葬儀屋 鶴丸南雲の小噺

編集者:虚塔
葬儀屋を営む男性 鶴丸南雲が語る怖い話シリーズです。 葬儀で起こった怖い話から、心温まる物語、時には胸を抉る人と人の恨みつらみ。 摩訶不思議な話を、心を込めて語らせて頂きます。 『皆様お立合い』が始まりの合図。 どうぞ心行くまでお楽しみくださいませ。 今宵も、鶴丸南雲の怖い話が始まります。
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目次

    葬儀屋 鶴丸南雲の小噺

    皆様。お初にお目にかかります。私、鶴丸南雲と申します。しがない葬儀社員でございます。名前が名字のようだとよく言われますが、名付けの由来は良く知りません。 さて、今回は皆様に、私の体験談を少しお話させて頂きたく参りました。初めてなので至らぬ点もあるかとは思いますが、最後までお付き合い頂けると幸いです。 それでは皆様、お立合い。鶴丸南雲の怖い話、はじまりはじまりでございます。
    皆様、今回の話は如何だったでしょうか。 匂う筈のない線香、鳴る筈のない御鈴、そして点く筈のない照明。 果たして原因は何だったのでしょうか。 亡くなった男性の最期の訴えだったのかも知れません。何かに目を向けて欲しかったのか、将又ご遺族に伝えたいことがあったのか。もしかすると偶然が重なっただけの事象だったのかも知れませんね。 勿論、真実は誰にも分かりません。真実を知っている者がいるとするならば、とっくに灰となってしまった故人様だけです。 それでは、今回はこの辺で筆を置かせて頂きます。 私の話にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。私が体験した奇妙な話はまだまだございます。機会があれば、他にもお話させて頂きたく存じます。 それでは皆様、良い夜を。 もし、葬儀のことでお困りであれば、この鶴丸南雲をどうぞ御贔屓に。心穏やかなお別れを、誠心誠意お手伝いさせて頂きます。

    葬儀屋 鶴丸南雲の自己紹介

    皆様、こんばんは。鶴丸南雲でございます。 以前の話を聞いて下さった方々、誠にありがとうございます。今後も様々な小噺をお届けできればと思っております。 さて、今回は改めて自己紹介をさせて頂きたく参りました。 何卒、宜しくお願い致します。
    鶴丸南雲の自己紹介でした。 自身で読み返すと、少々気恥ずかしさもありますが、皆様に少しでも親近感をもって頂けると嬉しいです。 それではまた、次回の小噺でお会いしましょう。 本日はありがとうございました。皆様、良い夜を。

    葬儀屋 鶴丸南雲の休日

    皆様、こんばんは。鶴丸南雲でございます。 本日は私、勤めている会社から休日を頂いております故、それに伴い怖い小噺はお休みと致します。 今日という一日は愛しの妻と過ごす予定ですので、皆様野次馬は結構ですが、なるべく邪魔をしないようお願い致します。 それでは、皆様お立合い。……立ち会って頂きたいわけでもござませんが……鶴丸南雲の休日でございます。
    さて、皆様。本日はただ単に、私が休日を過ごすだけの小噺でした。葬儀も怖い話もありませんね。ですが、私も一人の人間です。休日を楽しむこともございます。 何の時間というわけでもございませんが、私の新たな一面を目にしたと前向きに捉えて頂けますと恐縮です。 それでは、本日はここで筆を置かせて頂きます。 ありがとうございました。また次の小噺でお会いしましょう。