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目次
人生万事塞翁が虎 その壱
私は…何故か少年に捕まっている。
「し、死にたくなければさ、さいふを置いていけ!」
……少年、君は強請りには向いてないよ…。
それにしても面白い子だね。
命知らずと言うか何というか…。
まぁ多分?
餓死寸前で色々限界なのだろうねぇ
「お、おい…?」
なんか食べ物とかお金持ってなかったっけ…
「すまない少年…私も無一文だ…ほらこの通り」
私は|外套《コート》のポケットをヒックリ返し振って見せる。
「はぁ…そうですか」
「た・だ…」
「ただ…?」
「お茶漬けの素!」
「茶漬け!」
「そしてタッパーに入った白米!」
「白飯!」
「そして!タンブラーに入った白湯!」
「温かい!」
「これで何ができる!」
「お茶漬けができる!ご馳走だ!」
「その通りだ少年!お茶漬けで良いのなら此れを全てあげるよ」
「良いんですか!?有り難くいただきます!」
「その代わり…」
「ゑ゛…その代わり…?」
「もう少し経つと其処の川の上流から人が流れてくる」
「はぁ?」
「その人を助けるともっとお茶漬けを食べられるよ」
「いや、それその代わりと言うか…僕の利益じゃないですか?」
「んー…今はそうなのだけどね?まぁ、後々わかるよ」
「は、はぁ…まぁ、わかりました」
「うむ!じゃあまたね」
少年に《《自殺|趣味《マニア》》》を助けさせる約束をして私はまたその時が来るまで旅を続ける。
新しい時代の幕開けに胸を躍らせて鼻歌を歌いながら___
皆さんこんばんは~!
亡霊二葉亭ひみのです!
おい、糞作者!
何で私が消えてる?!新しい二葉亭ひみのが製造されてるぞ!?おい?!
「あっははははは…」
目をそらすんじゃないよ、目を。
「えっとね…。猟犬、データが消えた✯正直言うと猟犬って全部書きだめだったんだよねぇ…」
「そんなやつのデータが吹っ飛んだ。しかも7回目。私の鋼のメンタルはボロボロさ」
キショ…((引
「いや酷い。次のひみのちゃんは優しい子が良いな」
私を消したのに?
「いや、ほんとに!それは悪かったと思ってるよ!?ごめんね!?」
酷いもんだよ。全く
「ううぅ…」
ま、良いや。海嘯さんたちとのコラボで私は一応生きてるからねぇ
「その通り!」
逃げ道を見つけて喜々と目を輝かすんじゃないよ
「いや…」
まぁ新しいひみのちゃんをよろしくね。
「では!おつぐろ!」
人生万事塞翁が虎 その弐
僕は女性に貰った茶漬けを平らげ、約束を果たすために川を眺めていた。
……んん????
眺めていると、足(?)が流れてきた。
…この足(の持ち主)が救うように言われた人なのか……?
違うにしろそうにしろ、溺れている人をほうっておく訳にはいかないので川に飛び込み足(省略)を助ける。
「ゲホッ…ケホッ、けほ…」
僕は飛び込んだ拍子に気管に入り込んだ川の水に噎せながら助けた人物をちらりと見る。
男はぱちっと目を開けると|先刻《さっき》まで溺れていたとは思えない速さで起き上がった。
「あ、あんた川に流されてて……大丈夫?」
「__助かったか…………ちぇっ」
『ちぇっ』つったかこの人!?
「君かい、私の入水を邪魔したのは」
「邪魔なんて!僕はただ助けようと__入水?」
「知らんかね、入水。つまり自殺だよ」
「は?」
何を言ってるんだこの人は。
「私は自殺しようとしていたのだ。それを君が余計なことを___」
「は……はぁ」
あれ?僕、いま怒られてる?
「あ、でも…」
「ん?」
「僕があなたを助けたのはとある女性に頼まれたからです」
「ほ」
なんだ"ほ"って
「ほ?」
「ん゛ん゛…どんな女性だった?」
「ど、どんなって…綺麗な人?」
「んん…」
苦笑いされた。解せぬ。
「あ、緑色の髪色で、毛先が白くて…サングラスを付けていました」
「!!…その女性は黒くて丸いピアスを付けていたかい?」
「えっと…あ、付けてました」
何でそんなことを聞くんだろう。
知り合いだったのかな。
…なら、自分でこの人を助けるはずだ。
まさか、|好敵手《ライバル》?
「…………ひみの?」
「え?」
「いや、なんでもないよ」
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ
「…クスッ」
「空腹かい少年?」
「じ、実はここ数日何も食べてなくて…」
ぐうぅぅ
「私もだ。ちなみに財布も流された」
「ええ?助けたお礼にご馳走っていう流れだと思ったのに」
「?」
「『?』じゃねえ!」
ひみのちゃんのファンクラブ作成依頼
リクエスト来たんで協力して(((図々しいわッッ!!!
お久しぶり、ひみのです。(本編じゃただの怪しい人)
猟犬の方をみててくれたひとは私のこと知ってるわよね。
そう、ファンクラブを使ったリクエストが来たので協力を依頼します!
私のことを応援してくれるよーって人はコメントを送ってくれると助かるわ。
人の集まり具合でリクエストを叶えられるかが決まります。
リクエストにお答えするためにもお願いしますッッ!
リクエスト内容
ファンクラブから一人選んでひみのちゃんとコラボる、みたいな内容になっています。
浮雲 人生万事塞翁が虎 参
お久しぶりだよひみのちゃん。
「黙れ駄作者馬鹿野郎」
「おォーい」
河原に男の声が響く。
「こんな処に居ったか|唐変木《とうへんぼく》!」
「おー 国木田くんご苦労様」
「苦労は|凡《すべ》てお前の所為だこの|自殺嗜好《じさつマニア》!」
「お前はどれだけ俺の計画を乱せば__」
「そうだ君、良いことを思いついた。彼は私の同僚なのだ。彼に奢ってもらおう」
急に僕に話を振られて変な声が出る。
「へ?」
「聞けよ!💢」
あの人ガン無視だな…
「君、名前は?」
「中島……敦ですけど」
「ついて来たまえ敦君。何が食べたい?」
「はぁ……あの……」
僕は答える。
「茶漬けが食べたいです」
謎の男(くにきぃ↑だ↓くぅ↑ん)の登場回でした。毎度思うけど大変だな…理想大好きマン…