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目次
腐女子で百合なんて聞いてねぇぇぇぇぇぇ!!!!!
昼下がりの春のカフェにて、目の前の戦友、莉乃は言う。
「付き合って~」
なぜ、こうなったか出会いから振り返ってみよう。
まず、莉乃は小学生からの友達だ。中学生で一緒に腐に目覚め共に深めた親友、戦友とも言える。その友が今目の間で「付き合って~」と言っている。
回想終わりっからの謎のゲシュタルト崩壊が迫ってきた......
きっと推しのせいでおかしくなってるんだろう!!春ってなんかほわほわするしね!
「美夏?大丈夫?」
こちらは莉乃のせいで大丈夫じゃないけどネ!?!?!?
「えーと。その発言にはどんな意図が込められておるのでしょうますか?!」
「日本語おかしっwwそのままの意図でございますよ?美夏が好きだから付き合いたいって」
はい、最後の一握りの可能性も儚く散りました。どうしましょう(???)
「なんで私?」
「ん?ずっと一緒にいたら好きになっちゃった☆」
☆じゃねぇわ!!しかもタイミングおかしいだろ!!!
「いや、じゃあなんでこのタイミング?」
「え?百合いけるって美夏が言ったから」
トン・トン・トン・ぽかーん。
微妙な間が流れる。周りのほんわかした春のムードと反対に私たちの周りだけ冬が戻ってくるようだ。
確かに私は昨日電話で推しトークをしていた時に言ったかもしれない。
「ただリアルとは聞いてねぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇ」
続
短いし、思いつきなので構成全くなってないですね。続くかもわからないのに続って書いてるしね.....まぁ続いてほしいと思ったらどうぞ、ファンレターください。
2話
ファンレターくれたんで続きかきます。すっごいファンレター嬉しいの分かってくれ......出来はあしからずっ!!
私は、あの後返事もせずにカフェを飛び出してきてしまった....
でも...ね?いや、莉乃がリアル百合好きとは知らないじゃんっ?確かに百合もいけるとは言ったから私が悪いって言う人もいるかもしれないけど...ね?
っっっっっって私は誰に弁解してるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえず今回は急に言い出してきた莉乃が悪いっ!!
とりあえずこんな時は推しカプを見て癒されるに限るっ!!!!
ぴんぽーん
ん?誰か来た?
「おーい、莉乃の告白から逃げかえってきたんだって~?」
「人の痛いとこ突くなよ.....家出禁にするぞ?|亜鯖《あざば》」
まぁそう言いながらドアは開けるけどね
「で、先生今回のコミケ作品は?」
「おい〇すぞイケメン女子」
私の周りに殺意が集まり、亜鯖の首に自然に手が.....
「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ。」
「じゃあその事には触れるな分かったな?」
「ハイッ」
一応説明しとくと亜鯖は何かと私と莉乃に突っ掛かってくるイケメン女子。スパダリ。同じ会社の同じ部署なので何かと話したりする。
「で?今日は何の用で?」
まぁ普段飲みに来たりもするしろくな用じゃないと思うけど。
「莉乃の応援☆」
......お前かぁぁぁぁッぁぁぁぁぁッぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
続
3話
ふぁんれたっファンレタッファンレタッが欲しいよぉ.....
ってことで第三話。(切り替えが早いって?気にすんな☆)はりきっていこ~出来は悪しからずっっ!!
まぁあの後少し乱闘(笑)がありなんだかんだで亜鯖を〆ることに成功した。
「亜鯖、莉乃になんか吹き込んだのか?」
きっと美夏がおかしいのは春の伊吹と押しの尊さと亜鯖の発言のせいだろう。私はそう考えて亜鯖の首に手をかけ........ないよ?え?ないよ?
「いや.....莉乃に相談されたから応援しただけでさぁ。」
「一字一句間違えずに言え。その時の内容を。」
私のかつての穏やかな親友であり戦友を取り戻すんだ!!!!
「......」
サァァァァァァァと分かりやすく亜鯖の顔色が青くなる。きっと黒だろう。
「ちょっと俺は用事が....」
私が目の前にいるというのにぬきあしさしあしと言いながら逃げていく亜鯖の頭は壊れたのだろうか....(主に美夏の殺気のせい)
「返すわけ無かろう?」
私がニコッと笑顔で言うと亜鯖は駆けだしてきた。とっさに避けれなかったせいで私の体制が崩れる。
ぼふっ
ギリギリ亜鯖が調整したのか私はクッションに乗ってるけど....上に亜鯖が乗っかる形になってしまっている!!??
「あ、ちょっごめん」
「ちょっ早くどいてッ」
亜鯖の足に何か絡まってなかなか起き上がれないみたいだ。
開いたドアの先に人影が見える。
「え。どーゆー状況」
「.......なんで莉乃がいるんだぁぁっぁぁぁ!!???」
続
4話
現在、亜鯖に床ドンされ、そこを莉乃に見られているのですが全く理解できません。
「あ、ちょっ!?いや、これはな?事故!!そう事故なんだ莉乃!!」
うん、完全に否定の仕方が犯人のそれなんだよ、亜鯖。
「とりあえずどけ、亜鯖!!」
クッションというか人を駄目にする奴だから体沈んで動きにくいんだよ。
「で、説明してね?亜鯖?」
うん、口調とかいつも通りなんだけど怖いわ。笑顔が怖いよ莉乃よ。
とりあえず修羅場になる雰囲気しかないから出よう。逃げよう。
「私はちょっと、飲み物を買ってk」
「美夏?ニガサナイヨ?」
あ、人生終了のお知らせでーす。
逃げようとしたから亜鯖にも睨まれてるし。
「で、何であんなことになってたの」
おっふ、亜鯖に思いっきり抜け駆けしてたら許さないって視線が......
「いや、事故なんだって。たまたま体制崩して」
「そうそう。亜鯖が押し倒してくるのが悪い」
「押し倒す......」
あれ。なんか、莉乃の体から殺気が......
「美夏ぅぅぅぅぅぅぅっぅう!!!!」
「へ?」
なんかしたっけな。私
「亜鯖、テメェ殺してやっからこっちこいヤァ」
あーなんか大変なことなっちゃった☆
続
5話
現在進行形で亜鯖が殺されそうになっている修羅場でございます。
「莉乃~一旦落ち着こうか」
「落ち着けるわけ無いでしょ!!私の美夏がこんな、こんな、スパダリに勝てるわけないじゃぁぁぁぁん」
いや、なんか唐突に泣き出した。
というか言い方が私が性格以外スーパーダーリンの亜鯖に堕ちたみたいな言い方やめてくれ。
「ほら、泣かない泣かない。いい年なんだからさー」
「だって、好きな人が別の人に床ドンとかされてたら泣くじゃん......」
上目遣い、泣き顔、ドチャクソカワイイは反則じゃない......?
あ”-あ”-ワタシハジブンデユリハシタクナイヨー
「美夏は私の事どう思ってるの......」
ヤベェ、フラグが半端なくヤバイ。
回避、せめてたたき折れないなら回避で
「ごめん、一人悩んでるところ悪いけど作者が感情描写ばっかり書きすぎて状況伝わってるか分かんないって。後、莉乃寝てる」
「うん。作者今言う事かぁ!?」
後二言目のほうがまぁまぁ大事だったぞ。フローリングで寝たら寒いでだろ絶対。
「あー、なんでこんな酔ってるんだか」
「美夏がフッたからじゃない?」
「まだ、フッてはない」
逃げ出しただけなんだよなぁ。とりあえずもう遅いし莉乃は泊めてくか。
「でも、決着着けないとお互い苦しいだけでしょ」
「何でこんな時ぐらいしか亜鯖さんは真剣じゃないんですかねぇ」
「相談されたことは最後まで見届ける性分なだけだよ」
はぁ~決着といってもどうすればいいんでしょうかね。