「お前らは人間を滅ぼそうとしている!!」
理不尽な理由で人間から攻撃を受けるエルフ。
「我らの大切な国を攻撃するのなら……我らも戦いましょう」
これは人間とエルフの物語
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目次
森へ進軍せよ
カンカンカンカンと鐘がなる。時間を示す鐘ではない、空襲が来るという警告の鐘だ。
「ヴィン逃げるわよ!」
私は母に抱き上げられた
ヴィンディクタ・ウマノス、この時私は5歳だった。まだ戦争が何かわからない年に私は絶望を初めて知った。
「ママ、パパ、なんで逃げるの?」
必死に走っている両親に私は問いかけた。
「それはね、人間さんが攻撃してきているか……」
父は突然血飛沫をあげて倒れた、銃声と共に。そこには銃を持った人間がいた。そいつはニヤニヤと笑っていた
「へへ、俺はラッキーだぜ指名手配の2人が目の前にいるとはよぉ!ちゃっかり子供もいるのか可哀想に来世は人間に産まれられることを願ってるぜ」
私は母から降りて父に駆け寄ろうとしたが母はそれを止めて走り出した。
「パパが死んじゃったんだよ…なんで離れるの?」
私は涙ながらに問いかけた。母は少し間を空けて答えた。
「ママとパパはね、悪い人だったんだよ………。」
母はしゃがんで私をおろしてこう言った
「逃げなさい、ヴィン。まっすぐ、走って、走って。そしたら軍の基地があるから。」
「え……ママは?」
「多分死んじゃう、、ママとパパはね魔力が低いから戦えないんだ。ごめんね…ごめんね。逃げて」
その時の私は全てを悟って走り去った。
後ろからは銃の発砲音が聞こえた。でも走った。涙で視界がはっきりとは見えなくなっていた
ひたすら走ると大きい建物があった。多分軍の基地だろうと思い、私は入って行った。
「あの……ここは軍の基地ですか?」
泣くのを我慢しながら建物の中を進んでいった。
「そうだけど、どうしたの?お母さんとお父さんは?」
緑髪で三つ編みの女性がそこに居た。
「お母さんとお父さんは……」
その女性は中に入れてくれた。傷を治してくれた
「名前はなんていうの?」
「ヴィンディクタ・ウマノス。ママからはヴィンって言われてました」
そういうと女性はしゃがんでこう言った
「ヴィンちゃん、軍に入らない?あなたは多分だけどすごい子になるわ」
「わかった軍に入る。」
これが私の始まりだ
【登場人物】
・ヴィンディクタ・ウマノス
・緑髪の女性