「星羅くんと紫乃くんの別れ」は8月19日から毎日一章ずつ公開。
時刻は午前6時です。
BLですので苦手な方はお控えください。
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目次
星羅くんと紫乃くんの別れ 第1章 星羅と出会う
雪が降るような日だった。
新しいアパートに引越してきたばかりの紫乃は、外出する前に窓から外を眺めていた。
不意に、向かいのアパートからひとりの青年が出てくるのが見えた。
彼はなにかを探すようにあたりを見まわし、それから紫乃の部屋を見上げた。
二人は目が合った。
青年は微笑み、紫乃もつられて笑みを返してしまった。
次回二章!
意外と長く書いてるイメージだったけどそんなことなかった…?
星羅くんと紫乃くんの別れ 第2章 紫乃と星羅
星羅は紫乃の前でいつも穏やかだった。
二人はよく一緒にいるようになり、星羅の部屋で紅茶を飲んだり、
本を読んだり、ときには紫乃の部屋でゲームをしたりした。
星羅はどんなときでも穏やかで、それが紫乃を落ち着かせた。
でも、星羅のことをなにも知らないというのは、紫乃にモヤモヤとした不安を与えた。
次回三章
星羅くんと紫乃くんの別れ 第3章 星羅の秘密
ある日のことだった。
星羅は紫乃と一緒にアパートの近くの公園に行き、ベンチに座って雲を見上げていた。
突然、星羅が寂しそうにささやくように言った。
「ね、紫乃。もうじき、ぼくはこの街を離れなきゃいけないんだよ」
紫乃は驚いた。
どうして?と聞くと、星羅はためらいがちに、でも決意するように言った。
「ぼくはね、追われているんだ。故郷を出てからずっと」
次回四章
この先気になる?
星羅くんと紫乃くんの別れ 第4章 いざなわれる
星羅の告白以降、紫乃はモヤモヤした気持ちを抱えたままだった。
でも、不思議と星羅に対する気持ちは変わらなかった。
星羅は変わらず穏やかで、紫乃は彼との時間を大切に思った。
でも、心の奥には不安がつきまとった。
やがて、ある晚ごとに、星羅が部屋を訪れるようになった。
窓の外は雪が降りしきり、二人はカコーンと閉じこめられたように、
星羅の胸にうずめ、互いのぬくもりを確かめあった。
次回五章
お楽しみに!