていたかのんだった。
「そんな、、バカな!」
空に羽ばたくレインボー色の。(満面の笑みが見たかった)
「えっ。攻撃できないんじゃナイノ、、ッ?」
「クロミスカ!目を覚ませ!」
あっ。しまった。。
ガコーン
「ヴ。。。」
もう終わり、、?え?死んじゃうの、、?
ポロポロ涙が溢れる。やだ。。死にたくないよ。。
「ハァハァ。」
「、、、!」
クロミスカは倒れた。
「く、くろみスカ、、?」
私は意味わからなくなった。クロミスカはしんだ。つまり私たちが勝ったのか。。?
でも勝ったととしてもやはり人を殺した罪悪感は残る。
「シ、シロミスカさん、、」
「、、何、、?」
「私、、人を殺しちゃいましたよ、、」
「そうか。。それは僕もくろみスカも同じだけど。。」
「でも、、同じだからっていいわけじゃないです」
シロミスカさんは、倒れたクロミスカに手を当てると、ためらいがちに口を開いた。
「あの、、言いづらいんだけど。。クロミスカは、、元々人間だったからね」
「ゑ?」
「うん。びっくりするよね。。まぁナンで言えばいいの??クロミスカは元々優しい父親らしいんだけど。ある日突然死んじゃったんだ。母と子を残し。それで。。その父の、恨み憎悪悲しみが混じってごちゃごちゃな感情として生まれたのが、、クロミスカ」
「そ、その後お母さんは、、」
「あぁ。。お母さんはその後死んだよ。幸せを持ったままね。残された少女は母の思いを引き継いで、行商人として今も生きている」
え?それってまさか私の、、
話、、?
「。、、、、???」
自然と涙が溢れた。
「んじゃ。そろそろ僕ともお別れかなぁ」
「え、!」
「じゃさようなら」
空に羽ばたくレインボー色の三原色。
空に羽ばたくレインボー色の鳥。
空に羽ばたこう。いつの日かあなたの満面の笑みが見たい。
君と私は初対面なんかじゃなかったんだね。
空に羽ばたくThe Sky
満面の笑みが見たかった
キキョウの花咲く丘を歩いていく花音。
「わあいい匂い。。」
花音はうっとりしてキキョウを一本つんだ。
「ん?あっちに光が見えるな行ってみよう」
花音が光を追って歩いていくと、そこには扉があった。茶色の扉。
「鍵かかってるのかな」
花音が試しにドアノブをかちゃりとすると扉が花音を招くように開いた。
「わぁ。いったい奥には何があるのかしら。行ってみよう」
花音が中に入ると、、空気が変わった気がした。何だか別の世界にいるみたい。
「ええ。何処?ここ?」
すると急に頭の中に声が響いた。
「ようこそ!パラレルへ!」
パラレル?並行世界という意味だろうか。
「パラレル?あなたは誰?」
「ボクの名前?名前なんてどうでもいい。まぁ世から消えた物、、支配人と呼んでくれ」
「わかりました。支配人さん。私はどうしてここに来てしまったのですか?」
支配人は明るい声で
「君がドアに入ったからだよ!まぁ、正直に言えば、ボクが君を招いたんだけど」
「招いた、、?」
「また君と会うため。君の笑顔を見るためにね。」
なんだろ。何処かで聞いた声。
「まぁそこは置いといて!君にはプレゼントがあるのだ。」
「プレゼント?」
「前を見て!」
前を見ると、キキョウの花があった。
「そのキキョウの花をプレゼント。」
「なんでキキョウなの?」
「、、。まぁいいじゃん!」
支配人は話を逸らすと、明るい声で微笑んだ。
「ボク、笑ったの初めて。くすくす」
「そうなんだ、、」
「おっとそろそろ時間だな!じゃバイバイ!」
ものすごい光が花音を包み、、、目を開けるとそこは花音の家だった。手にはちゃんとキキョウの花があった。
「なんでキキョウなのか知らない。けど支配人が誰かはわかった」
「君は笑えたんだね!クロミスカ!」
キキョウの花言葉「永遠の愛」
満面の笑みが見たかった。完結!
ふふ。ボクは支配人。読んでるきみをパラレルに連れてきたよ!
さあ!行くよ!準備はできてるね?しゅっぱーつ!
なぁんと!このシリーズ完結したんだってよー!
いやみじかい間読んでくれた人たち本当にありがと!主は新しく二次創作の小説を作るらしいよ!楽しみにしといてね!
じゃあ特別企画❣️としてこの話を簡単にまとめます!
まず、行商人のカノンちゃんは、ある日洞窟でクロミスカという魔術師と会う。これからは幸せな毎日だよー!!と思ってたら、クロミスカに全てを殺せ。と言われる。そしてみんなを殺した花音の前に本性を表したクロミスカがくる。そして殺した人たちの野望を使いモンスターとなり、花音を殺しにかかる。しかし、シロミスカに止められ結局はクロミスカは死ぬ。
という感じかなぁ。。さてと!1話からこの10話まで読んでくれたきみに!ガーベラ(桃色)を渡そう!
なんでガーベラ桃色なんだって?まぁそこはしらべてくれよ。
主&支配人「今までありがとうございました!」
支配人「さて、新しい小説もよろしく!」
今回で終了となります!ありがとうございました。ちなみにガーベラ桃色の花言葉は、永遠の感謝です。
では新しい小説もよろしくお願いします。